【月曜から夜ふかし】出演の地域リーグマニア・齊藤晃が盛岡ゼブラvs七ヶ浜クラブ戦をレポート!

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いよいよファーストラウンド最終節!

 ご無沙汰してます。岩手県でサッカーマニアしています齊藤です。

 5月より始まった東北社会人サッカーリーグ1部ファーストラウンドも、7月31日に最終節を迎えました。我らが盛岡ゼブラは奮闘努力の甲斐もあって上位リーグ入りを決めましたが、最終節では勝ち点で並ぶ宮城県の七ヶ浜サッカークラブをいわぎんスタジアムに迎えました。

この日のスタメン

 当日のスタメンは以下の通りです。

 GK 熊谷蘭丸

 DF 鹿村祥平 岡田祐政 佐々木航 上山愛史

 MF 薄井朋也 林 勇介 國井絢斗 中村 勝

 FW 谷村憲一 森川龍誠

前半戦…何が起きたのか?

 ゼブラのキックオフで試合開始。七ヶ浜は両サイドMFの矢野隆祐、竹沢陸のクロスで攻めるほか、佐々木真佐美(盛岡商業高校~八戸大学~日本製鉄釜石、今季七ヶ浜へ移籍)のドリブルも効果的でした。対するゼブラは谷村がドリブルから自身で持ち込み…というまるでブレンネル(いわてグルージャ盛岡のブラジル人大型FW)のような突破で見せ場を作りました。

 そんな中、思わぬ形で先制点が生まれました。23分、七ヶ浜のFKをクリアしたかと思ったら、なんと押し込まれるという事態が発生。先述のMF矢野が拾ったボールを最後はDF石川巧実が押し込んで七ヶ浜が先制します。しかしゼブラも4分後に谷村がDF2枚を抜き去り同点ゴールを決めました。谷村がゴールを決めれば負けないと思っていたのですが、なんとその2分後に七ヶ浜はMF河村知侑のミドルシュートがバーを叩いてゴールイン、七ヶ浜が再び勝ち越しました。

 リードした七ヶ浜ですが、実は前半20分にDF太宰啓太郎が負傷退場でMF三浦大輝に交代しました。彼は昨年6得点でチーム得点王、それゆえか今年はマークがきつくなっていますが、そんな選手がベンチスタートとか、七ヶ浜恐るべしという印象ですね。

 その三浦が前半終了間際に佐々木からのボールを受けてシュート。ゼブラは何もできず痛恨の3失点…これは完全にやられました。こうして前半は1-3と七ヶ浜リードで折り返しました。

後半戦…奇跡は起きたか?

 迎えた後半戦、負けられないゼブラが立ち上がりから攻めます。まず森川のシュートはトゥーキックでバーの上へ。今度は途中出場のMF佐藤文哉を抜いて1対1かという場面、ここは中村へのパスがつながりませんでした。

 そして55分、FKから森川の出したボールを林が受け、エリアの中で倒されました。これで得たPKを谷村が決めてまず1点。さらに谷村のドリブルからのパスを森川が受け、今度はしっかり決めました。これで3-3の同点、試合はわからなくなりました。

 ですが、両チームの決定的な差はここから如実に出ることになりました。それは控え選手、七ヶ浜は後半にも佐藤が怪我をしてMF赤間善門に交代しましたが、他にもスタメンだったベテラン(41歳!)FW熊谷宏規に代わり10番を背負うFW赤間康平、左サイドで動いていた竹沢に代わりMF荒井友希が入りました。それに比べて盛岡ゼブラは森川に代わってMF岩館貴紀が入っただけ。これが最後の最後に響いてきます…

 後半アディショナルタイム、このまま引き分けかと思われたところで、赤間康平のパスを受けた荒井がGK熊谷と1対1に…そしてゴールが決まってしまいました。この瞬間、応援してたサポーターも燃え尽きたかのように倒れてしまいました(笑)。

 これが決勝点となり、3-4で七ヶ浜の勝利。ゼブラはファーストステージ最終節のホームゲームを勝利で飾れず5位で終了。上位6チームによるセカンドステージは9月開幕です。

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この記事を書いた人

齊藤晃のアバター 齊藤晃 「月曜から夜ふかし」出演 盛岡ゼブラサポーター

1979年3月11日 岩手県盛岡市生まれ
高校時代より東北社会人サッカーの盛岡ゼブラサポーター。
2018年にテレビ「月曜から夜ふかし」に出演したが、それ以前から地元メディアに寄稿、出演している。

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