記事のポイント
・広島が神戸を2-0で撃破し、9年ぶり5度目の優勝
・スーパー杯出場5回で全勝、勝率100%を維持
・アルスランと荒木隼人がヘディング弾で得点
・18歳の中島洋太朗がフル出場し、活躍が光る
・現行フォーマット最後の大会に5万3343人の観客が集結
広島、王者神戸を撃破し戴冠
新シーズンの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2025」が2月8日、国立競技場で開催され、サンフレッチェ広島がヴィッセル神戸を2-0で下し、9年ぶり5度目の優勝を飾った。広島は大会への出場5回すべてで優勝を果たし、勝率100%の偉業を継続した。
試合は開始直後から広島が主導権を握る展開に。前半12分、右サイドのDF中野就斗が上げたクロスにMFトルガイ・アルスランが頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。神戸は主力のFW大迫勇也やMF武藤嘉紀を温存しながらも反撃を試みたが、広島の堅い守備に阻まれ、前半は0-1で終了した。
荒木が貴重な追加点、広島が完勝
後半に入ると、神戸は55分に汰木康也を投入し、64分には大迫、武藤、酒井高徳を同時にピッチへ送り込んだ。しかし、広島の守備陣は集中を切らさず、カウンターからチャンスを狙い続けた。
そして70分、広島は右CKを獲得。MF菅大輝の正確なキックに、DF荒木隼人が打点の高いヘディングで合わせ、2点目を奪取。神戸は反撃を試みるも、広島の堅守を崩すことができず、試合はそのまま終了。広島が見事な勝利を収めた。
18歳MF中島洋太朗が躍動、チームメイトも絶賛
この試合で特に光ったのが、広島の18歳MF中島洋太朗の活躍だった。ボランチの一角としてフル出場し、巧みなボールさばきと冷静な判断力で攻撃を支えた。
試合後、先制ゴールを決めたアルスランは「彼の一挙手一投足を目に焼き付けてほしい。いずれ海外へ行ってしまうほどの才能」と絶賛。追加点を決めた荒木隼人も「天才。彼はすぐにいなくなるかもしれない」とそのポテンシャルを高く評価した。
まとめ
広島が2025年シーズンの幕開けとなるスーパー杯を制し、勢いに乗る形となった。一方の神戸は主力投入のタイミングが遅れたことも影響し、無得点で敗北。広島は12日のACL2ラウンド16でナムディン(ベトナム)と対戦し、16日にはJ1開幕戦で町田ゼルビアとのアウェー戦に臨む。一方の神戸は11日にACLエリートで上海海港(中国)と対戦し、15日のJ1開幕戦では浦和レッズとの一戦を迎える。
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