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高校サッカー・ベスト8 等々力競技場 神村学園 2-1 青森山田
高校サッカー・ベスト8 等々力 神村学園 2-1 青森山田
34分 中山 竜之介(青)
56分 西丸 道人(神)
60分 福田 師王(神)
内容は総じて神村学園ペースであった。前半から中盤の攻防を制した神村学園であったが、先制したのは青森山田。34分、神村学園の左サイドからの中央へのパスを小湊が奪い、そのまま縦へ突破し中央へ折り返す。これを中山が決め青森山田1点リードで前半を終える。
エンドの代わった後半頭から、神村学園は前半左サイドで効いていた1年生ドリブラー金城を下げ、同じく1年生で10番を背負う名和田を投入。相変わらず中盤でやや優勢に試合を進めるがなかなか得点を奪えない中、迎えた56分、ディフェンスラインまで下がってボールを受けた大迫が福田へ正確なロングパスで楔を当てると、福田がきっちりと西丸へ落とす。これを受けた西丸が中央をドリブル突破し、そのまま同点ゴールを決める。
これで勢いに乗った神村学園は60分、カウンターから大迫-髙橋-西丸-名和田-西丸と繋ぎ西丸がシュートを放つと、そのこぼれ球を福田が押し込み逆転に成功する。結局これが決勝点となり2-1で神村学園が青森山田に競り勝ち国立行きを決めた。
神村学園は準決勝への進出を決め、国立の切符を掴んだ。これにより体調不良でチームを離れていた有村監督の復帰も濃厚。一方、連覇の夢潰えた青森山田は既にJ2・FC町田ゼルビアの監督が決まっている黒田総監督のラストゲームとなった。
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