■ ヴィッセル神戸がグスタボ・クリスマンの加入を発表
- ポルトガル・サンタ・クララからMFグスタボ・クリスマンが期限付き移籍
- 契約は今季終了まで、背番号は「77」
- クリスマンはボランチと左サイドハーフでプレー可能な万能型MF
クリスマンの実力と経歴
■ ポルトガルで磨かれたテクニック
グスタボ・クリスマンは1999年生まれの25歳。ブラジル出身のMFで、18歳でポルトガルへ渡った。セントラルミッドフィールダーとしてプレーし、技術力とパスセンスに優れる。ポルティモネンセ時代には元日本代表GK中村航輔と共闘し、2023-24シーズンはサンタ・クララの主力として公式戦38試合に出場、2ゴールを記録。クラブの2部リーグ優勝に貢献した。
■ 今季の成績と特徴
2024シーズン、サンタ・クララでは公式戦20試合に出場し、リーグ戦では9試合で先発。3アシストを記録するなど攻撃面でも貢献した。ボランチと左サイドハーフの両方をこなせるユーティリティ性があり、戦術的な柔軟性を持つ選手だ。
怪我人続出の神戸、クリスマンの役割は？
■ J1開幕4戦未勝利の神戸を救えるか
ヴィッセル神戸は2025シーズン、AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）にも参戦し、過密日程の影響もあってJ1リーグでは開幕4戦で未勝利（3分1敗）と苦しい戦いが続く。現在の順位は14位と、昨季王者としては不本意な状況だ。さらに、主力の怪我が相次ぎ、選手層の問題も浮き彫りになっている。
■ クリスマンの期待される役割
クリスマンはボランチとしての展開力に加え、左サイドハーフとしての攻撃参加も可能。中盤のバランスを整えつつ、チームの攻撃力向上にも貢献できると期待されている。フィジカルが強く、運動量も豊富なため、ACLとリーグの両立を強いられる神戸にとって貴重な戦力となるだろう。
まとめ
■ 神戸の新助っ人・クリスマンに期待
J1開幕4戦未勝利の神戸に、新たな戦力が加わる。グスタボ・クリスマンはポルトガルで培った技術と戦術眼を武器に、中盤の強化に貢献することが期待される。怪我人続出のチームにとって、大きな戦力補強となることは間違いない。ACLとJ1リーグの二冠を目指す神戸の巻き返しに注目だ。
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