南野が日本人最多得点記録を更新
- 南野拓実がCL通算5得点目を記録
- 香川真司、前田大然を上回り日本人単独最多得点に
- モナコはベンフィカと激闘の末に敗退
南野拓実が圧巻の一撃!日本人最多得点記録を更新
現地時間2月18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・プレーオフ第2戦が行われ、南野拓実が所属するASモナコがポルトガルのベンフィカと対戦した。ホームでの第1戦を0-1で落としていたモナコは、敵地での大一番に挑んだが、結果は3-3の引き分け。2戦合計3-4で惜しくもラウンド16進出を逃した。
この試合で南野は前半32分にゴールを決め、CLでの通算得点を5に伸ばした。これにより、これまで香川真司(4得点)、前田大然(4得点)と並んでいた日本人最多得点記録を更新。歴代単独最多となる快挙を成し遂げた。
試合は激しい点の取り合いとなった。モナコは前半22分に不用意なボールロストから先制点を許したものの、南野のゴールで試合を振り出しに戻した。さらに後半には逆転に成功したが、ベンフィカも粘りを見せ、最終的には3-3のドローに持ち込まれた。
南野のゴールでモナコが同点に追いつく
試合開始から攻撃的に仕掛けたモナコだったが、22分に痛恨の失点を喫する。自陣でのパスミスからボールを奪われ、最後はケレム・アクトゥルコールにゴールを許した。これで2戦合計スコアは0-2となり、モナコはより厳しい状況に追い込まれる。
しかし、南野はこの苦境の中で輝きを放った。32分、ペナルティエリア内でボールをキープしていたブレール・エムボロからパスを受けると、巧みなボールタッチから右足を一閃。ゴールキーパーのニアサイドを撃ち抜く強烈なシュートでネットを揺らし、モナコに希望をもたらした。
このゴールにより、南野は日本人としてCL通算5得点目を記録し、日本サッカーの歴史に新たな1ページを刻んだ。SNS上ではファンから「南野のゴール最高!」「シュートのタイミングが完璧」「えっぐい!」と称賛の声が続出。現地メディアも「積極的なプレーが光った」「決定力の高さを証明」と高く評価した。
激しい攻防戦、モナコは逆転に成功するも…
南野のゴールで勢いに乗ったモナコは、後半立ち上がりの51分に逆転に成功する。右サイドからのクロスにエリース・ベン・セギルが反応し、冷静にゴールネットを揺らした。これで2戦合計スコアを2-2の同点に持ち込み、試合は振り出しに戻る。
しかし、勝負の後半終盤に試合は再び動く。75分、モナコは痛恨のPKを与えてしまい、ベンフィカのヴァンゲリス・パヴリディスに決められてしまう。これで再びリードを奪われる展開となるが、モナコも諦めなかった。
81分、モナコのジョージ・イレニケナがペナルティエリア内に持ち込み、冷静にフィニッシュ。再び同点に追いつき、延長戦の可能性が高まる。しかし、そのわずか3分後の84分、ベンフィカのオルクン・コクチュに決勝ゴールを許し、モナコは万事休すとなった。
モナコ指揮官の悔しさ「我々は優れたチームだった」
試合後、モナコのアドルフ・ヒュッター監督は「非常に厳しい試合だった。我々は60分以上にわたって優れたチームであることを示したが、チャンスを逃しすぎた」と振り返った。また、「若い選手たちにとってこの経験は素晴らしいものだった。彼らの成長を感じることができた」とポジティブな面にも言及した。
一方で、試合を通じて決定機を活かせなかったことが結果に影響を与えたことは明白だった。モナコは試合を通じて数多くのチャンスを作ったが、フィニッシュの精度を欠き、結果としてラウンド16進出を逃してしまった。
日本代表への期待が高まる南野拓実
この試合で南野は改めてその決定力を示し、CLの舞台で日本人としての新たな歴史を築いた。最近のリーグ戦でも好調を維持しており、直近のナント戦では1ゴール2アシストの活躍を見せていた。
日本代表にとっても、南野の好調は朗報だ。3月に予定されているW杯アジア2次予選では、日本代表の得点源としての活躍が期待される。ファンからも「次の代表戦が楽しみ」「この勢いのまま代表でも活躍してほしい」と期待の声が寄せられている。
まとめ
南野拓実はCLで日本人最多得点記録を更新し、歴史的な快挙を達成した。しかし、モナコはベンフィカとの激闘の末に敗退。試合を通じて決定力の差が明暗を分けた。
南野の今後の活躍には引き続き注目が集まり、日本代表戦でもその決定力を発揮できるかが鍵となる。今後の試合にも大きな期待が寄せられる。
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