薬物解禁大会「エンハンスト・ゲームズ」、来年ラスベガスで開催!!

薬物使用(ドーピング)を認める新しいスポーツ大会「エンハンスト・ゲームズ」が2026年5月に米ラスベガスで初開催される。トランプ氏の長男らが支援し、競泳や陸上での世界記録更新と高額賞金が話題に。一方で、国際オリンピック委員会(IOC)や世界反ドーピング機関(WADA)が強く反発している。

記事のポイント

・エンハンスト・ゲームズはドーピング容認の国際大会、2026年5月ラスベガスで初開催
・競泳50m自由形で元五輪選手が薬物使用で世界記録超えを主張
・トランプ米大統領の長男らが約14億円の資金支援を表明
・WADAやIOCは大会を「危険で無責任」と厳しく非難
・大会主催者は「人類の文化を変える革命」と大会の意義を強調

目次

ドーピング容認の大会概要

競技種目とルール

エンハンスト・ゲームズは来年5月21日から24日まで米ネバダ州ラスベガスのホテル「リゾーツ・ワールド」で開催予定。競泳(50・100メートル自由形・バタフライ)、陸上(100メートル、110メートル障害)、重量挙げ(スナッチなど)を実施。薬物使用は世界反ドーピング機関(WADA)が禁止するステロイド系筋力増強剤を含む使用を認め、医師の管理下で摂取される。

高額賞金と参加選手

世界記録を更新した選手には100万ドル(約1億4300万円)の賞金を授与。既に2024年パリ五輪競泳男子50m自由形5位のゴロメーフ選手が薬物使用かつ違反水着で20.89秒を記録し、09年の20.91秒の記録を上回ったと主催団体は主張。競技者個人の男女別で争い、国別対抗戦は行わない。元世界王者のジェームズ・マグヌッセン氏も大会への参加を表明している。

反発の声と懸念

スポーツ界と専門家の批判

世界反ドーピング機関(WADA)は「選手の健康と命を危険に晒す」と厳しく非難。米国反ドーピング機関(USADA)、オーストラリアの反ドーピング機関も危険性を指摘。立教大学の早川吉尚教授は「薬物解禁は命に関わり、スポーツの公平性と魅力を損なう」と警鐘を鳴らす。世界陸連のセバスチャン・コー会長は大会を「ばかげた話」と一蹴した。

国内選手やコーチの戸惑い

五輪メダリストや現役選手の間でも戸惑いが広がる。競泳元世界選手権2位の松元克央選手は「全く別物の競技であり、比較しないでほしい」とコメント。重量挙げの村上英士朗選手は「薬物を使った人が注目されるのは競技者として悔しい」と懸念を示す。

主催者の挑戦とビジョン

大会主催者デスーザ氏の言葉

オーストラリア出身の実業家アーロン・デスーザ氏は、薬物使用の解禁が「人類の文化を変革し、高齢化社会にも恩恵をもたらす」と熱弁。トランプ大統領の長男ジュニア氏らの資金援助により1千万ドル(約14億円)の資金を確保し、大会の開催準備を進める。薬物使用は医療目的で認可されたものに限り、科学的かつ安全に管理されていると強調。世界記録は進化した選手の手に渡り、従来のナチュラルスポーツに取って代わると信じている。

今後の展望と課題

主催者は競技のパフォーマンス向上と健康長寿市場の拡大を目指すが、ドーピング禁止の国際的ルールやスポーツ倫理との対立は深刻。大会の成功には広範な議論と理解が必要とされる。薬物を用いた人間の能力限界への挑戦が、スポーツ界に新たな波紋を投げかけることは確実だ。

まとめ

ドーピング容認の新競技大会「エンハンスト・ゲームズ」が来年5月、米ラスベガスで初開催される。トランプ氏の長男ら支援のもと、競泳や陸上で世界記録更新と高額賞金が注目を集めるが、国際スポーツ界からは選手の健康リスクやスポーツの公平性破壊を懸念する声が根強い。主催者は人類文化の変革を掲げ挑戦を続けており、今後の展開が注目される。

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