【JRTA】代表 ランニングトレーナー 三浦直樹 日誌 #06 ランナーの現状

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ランナーの現状

日本では、ランニングを始めた人の8割以上の方々が、体の不調やケガ、足を痛めた経験があるというデータが出ています。これは、他のメジャースポーツと比べても異常な数字です。

では、なぜ多くのランナーさんが足を痛めたりケガをしてしまったりするのか?
その大きな要因の一つに「走り方の悪さ」があります。言葉を選ばずに言うと、みんな「走り方が下手くそ」なんです。それ故に、体の何処かに無理な負荷がかかってしまい、ケガを誘発してしまうのです。

例えば、ゴルフやサーフィンを始めようと思ったときに、まずは誰かに“やり方”を教わると思います。できるだけ失敗しないように…、できるだけ体を痛めないように…、と。
でも、ランニングの場合は、このフェーズがすっかり抜け落ちてしまっています。

ランニングは簡単で誰でも気軽に始められるスポーツというメリットがある反面、きちんとした走り方を習得するという概念が抜け落ちているようです。

もちろん、このような背景には、理不尽に走らされる割には、“上手く走る方法”を誰も教えてくれない日本の教育にも問題はあると思います。

僕は、この抜け落ちている部分を補填していく仕事こそが、痛みやケガなくランニングを楽しみたい人たちの助けになると思っています。


続く

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この記事を書いた人

NAOKI MIURAのアバター NAOKI MIURA JRTA代表 / 株式会社PEOPLE 代表取締役

30歳の時に母がパーキンソン病を患い、介護生活を送る中で、人の身体や健康に携わる仕事をしたいと決意し、勤めていた会社を辞めて代替医療の世界に飛び込む。 8種類もの専門資格を取得し、整体院やストレッチサロン、パーソナルトレーニングジムなどでの修行を経て独立。
フリーランストレーナーとして、整体師・カイロプラクター・パーソナルトレーナーとして活動した後、2013年、中目黒にプライベート整体サロンを開業。 開業間もなくで口コミや紹介が広がり、予約が2ヶ月待ちになることも。8年間で延べ1万人以上の方々の身体のケア・メンテナンスに従事。
母親の死をきっかけに挑戦したフルマラソンで、走ることの楽しさに魅了されて、2014年からランニングトレーナーとしても活動を開始する。 しかし、トレーナー活動をしていく中で、世の中の一般ランナーの約8割以上の人達が、膝など身体の痛みや怪我に悩まされているという事実を知り驚愕する。
そこで、今までの経験や代替医療の知識をもとに、「怪我や痛みのない正しい走り方」「今よりも疲れず楽に軽やかに走る方法」などを指導することに特化した、トレーニングメソッドを考案。
以後、初心者ランナーから著名人まで、幅広い層の指導経歴を持つ、国内でも数少ないランニング専門のパーソナルトレーナーとてして活動。

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