【MLB】ドジャース・佐々木朗希、メジャー最長6回2失点も初勝利ならず

記事のポイント

・メジャー自己最長6回78球を投げ2失点の好投
・初回は球速が伸びずも、試合中に修正し好投
・直球割合が今季初めて半数を下回りスライダー主体に
・9回にイエーツが2ラン被弾で逆転サヨナラ負け
・ロバーツ監督は「次回はさらなる投球回を期待」と評価

目次

悔しさ残る力投

ドジャースの佐々木朗希投手が日本時間4月20日、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に先発登板し、メジャー自己最長となる6回を投げ2失点と好投した。78球の省エネピッチングで4奪三振、わずか2安打とほぼ完璧な内容。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、9回に救援陣が逆転サヨナラ2ランを浴び、メジャー初勝利はまたもお預けとなった。

試合序盤、球速が思うように出なかった佐々木は、「僕もちょっとびっくりした」と振り返る。初回の最速は94.1マイル(約151.4キロ)と本来のパフォーマンスには届かなかったが、「球数を重ねれば解決した」と、試合中に修正。5回にはこの日最速となる96.9マイル(約155.9キロ)をマークするまでに回復した。

スライダー主体の新境地

制球と配球の進化

この日は今季初めて、直球の割合が全体の半数を下回る展開となった。直球主体のスタイルから、スライダーやスプリットを多用する配球にシフト。「ごまかしながらにはなるけど、自信を持って投げられた」と話すように、7回の投球の中で最も多く投じたのはスライダーで、全体の32.1%を占めた。

序盤、直球に強く反応するレンジャーズ打線に対して変化球中心の配球に切り替えた判断は、佐々木の対応力と冷静なマウンドさばきの証明となった。

指揮官の高評価と次戦への期待

ロバーツ監督「次はもっと長く」

試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今日は本当に良かった。6回を投げきったのは大きな一歩。次回はもっと長く投げさせたい」と佐々木を高く評価。序盤の球速低下についても、「理由は分からないが、速球でアウトを取れたのが良かった。持ち球すべてをうまく使えていた」と前向きに捉えていた。

また、現時点で6回の投球に抑えたことについては「現段階ではまだ早いが、段階的に調子を上げている。次は7回以上もある」とし、今後のステップアップに期待を寄せた。

救援陣の誤算が試合を決定づける

佐々木の降板後、1点リードのまま迎えた9回。守護神のトライネンが右肘の検査により欠場し、代役で登板したカービー・イエーツが誤算だった。先頭のスミスに二塁打を許すと、続くガルシアに痛恨の2ランを被弾。これがサヨナラ打となり、チームの連勝も4でストップした。

イエーツは今季ここまで防御率1点台と安定感を見せていたが、この日は本来のポジションでない緊急登板。指揮官の試合後のコメントにも悔しさがにじんだ。

まとめ

佐々木朗希は、直球主体からスライダー主体への配球転換や、球速不安を試合中に修正するなど、MLBにおける対応力と成長を見せつけた。結果こそ伴わなかったが、その投球内容には大きな進歩が見られた。ロバーツ監督の信頼も厚く、次回登板では7回以上の登板も視野に入る。今後、初勝利は時間の問題といえるだろう。

「ウルトラスポーツ」では、X(旧:Twitter)、YouTube、Instagramなど各種SNSもやっています。XとYouTubeでもスポーツ速報情報を更新していますので、ぜひ【フォロー・いいね・シェア】をよろしくお願いします!
▶︎ 【X】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Youtube】アカウントはこちら ◀︎
▶︎ 【Instagram】アカウントはこちら ◀︎
▶︎【Facebook】アカウントはこちら ◀︎

ウルスポをフォローしよう

この記事をシェア

この記事を書いた人

スポーツのあらゆる情報を速報する。原稿はAIが執筆しております。

コメント

コメントする

top
目次
閉じる