アメリカで軟式より盛んな【ウィッフルボール】さらに楽しむため“複数のルール”の存在

前回のおさらいはこちらから

アメリカ発祥【ウィッフルボール】とはどんなスポーツなのか?

こんにちは!

前回の記事でも少しお話をしました、ウィッフルボールのルールについてお話をしていきたいと思います!

ウィッフルボールには「複数のルール」が存在しています。

アメリカの各地で開催されている「リーグ戦」「トーナメント」はそれぞれ様々なルールで行こなわれています。

  • 1つのスポーツに対してなぜ複数のルールがあるのか・・・?

アメリカでは軟式野球という文化がありません。

日本で草野球というと大半の人は軟式野球をやるかと思いますが、アメリカでは軟式野球の代わりにウィッフルボールをプレーしています。

玩具でもあるウィッフルボールを子供だけではなく、大人でも本格的に楽しめる様に複数のルールが設定されて各地でプレーされているのです。

さて、本場アメリカにおける「複数のルール」を分かりやすく説明する為に大きく3つに分けて説明していきます。

基本的には以下3つのルールに分けることができます!

①Fast Pitch/ファストピッチ ルール

②Middle Pitch/ミドルピッチ ルール

③Slow Pitch/スローピッチ ルール

目次

①【ファストピッチルール】について

全力投球!球速制限がないルールです。

ピッチング・バッティングにおいても迫力満点!野球経験者向け・本気でプレーしたい人向けのルールとなります。(全米大会でも採用されています)

私達タイガースもこのルールで遊んでいます!

マウンド距離・・・14.63m

バット・・・お手製のバレルが太いバット等を使用します。(※ウィッフルボールオフィシャルバットは使用しません)

ウィッフルボール・・・故意にナイフで傷をつけたボールを使用します。変化量はパワプロ並み!(通称ナイフカットボール)

守備人数・・・4人(投手含む)

フィールド・・・角度90° (基本)

走塁なし/仮想ランナー(HRの時はベースランニング有り)

②【ミドルピッチルール】について

中速までの急速制限を設けたルールとなります。(※アメリカの各リーグでは88km以下や100km以下等の明確なルールがあります)

球速制限があるので、ある程度本格的に楽しみたい人や野球未経験者の人でも十分楽しめるルールになっています!

マウンド距離・・・13.26m

バット・・・ウィッフルボールオフィシャルバット(黄色のバット)

ウィッフルボール・・・新品もしくは表面を故意にヤスリなどでザラザラに傷つけたボール(通称:スカッフボール)を使用します。

守備人数・・・3〜5人(投手含む)(※各リーグごとにより異なる)

フィールド・・・角度狭め〜90°(※アメリカではリーグごとに異なる)

基本走塁なし/仮想ランナー(HRの時はベースランニング有り)※走塁有りのリーグもあります。

③【スローピッチルール】について

「通称:バックヤードルール」とも言われています。基本的には子供向けのルールで低速でフワッと投げてそれを打つ!基本的なルールとなっています。

マウンド距離・・・10m

バット・・・ウィッフルボールオフィシャルバット

ウィッフルボール・・・新品

守備人数・・・4人(投手含む)

フィールド・・・角度狭め〜90°

走塁有り・無しどちらでも

以上となります。

アメリカではたくさんのルールが存在していますが、今回は分かりやすくする為に大きく3つのルールに分けて紹介させて頂きました!

いかがでしたでしょうか!?

それぞれのルールは投打のバランスを考えて作られたルールになっています。プレーする人達のレベル感や本気度に合わせたルールでプレーするのが一番ベストです!

キャッチャー不要で、1vs1の少人数から勝負ができるのもウィッフルボールの魅力です。

ぜひこの記事を参考にルール選びをして遊んでみて下さい(^^)

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この記事を書いた人

K-skのアバター K-sk ウィッフルボール プレイヤー兼クリエイター

「ウィッフルボールタイガース所属」の野球未経験ウィッフルボーラー。ウィッフルボールはアメリカで60年以上歴史のあるカルチャースポーツです。手軽に本格的な野球遊びができるウィッフルボールを多くの方に知って頂き競技人口が増えてくれることを願い活動中!
2022年10月ウィッフルボールタイガースは日本人初として全米大会に挑みます!

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