【リガーレヴィア葛飾】リガーレ下部組織の躍動とフットサル育成現場の現実

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リガーレの下部組織

今年度の小中高(12.15.18)の育成カテゴリーで全日本選手権東京都予選ベスト4進出はリガーレだけ。

もちろん全国大会出場経験はないのですが、それでも一つの成果だと思っています。
ボロ負けしたこともあったし、先輩たちが築き上げてくれたものが自分の中でも生きています。
東京都はレベルが高いって言われます。
でも全国大会に出てみないとそれはわからない部分もあります。
でもみんなで頑張ってきた一つの結果が出てきたと嬉しく思います。

Fリーグ参入するにはクラブライセンスというものがあって、U18(高校生年代)のチームを運営し保持していることがたくさんある条件の一つになっています。
またFリーグの条件にはなっていないですが、選手はどこからともなく来るわけではないので、
中学生(U15)、小学生(1年生から6年生)、幼児までの下部組織も活動しています。
リガーレ東京ネクストスポーツクラブ
さらにはレディース、オーバー40のチームもあります。

でも、Fリーグに入るために下部組織を持っていた訳ではなく、
フットサルという素晴らしさを伝え、ボールを沢山触れるこのスポーツに触れて欲しい。
今でこそ下部組織と言われるまでになりましたが、最初のスタートはそこにあります。

江本、加世田の2人はFリーグ。
加世田、加賀谷、小瀬川、待山、安池などは東京都2部所属のサテライトチームへの登録もしています。
加世田は、U18リーグ、サテライトリーグ、Fリーグに登録されています。
特別指定制度があり、選手の強化育成ができています。
今年度の全日本選手権東京都予選では2位、関東大会4位

その下のU15は先日の全日本選手権東京都予選で、クラブ史上最高戦績となるベスト4に進出。
3年生は現在3人しかいなく、そのうち1人は修学旅行で欠席。怪我などで実質FP7人で本当に選手たちはよくやってくれました。
来週は関東大会進出をかけて準決勝。
2位までが関東大会進出。

準々決勝は、後半残り17秒でパワープレーから追いついてそのままPK戦で勝利!
PK戦も8-7までもつれ込みました。

選手達は自然と肩組んでました。

さらにその下のU12は今年バーモントカップ東京都予選3位。
本当にフットサルクラブとして意地を見せたかったですが、準決勝で優勝したトッカーノさんに負けてしまいましたが、本当に頑張りました。
優勝チームしか全国大会に行けない中で行われた3位決定戦で、本当にフットサルクラブとしての意地を見せつけてくれました。
素晴らしい将来に繋がるようなプレーで本当に将来が楽しみです。

将来を見据えて今だけではなくFリーグに登録できるような選手を育て、さらには日本代表に選出されるような選手を。
これが育成の大きな目的の一つだと思って活動しています。
下部組織の選手たちの強化育成は至上命題ですが、大事にしなければいけないことは、

フットサルをプレーすることが楽しいと思い続けてくれること。

これは大事にし続けたいです。

現在のトップチームにも
鈴木、江本、加世田、菊池、酒井の5人が下部組織出身で登録されています。
そしてサテライト、U18、U15、U12にも将来有望な選手たちが控えています。
今いる選手同様にクラブの宝です。

育成の現場での現実

リガーレとしてある程度の成績を出始めたことは非常に嬉しく思います。
少し前までは全日本選手権でもボロ負け、リーグでもボロ負けという時代を過ごしてきました。
でも育成をしっかりやれば選手は育っていきます。
育成の現場って悲しいですが、本当に軽視されがちなところがあります。実際はそんなことないかもしれないですが、それがフットサルであれば尚更。


フットサルの練習試合するのも大会に出るのも本当に大変です。
絶対的に数が少ないし、対戦相手も少ない。
ちょうど今日楽しみにしていた大会主催者から大会参加チームが少ないから大会が開催できない。というメールがきました。

解消したくてハイエースも2年半前に購入しました。
15人乗りです。
少しでも試合経験を積ませてあげたくて。
この建物をバックにしたら映えますよね笑
2年半で4万キロ走行しました。平日は1日2キロくらいしか走らないので、相当走ってますね。

サッカーとフットサルを両方プレーすることが大事。
でもそれをクラブチームでやるとなると相当な労力が必要になります。
フウガはそれに踏み切りました。
4種登録してサッカーもフットサルも。
これってすごいことだと思っています。正直革命的と思っています。
リガーレもいずれはそうなっていたいと強く思います。

Fリーグに上がるために本当に大変な時期を過ごしている時に、
今いる下部組織の選手たちが目指せる場所を作りたい。という想いがあったことは間違いありません。
それはサポーターやスポンサーや応援してくれる方々への想いも一緒です。

そして、トップチームがFリーグ上がったら今いる下部組織の選手たちには喜んでもらえて、選手たちも増えていく。選手の目がキラキラしてくれる笑。練習のモチベーションがめちゃくちゃ上がる。
などという淡い期待を正直抱いていました。
でも実際はそんなに甘くはなかったですね。
そこまですぐには変わりはしないのかなって感じです。

育成なしでクラブの発展はなし。
と個人的には思っています。
自分ができることをもう少し現場で進めていきます!

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この記事を書いた人

西野宏太郎のアバター 西野宏太郎 リガーレヴィア葛飾GM

1979年7月23日生まれ 東京都江戸川区出身。
日本フットサルリーグ(Fリーグ)所属のリガーレヴィア葛飾GM。
そして、その下部組織リガーレ東京ネクストの代表。

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