日本競馬界に新たな歴史!フォーエバーヤングが世界最高賞金レースを制す
- 日本のフォーエバーヤングがG1サウジカップ(ダート1800m)を制覇
- 1着賞金1000万ドル(約15億7000万円)を獲得
- 坂井瑠星騎手、矢作芳人調教師にとって待望の海外G1初勝利
- 香港の最強馬ロマンチックウォリアーとの壮絶な叩き合いを制す
- 馬主の藤田晋氏(サイバーエージェント代表)が興奮のコメント
激戦の末、フォーエバーヤングが世界最高賞金を獲得
ロマンチックウォリアーをゴール前で差し切る劇的勝利
現地時間22日(日本時間23日)、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたG1サウジカップ。日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4・矢作)が香港の最強馬ロマンチックウォリアーをゴール前で競り落とし、優勝を飾った。これにより、1着賞金1000万ドル(約15億7000万円)を獲得し、世界最高賞金レースを制する快挙を達成した。
レースは大外枠からスタートしたフォーエバーヤングが好位につけ、3番手をキープ。4コーナーでロマンチックウォリアーが先頭に立ち、押し切るかと思われたが、フォーエバーヤングが最後の直線で猛追。ゴール前で首差かわし、歓喜のフィニッシュを迎えた。
坂井瑠星騎手「負けると思った瞬間はなかった」
人生最高の瞬間を迎えた坂井騎手
フォーエバーヤングの手綱を取った坂井瑠星騎手にとって、この勝利は自身初の海外G1制覇となった。「負けると思った瞬間はなかったです。最高の瞬間です」とレース後に語り、喜びを爆発させた。また、この日はG2ネオムターフカップも制しており、獲得賞金は驚異の約17億円に達した。サウジアラビアでは騎手の賞金配分が10%のため、坂井騎手の“日給”は1億7000万円を超える計算となる。
矢作芳人調教師「最高の馬と確信」
名伯楽が確信したフォーエバーヤングの才能
管理する矢作芳人調教師も「私が手掛けた馬の中で最高の馬と確信しました」と断言。さらに「2回目のサウジC制覇でも、これほど感激するとは思わなかった」とコメント。矢作師は2023年にパンサラッサでサウジCを制しており、日本調教師として2勝目を挙げたことになる。
次走については「まずはドバイワールドカップ(G1・3月30日)を目指したい」とし、サウジCとドバイWCのダブル制覇という前人未到の偉業に挑む意欲を示した。
藤田晋オーナー「ヤバい、流石に興奮」
「ウマ娘」でも知られる藤田オーナーの歓喜
フォーエバーヤングの馬主は、サイバーエージェントの代表であり、「ウマ娘」でも知られる藤田晋氏。レース直後にX(旧Twitter)を更新し、「ヤバい。流石に興奮しました」と喜びを表現。日本の競馬ファンからも祝福のコメントが殺到した。
また、藤田氏の代理で表彰式に出席した坂東正積氏(坂東牧場代表)も「矢作先生をはじめチームの献身的なサポートに感謝します」と語り、関係者の努力を称えた。
サウジCデー、日本勢が圧倒的な強さを発揮
「日本が競馬場を乗っ取った」と公式Xも驚き
この日のサウジCデーでは、日本馬が合計4勝を挙げる快挙を達成。G2ネオムターフCをシンエンペラー、G2レッドシーターフHをビザンチンドリーム、G2・1351ターフスプリントをアスコリピチェーノが制し、まさに日本勢が競馬場を席巻した。
サウジCの公式Xアカウントも「日本がキングアブドゥルアジーズ競馬場を乗っ取った」と驚きをもって投稿。フォーエバーヤングの劇的勝利と、日本勢の大活躍が世界に衝撃を与えた。
まとめ
フォーエバーヤングのサウジC制覇は、日本競馬界にとって歴史的な瞬間となった。世界最高賞金15億円を手にし、矢作師や坂井騎手にとっても最高の結果となった。次なる目標はドバイワールドカップ制覇。この勢いのまま、日本競馬がさらなる世界制覇へ向かう。
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