eスポーツで地域活性化に取り組む長岡市が、今年度もストリートファイター6の大会を開催しました。
名付けて「長岡e-GATE杯 SF6大会~越後の龍・謙信公御前試合~」
謙信公―すなわち戦国時代の名将・上杉謙信(長尾景虎)は、1543年(当時14歳)に栃尾城に入城し、翌年に初陣を飾ったことから、長岡市栃尾地域は‟旗揚げの地”とされています。
旗揚げから480年…eスポーツ大会で栃尾の地に再び降臨した謙信公(の像)は―
ゲーミング仕様になっていた (°д°)
さらに会場には「格ゲー五神」のハイタニ氏が降臨!
実況のeスポーツキャスター・大和周平氏と共に、配信やファン交流を行いました。
「軍神」謙信公と「格ゲー五神」ハイタニ氏―2人の神が見守る会場で、128人参加の予選を勝ち上がった32人の猛者たちが激闘を繰り広げ、熱気と拍手と歓声が沸き上がりました。
会場には「毘・龍」の上杉軍旗が随所にはためき、試合開始の合図はホラ貝、イベントMCが甲冑姿…などなど、前回大会以上に‟謙信公推し”を前面に押し出しており、ほかのeスポーツイベントとは一線を画す独自の世界観です。またライトアップされた謙信公の像も、配信の視聴者が「ゲーミング謙信公」と命名し、コメント欄が盛り上がっていました。
以前のリポートにも記した通り、長岡市はこうしたeスポーツのイベントを通じて、地域活性化を図る狙いがあります。特にこの大会は「交流人口の拡大」を目指しており、実際に北海道や関東圏からも選手が栃尾へ集いました。また大会の配信は、ハイタニ氏の出演もあり開催後2週間で再生数は2.7万・視聴者数は約2500人、その視聴者の居住エリアは約95%が新潟県外となっていて、「長岡の上杉謙信スト6大会」は地域PRにも有効な施策となったといえます。
この大会をプレイヤーに定着させていくことで「eスポーツ×地域資源=活性化」という公式が成り立つのではないか…七色に輝く「ゲーミング謙信公」にそんな可能性を感じた1日でした。
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