「月曜から夜ふかし」出演の地域リーグマニア・齊藤晃が盛岡ゼブラホーム開幕戦をレポート!

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ついにホーム開幕!

 6月5日、岩手県営運動公園第一グラウンドで我らが盛岡ゼブラは東北社会人サッカーリーグ1部のホーム開幕戦を迎えました。ここまで2勝1分けで暫定首位に立っているゼブラですが、この日の相手は厄介です。

 FC仙台University、仙台大学の社会人登録チームの頂点に立つチームです。仙台大学サッカー部と言えば東北大学リーグ15連覇を誇り、また浦和レッズの松尾佑介をはじめ12年連続Jリーガー輩出の強豪。FC仙台はその二軍(ですが社会人登録ではトップ)とはいえ個々のポテンシャルは並の社会人クラブの比ではありません。現に前節の日本製鉄釜石戦では4-0で完勝、ゼブラも苦戦が予想されました。

本日のスタメン

6.5当日のスタメン(背中向いた形でごめんなさい)

GK 熊谷蘭丸

DF 藤村健友 岡田祐政 佐々木航 古谷将寛

MF 林 勇介 鹿村祥平 戸澤祥也 谷村憲一 森川龍誠

FW 加藤浩史

 この試合の盛岡ゼブラのスタメンですが、本来ボランチにいるMF益子義浩は本業のいわてグルージャ盛岡ホームゲーム従事のため不在でした。そしてFWにはグルージャが東北リーグだった頃のエースストライカー・加藤浩史が起用されました。対するFC仙台、LSBで遠野高校卒の高橋和志の名前がありました。控えには盛岡市立高校卒の門脇岳人もいます。

前半戦

 試合は立ち上がりから仙台ペース。やはり若さ(=運動量)で圧倒していました。しかしゼブラもGK熊谷のセーブ、DF岡田が仙台FW須藤栄二にタックルなど必死の守備でゴールを割らせません。

 ですが、飲水タイム明けに仙台は須藤が先制ゴール。その後ゼブラはDF佐々木に代わり中島昂平を投入しますが、その直後に須藤から1年生のMF荒川颯磨のゴールで仙台が追加点を挙げました。

 仙台2-0でこのまま終わるかなと思われましたが、ゼブラも意地を見せました。

盛岡ゼブラCKの場面

 CKからDF古谷がヘディング、これが決まり1点差として後半戦を迎えます。

後半戦…まさかの事態が

 ゼブラが1点差に詰めて迎えた後半、仙台イレブンの尻に火が付いたような猛攻が始まります。特に目立ったのはFW福田拳龍。選手データによれば柏レイソルU18出身で、今をときめく細谷真大選手の後輩になります。しかしながら枠を捉えきれず1点が遠い展開に…

 そうなるとゼブラにもチャンスが生まれるものですが、戻りオフサイドや早いチェックからのタックルなどでなかなか前に進めません。

 ところが、残り10分というところから流れが変わってしまいます。仙台がクロスから福田のゴールでまず1点を挙げると、今度は岡田とのデュエルを制し独走で熊谷と1対1からのシュートをしっかりと決めもう1点。さらに福田に代わって入ったMF谷内達もダメ押しのゴール。

FC仙台の得点シーン

 結局最後の10分で仙台大学生の若さに押し切られたゼブラ、ホーム開幕戦は完敗でした。

余談

 この日はこの試合の前にFCガンジュ岩手と日本製鉄釜石の試合がありました。お互い今シーズン未勝利で初勝利に向け火花を散らしましたが、前半12分で2点を挙げた釜石が勝利。ガンジュは開幕3連敗で次週ゼブラといわぎんスタジアムでの一戦を迎えます。

 またJ2いわてグルージャ盛岡がこの日行われた対ヴァンフォーレ甲府戦でホーム初勝利。最下位脱出のおまけつき(FC琉球に大勝のモンテディオ山形にも感謝!)でした。本業では勝った益子選手、おめでとうございました!

 盛岡ゼブラ次の試合は、さっき書いたように12日にいわぎんスタジアムでガンジュ岩手戦となります。次こそは絶対勝ちましょう!

試合終了後 筆者芝生に斃れる…の図

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この記事を書いた人

齊藤晃のアバター 齊藤晃 「月曜から夜ふかし」出演 盛岡ゼブラサポーター

1979年3月11日 岩手県盛岡市生まれ
高校時代より東北社会人サッカーの盛岡ゼブラサポーター。
2018年にテレビ「月曜から夜ふかし」に出演したが、それ以前から地元メディアに寄稿、出演している。

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