【MLB】28歳の一塁手グーズマンが今シーズンから二刀流に挑戦!? しかも球速は150キロ超!!

数週間前、ジャイアンツは一塁手のロナルド・グーズマンとマイナー契約でサインした。現地6日、チームは記者陣にスプリングトレーニングでの招待選手を発表。その中にはグーズマンの名前があったが、なんと内野手に登録されたのに加え、投手でも名前が入っていた。さらにグーズマン本人がピッチングをする様子の動画がSNSに最近現れ、ドミニカン・ベースボール・ソリューションのインスタグラムアカウントは12月からその様子をシェアしていた。

ジャイアンツが投手としてグーズマンを発表した事実は、少なくともチームは投手の面でチャンスを与えるというものを示すものであるが、もちろんグーズマンはプロでマウンドに上がったことはない。しかしながら、前述のドミニカン・ベースボール・ソリューションズの動画ではグーズマンが96マイルの速球、82マイルのスライダーに84マイルのチェンジアップを投じている。
グーズマンは現在タイトルの通り28歳を迎え、この年齢でピッチングを挑戦することはハードルが高いが、前例がないわけではない。最近の例では、アンソニー・ゴースが複数シーズンを打者で過ごしたがバッティング面で苦しみ、2017年ゴースが26歳の時投手に転向。2021年にガーディアンズでメジャーのマウンドに上がり、ここ数シーズンで27回1/3を投げていた。しかし不運なことに昨年トミージョン手術を受け今シーズンは全休が決まっている。

しかしながら、内野手でも登録されている事からグーズマンはバットを握る事を諦めたというのではなく、昨年はヤンキースAAAで105試合でOPS+116、OPS.822の成績を残していた。またMLBレベルではわずか3試合のみとなっている。
長年チームを支え続けたブランドン・ベルトがブルージェイズに移籍したためジャイアンツの一塁手は現在、やや不鮮明な状況で、外野も守るラモンテ・ウェイドJr.がファーストで多くの出場機会を得られることが考えられ、右打者のJD・デービスもプラトゥーンで起用される可能性がある。そうなった場合はグーズマンはAAAのサクラメントで投手としても起用されつつ、ファーストのポジションで層を厚くしてくれるだろう。

二刀流選手は近年たびたび登場しており、大谷翔平以外は大きなサクセスはない。しかしレイズがブレンダン・マッケイを二刀流選手として育てようと試みたり、昨年エンゼルスに所属していたマイケル・ロレンゼンも一時期二刀流だったが、前者は2019年にメジャーデビュー以降、相次ぐケガでに苦しめられ、後者は投手としてがメインといったものになっている。その他にも現在はNPBの広島に所属するマット・デービッドソン、レイズのキャッチャー、クリスチャン・ベタンコートがおり、ホワイトソックスのプロスペクトのオスカー・コラスもキューバで投手として投げ”キューバンオオタニ”と言われたが、現在は諦めフルタイムでの打者に専念している。またレッドソックスの外野手、アレックス・バデューゴは将来的な二刀流挑戦に興味を示していたが、今までのところ外野手として起用され続けている。

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https://www.mlbtraderumors.com/2023/02/ronald-guzman-attempting-to-become-two-way-player.html

本記事は、URL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:nypost.com

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