ロッテからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手（23）が、ロサンゼルス・ドジャースと契約合意したことが明らかになりました。インスタグラムでの発表を受け、日本中の注目が集まる中、侍ジャパンでともに戦った大谷翔平投手、山本由伸投手とドジャースの“投手トリオ”を形成する可能性が高まりました。
記事のポイント
• 佐々木朗希がロサンゼルス・ドジャースと契約合意
• ポスティングシステムを活用し、マイナー契約を締結
• 大谷翔平、山本由伸との“日本人投手トリオ”が実現へ
• 契約の決め手は育成プランや施設の充実度
• 3月の東京ドーム開幕戦登板の可能性も浮上
契約までの背景と詳細
佐々木朗希選手のポスティング申請が受理されてから約40日。20球団以上が獲得に名乗りを上げる中、佐々木は大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースを選択しました。契約は“25歳ルール”によりマイナー契約となりましたが、総額契約金ではなく、育成プランや施設の充実度が決め手となったとされています。
佐々木選手は自身のインスタグラムにドジャーススタジアムで撮影された写真を投稿。「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて振り返ったときに正しい選択だったと思えるよう全力で頑張ります」と意気込みを語りました。ドジャースは契約交渉中、編成トップが来日するなど熱心に獲得を目指し、最終的に佐々木の心をつかみました。
大谷、山本とのトリオが期待される理由
ドジャースは2023年シーズンにワールドシリーズ制覇を果たしたばかり。大谷翔平投手は右肘手術からの復帰を目指しており、山本由伸投手もNPBで数々のタイトルを獲得した実績を引っ提げて移籍しました。そこに最速165キロの豪腕、佐々木朗希が加わることで、MLB屈指の投手陣を形成する見込みです。
また、3月18日と19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦では、日本人投手が先発する可能性が取り沙汰されています。特に佐々木選手がアリゾナ州グレンデールでの春季キャンプでアピールを成功させれば、メジャー初登板が日本国内で実現するというシナリオも期待されています。
佐々木選手の新天地での挑戦
佐々木選手が所属するドジャースは、13年連続でポストシーズン進出を果たすなど、近年のMLBを代表する“常勝軍団”です。先発ローテーションは競争が激しいものの、佐々木は“エース級”の投球が期待されています。今季加入した左腕ブレイク・スネルをはじめ、グラスノーやゴンソリンなど実力派の投手陣が揃っていますが、佐々木の特長である剛速球と鋭いスプリットは独自の地位を築く可能性があります。
まとめ
佐々木朗希選手のドジャース移籍は、日本だけでなく米球界でも大きな話題となっています。“投手トリオ”の結成によって、ドジャースは再びワールドシリーズ連覇を目指すことができるでしょう。佐々木選手の挑戦がどのような成果を生むのか、注目が集まります。
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