直前テスト延長本番
今年、開催20回目の節目となるバーレーン・インターナショナル・サーキット。オープニングを飾るスターティング・グリッドです。
チーム体制遅れてのアルピーヌ最後列ガスリーとオコン。春の鈴鹿のその後にホーム控えるサージェント、ジョウ。ボッタスとマグヌッセン、ヒゲが似合う8列目のオヤジたち。ひとつ前には裕毅の先輩たち、リカルドとアルボン。チームメイトに圧倒されたストロール、1000分の7秒差逆襲誓う角田の勇姿。小松スピリッツとともにヒュルケンベルグ、来年のティフォシへハミルトン。F1界のM1王者ピアストリとノリス=ザ・マクラーレンズ。昭和の星だ!アロンソ6番手、中南米の太陽ペレスTOP5。来年あるかもサインツ&ラッセル、セカンドロウ。ニューイヤーも譲れない最前列は、ルクレールとフェルスタッペン。以上20台によるサタデー・ナイト・ヒートです。
太陽が沈んで始まるザ・ロンゲスト・シーズン、砂漠の風はフォローかアゲインストか!?シグナル・ブラックアウトー
優勝はフェルスタッペン。去年秋の鈴鹿から8連勝!通算55勝目、ポール・トゥ・ウインで開幕戦を飾りました。2位に予選5番手のペレスが入り、レッドブル・ワンツー。ニューマシン攻めの進化でライバルを突き放します。3位表彰台には来季への手応えとともにサインツ。ルクレールは、ブレーキ・トラブルを思えば4位フィニッシュなら。5位以降は、メルセデス・マクラーレン交互にラッセル-ノリス-ハミルトン-ピアストリ。アストンマーティン=アロンソ-ストロールまでが入賞をはたしています。シン・ザウバー=ジョウ11位、小松新代表ハースの門出12位マグヌッセン。13位リカルド14位角田のRBは、チームオーダー以前にピット戦略を見直すべき。15位アルボン、16位ヒュルケンベルグ。順位を上げても頭抱えるアルピーヌ、17位18位オコンとガスリーどん底感…19位ボッタス、20位サバイバル・シーズン=サージェント。F1史上初の開幕戦全車完走で、次週に向かいます。
紅海割れの奇跡は…
日曜日からのラマダンを前に、2週連続の木・金・土曜開催。今年で4回目、ストリート世界最速=サウジアラビア・ジェッダ市街地コースが舞台です。なお、サインツは2日目に虫垂炎手術を行い欠場。18歳イギリス人オリバー・ベアマンが急遽P3からドライブすることになりました。
砂漠に浮かび上がる光のオアシス、スターティング・グリッド。P3壁に当たって最後列ジョウ・グァンユーとサージェント。ガスリー、オコン砂漠で方向見失うアルピーヌ・ブービーライン。新生ザウバー=ボッタスと新代表ハース=ヒュルケンベルグ。次戦2年ぶりホームへリカルド、マグヌッセン24戦ふるさと遠く。虫垂炎の苦しさ知るアルボンと巡ってきたチャンス跳ね馬プーさん=ベアマン。TOP10ストロール、一角崩したユウキのカメハメハ~。ハミルトン/ラッセル、メルセデスはこの順番で良いですか。ノリス、ピアストリ3列目マクラーレンの切磋琢磨。去年3位アロンソと優勝ペレス によるポディウム椅子取りゲームの白熱。5戦連続ルクレール/ フェルスタッペン、フロントロウ・アワーのサプライズは!以上、20台によるアラビア半島サバイバルです。
アラビアンナイト・プラネットーフォーメーションLAPから波乱の予感は、ガスリーのギアボックス・トラブルで今季リタイヤ1号に。レース序盤には、ストロールがクラッシュ・リタイヤ1号となりセーフティカー導入の間にほとんどのクルマが唯一のタイヤ交換を済ませることになりました。
優勝のフェルスタッペンはPPスタート18連勝で、自身通算100度目の表彰台を飾りました。ペレスが続いて、レッドブル開幕2戦連続のワンツー。ルクレールは3位&最終ラップでファステスト獲得。4位ピアストリ、5位アロンソ、6位ラッセル。フェラーリ代役ベアマンはデビュー戦7位の健闘で、堂々ドライバーズ・オブ・ザ・デイに輝きました。8位ノリス、9位ハミルトン。ハース=ヒュルケンベルグの10位入賞は、小松代表にとっての記念すべき1ポイントの一方で、12位マグヌッセンによる角田への妨害走行での同僚アシストは…。角田は予選9位も、決勝でのペースが上がらず14位チェッカーに加え、レコノサンスラップ時のアンセーフ・リリースによる5秒ペナルティ加算で結果15位降格となりました。次戦からは、いよいよオセアニア=アジア・ラウンドです!!!
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