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7月9日はプロレスで注目される大会が2つある(私だけかも知れないが…)。
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東京女子が大田区総合体育館で『SUMMER SUN PRINCESS’22』を開催すれば、女子プロレスのトップランナーであるスターダムは東京・立川ステージガーデンで『Mid Summer Champions2022~真夏の王者たち~』を開催する。
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『赤ベルト』こと『ワールド・オブ・スターダム選手権試合』で選手権覇者の朱里に渡辺桃が挑む試合がメインイベント。
渡辺桃は現状打破と赤ベルト戴冠のためにヒールターンしただけに、ヒールとしての初挑戦で奪取したいだろう。
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セミは『白ベルト』こと『ワンダー・オブ・スターダム選手権試合』で上谷沙弥にスターライト・キッドが挑戦。
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このほか選手権覇者AZMに向後桃が挑むハイスピード選手権に加え、当初はノンタイトルだった羽南vs月山和香がフューチャー・オブ・スターダム選手権試合に変更になったため、立川大会は4大シングルタイトルの選手権試合を提供する事になった。
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ゲストもコズミック・エンジェルスと提携したCOLORSのみで、質量ともに豊富な戦力を持つスターダムは岩谷麻優やジュリア、中野たむがメインに絡まなくても問題ないカードを提供できる。
ちなみに『コズエン&COLORS連合vsDDM(ドンナ・デル・モンド)』のイルミネーションマッチは当初は『6vs6』だったが、テクラが負傷欠場のため『5vs5』に変更となり、更に第1試合は『妃南vsレディ・Cvs櫻井裕子』と変更になった。
一方の東京女子は『追う物の強み』からか、攻めてきた印象が伺える。
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外国人レスラーを3名招聘し、各人のカラーに合った対戦相手をぶつけて来た感がある。
特にAEW世界王者のサンダー・ロサと山下のシングルは注目されるであろう。
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なお、ウィロー・ナイチンゲールは来日が延期になったため、渡辺未詩の対戦相手は水波綾に変更。
その他、AEWで活躍中の里歩と志田光も参戦。
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駿河メイ&鈴芽のドリームタッグは里歩&遠藤有栖と対決。
里歩と駿河メイは我闘雲歩の先輩後輩で、『でぃーじーもんきー』としてコンビを組む鈴芽と遠藤は久し振りに対角線で向かい合う。
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3月19日の両国国技館大会で対戦した志田光と乃蒼ヒカリがタッグを結成し、上福ゆき&桐生真弥の東洋大コンビと対決。
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アジャコングは東京女子のビックマッチに必要不可欠な存在になりました。
しかしまぁ、何ですなぁ…東京女子は個性の『ごった煮』なのかも知れませんなぁ。
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オープニングマッチで長野じゅりあはデビューでタッグを結成した宮本もかと一騎討ち。
長野にとって宮本は空手殺法を遠慮なしにぶつけやすい相手だと思うので、自力初勝利のチャンスはある。
どっしり構えたようなカード編成のスターダムは(プロレス団体だけど)『横綱相撲』、一方の東京女子は張り手有り、または猫だまし有り、横っ飛び有り、くるくる舞の海有り…話題性溢れるかカードを用意して勝負に出た感がある。
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せっかく話題性を増しておきながらメインとセミが『しょっぱければ』大会は締まらないと思うので、プレッシャーはあると思う。
もっとも、『心配ご無用』な面々ですけどね。
プロレスファンは確実に大変になるが、団体にとって『とっておきの大会』『とっておきの試合』を同日に各団体がぶつけ合う事は、女子プロレスの活性化に繋がると思うのだ。
(追伸)オーソドックスにカードを出して来たスターダムだが、
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なつぽいがドンナ.デル.モンドを裏切ってコズミック.エンジェルズ入りしたり、
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KAIRIが高橋奈七永とのタッグチーム『七海里』を7年ぶりに復活させて、上谷沙弥&レディ.C組との対決が決まったり
…と責めて来たのには驚いた。
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翌週の『週刊プロレス』の表紙はスターダムと言う所に、この団体の底力を痛感させられた所がある。
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