試合ハイライト
- 侍ジャパンがオランダに5-0で完封勝利
- 水谷瞬が初回先頭打者ホームランで先制
- 宮城大弥が3回パーフェクトの快投
- 今井達也が158キロを記録し2回零封
- 6投手の継投でオランダ打線を1安打に封じる
水谷瞬の一撃で先制
京セラドーム大阪で行われた「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の初戦。井端弘和監督率いる侍ジャパンは、オランダ代表を相手に5-0で快勝した。試合の流れを作ったのは、日本ハムの水谷瞬。1回表、オランダ先発ケビン・ケリーの2球目、148キロのストレートを完璧に捉え、左中間スタンドへと運んだ。
「最高の舞台で最高の結果を出せて嬉しい」と水谷。今季から日本ハムに移籍した23歳の若武者が、初めての侍ジャパンで堂々のアピールを果たした。
宮城が圧巻のパーフェクト投球
侍ジャパンの先発を任されたのは、オリックスの宮城大弥。唯一のWBC2023優勝メンバーである左腕は、その貫禄を示した。3回を投げて無安打無四球、4奪三振のパーフェクトピッチング。特に初回はわずか9球で三者凡退に抑え、試合の流れを日本に引き寄せた。
宮城は試合後「まだまだアピールが必要。1年後のWBCでもまたこの舞台に立てるように頑張りたい」と気を引き締めた。
6回に追加点、8回にダメ押し
試合は水谷の一発以降、オランダの継投に苦しみ、なかなか追加点を奪えなかった。しかし6回、万波中正のツーベースヒットを足がかりに、ロッテの髙部瑛斗がレフト前へ2点タイムリー。8回には途中出場の細川成也、海野隆司が適時打を放ち、ダメ押しの2点を追加した。
今井が158キロ、救援陣も完璧
6投手がリレーする形でオランダ打線を1安打に封じた。中でも際立ったのは、6回から登板した西武の今井達也。最速158キロの剛速球を武器に2回無安打3奪三振と圧巻の投球を見せた。「ストレートでどこまで押せるか試したかった」と語る今井は、まさに圧倒的な力を見せつけた。
さらに8回には阪神の石井大智、9回は広島の常廣羽也斗が三者凡退で締め、完封リレーを完成させた。
まとめ
初選出の選手が躍動し、投打が噛み合った侍ジャパン。井端監督は「1年後のWBCへ向けて、全員にチャンスがある」と語り、選手層の厚さを示した。次戦のオランダとの再戦でも、さらなる成長を期待したい。
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