バスケットボールBリーグのB2プレーオフ決勝第3戦、アルティーリ千葉vs富山グラウジーズ戦は、5月19日に千葉ポートアリーナでの停電により中止となりました。リーグは再試合の調整を試みましたが、会場確保が叶わず、再試合は行わず「試合不成立」とする判断を下しました。これにより、試合結果および個人成績は公式記録に残らず、年間優勝チームおよび最優秀選手賞(MVP)の発表は後日行われます。
記事のポイント
・5月19日のB2プレーオフ決勝第3戦は千葉ポートアリーナの停電で試合中止
・リーグ規約に基づき、再試合の調整を進めたが会場確保ができず不開催に
・試合は「不成立」となり、公式記録には反映されない
・B2年間優勝クラブとMVPは決定次第発表予定
・停電は安全装置の誤作動によるもので機器は交換済み
・両チームは前日に中止決定時に握手を交わし、ファンからは落胆の声も
停電で中止となった第3戦の経緯
千葉ポートアリーナの停電原因
5月19日午後4時半頃、試合開始直前に千葉ポートアリーナで停電が発生。原因は施設所有者の千葉市によると、漏電時に作動する安全装置の誤作動によるものでした。故障した機器は1991年の建設当時から使用されていたもので、点検では異常が確認されていませんでした。停電による復旧見込みが立たず、試合は直前に中止が決定されました。
両チームとファンの反応
試合中止決定時、アルティーリ千葉と富山グラウジーズの選手はコート上で握手を交わし、互いに健闘を称えました。会場やパブリックビューイングに詰めかけた多くのファンからは残念がる声が上がりましたが、安全を最優先する判断に理解を示す声も聞かれました。
再試合不開催の決定と今後の対応
Bリーグ規約に基づく措置
Bリーグは規約第56条に基づき、40分間の再試合開催を検討しましたが、会場調整が難航。再試合の開催は中止から2週間以内に決定されることが原則ですが、調整不能のため「不開催」を決断しました。試合は「不成立」とし、試合記録は公式統計から除外されます。
年間優勝とMVPの発表予定
今季のB2年間優勝クラブおよびプレーオフ最優秀選手賞(MVP)については、後日リーグから正式に発表される予定です。富山グラウジーズはすでにB1昇格を決めていますが、シーズンの最終的な栄誉は未確定のままです。
まとめ
B2プレーオフ決勝第3戦は予期せぬ停電により中止、その後の再試合も不開催となりました。両チームのファンや関係者にとっては苦渋の決断となりましたが、安全と公平性を重視した結果です。年間優勝チームやMVPは後日発表されるため、今後の情報を注視しましょう。
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