おそらく、ここ最近で最も自暴自棄になっているチームとしてジャイアンツに勝るMLBのチームはいないだろう。
サンフランシスコ・ジャイアンツは今オフ、今後のチームの顔を獲得すべくア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ、FA遊撃手トップ4の一人カルロス・コレアにそれぞれアタックしたが、前者はジャイアンツが総額3億6,000万ドル規模のオファーをしたがヤンキースと再契約、第16代キャプテンに就任し、後者とは一時、13年3億5,000万ドルで合意に至ったが、身体検査でチームは難色を示し、今オフ最もスポットライトを浴びていると言ってもいいニューヨーク・メッツに12年3億1,200万ドルで奪われた。文字通り、好機に二度三振を喫したという言葉が一番当てはまるものだろう。
とはいえ、ジャイアンツの次なる一手はどうなるのだろうか? ジャイアンツがコレアを逃したその後、サンフランシスコ・クロニクルのスーザン・スラッサーによれば、チームはフリーエージェント市場に残っている一人、外野手のマイケル・コンフォートに興味を示しているとの報道があるが、同じく、サンフランシスコ・クロニクルの記者マット・カワハラは、ある興味深いアイデアをもっていた。その内容はこのようなものだった。
「おそらく、ジャイアンツがまだ可能性のある、ビッグスプラッシュ(大型補強)は、ラファエル・デバースのトレードでレッドソックスを大いに驚かせることだろう。しかし、また来オフにFAとなる選手に、多くの対価を与える事はジャイアンツは躊躇するものだろう。それにレッドソックスはデバースと、延長契約が大きなゴールとなっている」
明らかに大胆であるものの、このトレードの可能性について、ないとは言い切れない。
レッドソックスのフロント陣は、2020年に2018年のMVPだったムーキー・ベッツをドジャースにトレードし、最近でもショートを守るザンダー・ボガーツがFAでサンディエゴ・パドレスへと移っているため、そのことを踏まえると、デバースがレッドソックスとの延長契約を拒否することは想像できなくはない。それを助長するように、ESPNの報じたものによればレッドソックスとデバースの延長契約の話し合いにおいて”銀河系くらい差”があると言われており、デバースは来オフにFAとなる可能性があると示唆されている。
三塁のポジションを守る、26歳のデバースは2度のオールスター出場、MVP投票でもトップ15に3度名前が入っており、最近5シーズンでは最低20ホームランを4シーズンで記録しており、レッドソックスの編成トップ、チェイム・ブルームが、デバースとの延長契約ができず、FAとなってしまう前に、対価が欲しいという事を仮定すれば、デバースがジャイアンツのユニフォームに袖を通すことがあり得なくはない。
しかし、またブルームがデバースとの延長契約に、前向きなのは言うまでもない。
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