こんにちは!
ハイボルテージ・スケートボーディングのナヲです。
スケートボードの「トラック」をまじまじと眺めながら、お酒を嗜んだ経験というのは誰しも有るかと思います。
(え?そんな人は、めったにいないって?笑)
冗談はさておき、スケートボードをやったことない人にとっては「トラックなんて見たこと無いし、そもそもどんな物かも想像できない」なんて方がいても、おかしくはありません。
という事で今回は、スケートボードを構成するギアの1つである「トラック」がどんなパーツなのか、紹介していきたいと思います
トラックとは?
スケートボードの「ボード(板)部分」と「ウィール(タイヤ)部分」を繋ぐ金属製のギアが、”トラック”と呼ばれるモノです。
※ちなみにスケートボードのトラックは、荷物を運ぶ為の便利な荷台付きの車という意味を持ち、自動車のトラック「Truck」と同じスペルです。
トラックは左右に体重をかけると、体重をかけた方向に傾くように可動します。
真上から見たとき常時並行であった前後のトラックのシャフトがハの字形に可動することによって、スケートボードは円弧を描くような滑らかなターンを可能としているのです。
パーツとして特筆すべきは…
特筆すべきは、ずばりパーツとしての「耐久性」です!
トラックにはボードに乗るライダーの体重だけでなく、トリック(技)の後の激しい着地の衝撃が加わります。
さらにはグラインドトリックにより激しくハンガー部は削られるなど、使用条件としてはかなり過酷なものであることは間違いないでしょう
そこで、トラックに求められる性能として耐久性の高さというのは絶対条件であり、この耐久性の高さを生み出す秘密はパーツ点数の少なさにあるといえます。
パーツが少なくて構造がシンプルな程破損のリスクは少なくて済みますからね!
トラックはスケートボードの性格を決める
トラックをリリースしているブランドは、1つだけではありません。
幸運な事に我々は、いくつかのブランドから好きなものを選ぶ事ができます。
…とはいえ、トラックのデザインは微妙に違えど、可動の仕組みや基本的な形などはほぼ一緒!
一体どんな違いがあるというのでしょうか!?
確かに基本的な構造は変わらないトラックですが、ブランドにより「ターン性」「シャフトの高さ」「重さ」「可動域の広さ」「直進安定性」「キックの重さ」etc.
微妙に異なります。
つまりトラックは各ブランドごとに異なる味付けがされており、自分の好みのブランドの物を選ぶ事で自分好みのセッティングのボードを組む事ができるんです。
まとめ
いかにも工業製品的なルックスのトラックは、男の子にはグッと来るものがありますよね!
(来るよねッ!?来るよねッ!!?)
革新的といえるような新機軸の機構をもったトラックが現れない現状から分かる通り、現在普及しているベーシックな形のトラックというのは「もはやギアとして完成形」の域であるといえるのかもしれません。
シンプルな構造でかつ高耐久な性能をもつ”トラック”を一度手に取って、その機能美をじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか?
今回の記事でトラックについて興味を持った方や、「もっと知りたい!もっとマニアックな話が見たい」と思ったアナタ、僕らのHPの方もぜひ覗いてみませんか?
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