どうも、レインです!
後半戦もレッドブルとフェルスタッペン優位の展開が続いていますね!
今回は、次戦が開催される伝統のイタリアGPの歴史、モンツァで行われた過去の名レースを振り返ってみたいと思います。
伝統のイタリアGPの歴史
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イタリアGPはF1が発足する30年ほど前、1921年に初開催された伝統のイベントです。
F1発足後は1980年を除いて毎年、現在も開催が続いているモンツァサーキットで開催されています。
モンツァサーキットはイギリスのブルックランズ、アメリカのインディアナポリスに次ぐ世界3番目の常設サーキットとして1922年にオープンした伝統のコース。
そんなモンツァですが、1950年代、60年代にはバンク付きのオーバルコースで開催されたこともありました。
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現在も使われているロードコースを1周した後、同じホームストレートを通ってオーバルを周るという今では考えられないコースレイアウトです。
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しかしオーバルコースを用いたレースは1961年のイタリアGPでドライバーと観客が亡くなる事故が発生したことが原因で廃止に。
オーバルコースは今でも残されていますが、レースが開催されることはなくなってしまいました。
その後もF1が毎年開催され、伝統のグランプリとしての地位を確立していったモンツァですが、70年代後半になると政治的な問題により閉鎖や移転が計画されたこともありましたが、最終的にはこの危機を乗り越え存続。
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現在に至るまで開催が続けられ、F1における伝統のグランプリの一つとなっています。
過去の名レース
1971年 イタリアGP
トップから5位までがわずか0.6秒差という、F1史上最も接戦となったレース。
ラップリーダーが26回も入れ替わる激しいレース展開が繰り広げられた結果、BRMのピーター・ゲシンがF1初優勝を飾った。
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1988年 イタリアGP
この年16戦15勝を挙げたマクラーレン・ホンダが唯一勝てなかったレース。
終盤までマクラーレンのアイルトン・セナがリードするも、周回遅れのマシンと接触してしまいリタイア。
これにより後続を走っていたフェラーリのゲルハルト・ベルガーがトップに立ち、チームメイトのミケーレ・アルボレートとワンツーフィニッシュを達成した。
このレースの直前にはフェラーリの創設者、エンツォ・フェラーリが亡くなっており、エンツォに捧げる地元での劇的な勝利となった。
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下記の動画でも詳しく解説しています!
1995年 イタリアGP
チャンピオンを争うミハエル・シューマッハとデーモン・ヒルが接触して両者リタイア。
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地元フェラーリのジャン・アレジ、ゲルハルト・ベルガーが一時ワンツー走行で盛り上がるも両者リタイアに終わる。
レースはベネトンのジョニー・ハーバートがシーズン2勝目を飾った。
2008年 イタリアGP
フル参戦1年目のセバスチャン・ベッテルがトロロッソのマシンで衝撃的なポールトゥウィンを飾り初優勝。
最年少ポールポジション、最年少優勝記録も更新した。
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2021年 イタリアGP
タイトルを争うマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが接触し両者リタイアに終わる。
終盤は長年優勝から遠ざかっていたマクラーレン2台がトップ争いを見せ、ダニエル・リカルドが優勝。
マクラーレンは9年ぶりとなる優勝を飾った。
![](https://ultrasports.jp/wp-content/uploads/2022/09/Hamilton-and-Verstappen-in-gravel-as-McLaren-drives-past-planetF1-1024x655.jpeg)
まとめ
今回は次戦イタリアGPの歴史、印象的だったレースをまとめてみました。
数少ない伝統のコースでの開催となるモンツァ。
地元のフェラーリは調子を取り戻してレッドブル勢に一矢報いることができるのか注目ですね。
次回もF1を楽しく観るための雑学をお届けします!
それでは今日はこのへんで!