【塩原恒夫】3週間のスプリングブレイクを埋めるべく、F1第3戦オーストラリアGP波乱再現実況

(アゼルバイジャンGP前に、解説川井一仁さんの呼びかけでスタッフ決起実現)

フリー走行は、GPSトラブルに雨も絡んで、見えている人と見えてこない人の明暗。リーダー=フェルスタッペンは、トップタイムをマークして予選に向かいます。NEWフロアを得た角田はグラベルでダメージを受け、フロア&ギアボックス交換の決断です。

では予選結果を踏まえて、スターティング・グリッドです〜

赤旗ノータイムのペレス、赤いクルマのボッタスはピットスタート。アメリカ・中国ブービーライン、サージェントとジョウ・グァンユー。ノーポイント・ルーキー決死隊ピアストリ、デ・フリース。マグヌッセン、ノリス俺たちも上を向いて走る7列目。角田は今できる最大限12番手、もっとできたぞオコン11番手。Q2を5位通過ヒュルケンベルグ、隣にはP3/5位のガスリー。あっぱれアルボン8位スタート、あれあれルクレールはしょぼんの7位。ストロール、サインツはポディウムに背伸びして。アロンソ、ハミルトン王者の一触即発セカンドロウ。メルボルン最前線、ラッセルがポール=フェルスタッペンに挑みます!

南半球オーストラリア・メルボルン、秋の4月は移ろいやすい。チャンスとピンチは紙一重、アタックシグナルを見極めろ!58周決勝レース、スタート〜1コーナー、インからラッセルラッセルTOPにかわる!そしてフェルスタッペンは、対ハミルトンー。ターン3でハミルトン2位、3位フェルスタッペン。ルクレールは、ストロールに追突されてゲームセットのあゝ無情…6位走行アルボンSTOP!クラッシュでセーフティカー〜この間素早く反応は、ラッセルとサインツ、ピットインでタイヤ交換だ。あーっとしかし、赤旗になりました。順位後退です。

ハミルトン、フェルスタッペン緊迫の再スタート。フェルスタッペンが、早いタイミングでDRSオーバーテイク。トップに立ちました!2位ハミルトン、3位アロンソ。4位ラッセルにパワーユニット・トラブル…戦意消失・炎のリタイヤ。角田は、入賞圏ギリギリ外でくらいつく走りが続いています。ホーム、ルーキー=ピアストリも善戦中ー

レース終盤50周を過ぎて、マグヌッセンどうした、ウォールに当たってマシン・ダメージ。ここで、赤旗…ラスト2周のスプリント決着を迎えます。タイヤが冷えた状態で、3度目のスタンディング・スタートはーフェルスタッペン、ハミルトン。アロンソ、サインツ接触〜ガスリーとペレスが〜影響受けた、ガスリー、オコン、デ・フリース、サージェントが戻れず。史上最多3度目の赤旗です。3度目のスタート・ポジションから、セーフティカー先導でのファイナル・ラップとなりました。サインツ5秒ペナルティで、4位から12位に。

結果です。優勝フェルスタッペン、通算37勝目。今シーズン初ポディウム、ハミルトン2位。3位アロンソで、スリー・チャンピオンズ表彰台は、2018年ハンガリー以来5シーズンぶりの景色です。4位ストロール、5位ピットスタートからのペレス、6位ノリス、7位ヒュルケンベルグ、8位嬉しい母国ピアストリ初入賞、9位ジョウ・グァンユー、そして角田10位粘りのポイント獲得につなげました。

フォーミュラ1世界選手権第4戦アゼルバイジャンGPは、4月28日(金)午後6時20分フリー走行から、フジテレビNEXTでオールセッション完全生中継です!お楽しみに〜

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この記事を書いた人

塩原 恒夫のアバター 塩原 恒夫 フリーアナウンサー

1987年フジテレビ入社、アナウンス室勤務〜2017年7月BSフジに出向し、広報担当局長としてアナウンス業務も兼ねる。2022年3月フジテレビを退社、同年4月よりフリーアナウンサー。フジテレビNEXT/F1中継や、福島テレビ・エキサイティング競馬のMCを担当する。

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