【Wリーグ・山梨クィーンビーズ】10か月後へのプロローグ

姫路戦との連戦が終わって2日、今日は11月11日からのトヨタ自動車戦に向けての打ち合わせに参加しました。打ち合わせの前に、事務所にいたマネージャの内田茉奈がこんな話をしてくれました。

昨シーズン2月の対姫路、81‐73で初戦に勝利したクィーンビーズ、翌日の第2戦は3点差まで追い上げたものの惜敗し、この時点でプレーオフ進出が厳しい状況になった1戦だった。
この連戦、クィーンビーズは体調不良者が多く2戦目は10名での戦い。アーリーエントリーの池田沙紀が36分のプレータイムで奮闘したが、試合後には涙する池田の姿が。その池田を、横で支えていたのが体調不良で出場できなかった若原愛美だった。
私はその場面をカメラには収めてたけれど、クラブのホームページに載するのは躊躇い、選手・スタッフの閲覧用のクラウドにデーターを格納だけしておいた。
当時は、運営のサポートとして会場にいた内田マネージャーは、この場面を鮮明に覚えていたそう。そして、その掲載しなかった写真のことも。

あれから10か月、10月28日の初戦勝利の後で若原と池田が「明日の第2戦では、昨シーズンのように悔しい思いをしないようにしよう」と話しているのを内田マネージャーは聞いたそうだ。

試合の結果は、皆さんご存じ通りで姫路戦は2連勝
コートの中で試合終了のブザーを聞いた二人が笑顔で抱き合うシーンがあった。
その姿を見た内田マネージャーも「嬉しくてたまらなかった」と、その時の気持ちを話してくれた。

撮った時には、こちらも切ない気持ちで掲載をためらった写真だけれど「10か月後へのプロローグだったのかな」と思い、今回ここで紹介します。

こちらが公開を躊躇った、昨シーズン写真

10月29日の試合後の写真

勝利の余韻に浸る間もなく、次の戦いが始まる
そこにはまた、どんなドラマが待っているのか。

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天野 敏彦のアバター 天野 敏彦 山梨クィーンビーズ広報

バスケットボールWリーグに所属する山梨クィーンビーズの広報担当。
オフィシャルサイト内で、チームに関わる話題、ゲームレポートなどを執筆中

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