【MLB】FAトップ遊撃手コレア13年総額3.5億ドルで契約合意も、30分前は違うチームの話が!?

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ジャイアンツがコレアと13年総額、3億5,000万ドルで合意

サンフランシスコ・ジャイアンツは、チームの求めるスタープレイヤーをついに獲得するに至った。日本時間の14日、ESPNのジェフ・パッサンによるとジャイアンツが、今オフ”ビッグ4”の遊撃手の一人、カルロス・コレアと13年総額、3億5,000万ドルで合意に至った。それに加え、契約にはオプトアウト権は含まれていないという。

しかし、コレアがジャイアンツと合意に達する30分ほど前、今オフを賑わしていると言っても良いある球団が獲得を狙っていた。その球団は、ニューヨーク・メッツでジ・アスレチックのケン・ローゼンタール、ダン・ヘイズ、アンディ・マクラウの3人がそう伝えた。またもうすでにこの可能性はないが、もしコレアがメッツとサインしていたら、ジ・アスレチックの報道であるように、同郷のプエルトリコ出身のフランシスコ・リンドーアの隣のサードを守っていたことだろう。また、インサイド・ザ・メッツのマイク・マリーノが報じた内容によると、リンドーアがオーナーのスティーブ・コーエンにコレアを三塁で獲得してほしいと求めたそうで、メッツと代理人のスコット・ボラスとの間で複数の話し合いが行われていたそうだ。それに加え、契約に関してのコンセプトについても共有していたという。

今オフシーズン注目を集めるメッツも水面下でコレア獲得を模索

メッツは今オフシーズン、クローザー、エドウィン・ディアスとリードオフマンのブランドン・ニモ2人の再契約を筆頭に、22年ア・リーグサイヤング賞を獲得したジャスティン・バーランダーと2年総額8,686万ドル、千賀晃大と5年7,500万ドルで契約しただけでなく、ホセ・キンターナ、リリーフ投手のデイビッド・ロバートソンのベテランも加えるなど、注目を集めているチームの一つで、すでに今シーズン、リーグ全体でも高いペイロールを記録しているチームにさらに資金を投じている結果となっている。

ただ、チームを離れる複数の選手がいるのも事実であり、リーグ最強のピッチャーの一人ジェイコブ・デグロム、クリス・バシット、タイワン・ウォーカーがそれぞれ、レンジャーズ、ブルージェイズ、フィリーズに移っている。

とはいえ、メッツがすでに来シーズンの推定でのペイロールが今シーズンのを大きく上回っており、今シーズン開幕時点では2億6,400万ドルであったのに対し、今現在ファングラフスのロスターリソースでは来シーズン、3億3,600万ドルと見積もられている。この数字は、リーグ全体で見ても”前代未聞”のものであり、オーナーのスティーブ・コーエンとフロント陣がどれほどまでに資金を投じるのかに疑問が残るものだ。しかし、コーエンはこれまでにも示してきているように、ぜいたく税にはまったく動じてはいない。

先ほど、名前を出したロスターリソースが見積もったメッツのぜいたく税は現時点で、約3億5,000万ドルほどでさらに、メッツは今シーズンもこのぜいたく税を払っており、2年連続で払うためペナルティが重くなる。具体的な例を挙げると、ぜいたく税の超過ラインで最初の2,000万ドルを超えた場合は30%、次の2,000万ドルを超えた場合は42%、また同じく次の2,000万ドルを超えると75%で、さらに超えた場合は、90%の”税金”を負う事になる。メッツは、現在コレアをチームに加えたかそうではなくても、前述の複数の補強で昨年労使協定を締結した際”コーエン・タックスと呼ばれる4段階目で最終ラインのぜいたく税を5,700万ドル超えている状況で、それに加え、ほかにも5,300万ドルの”税金”がある為、見積もられている額のトータルは約8,070万ドルと算出されている。

さらに、コレアがジャイアンツと契約した際の3億5,000万ドルではなくとも、MLBトレードルーマーズが算出した9年2億8,800万ドルと仮定した場合でも、コレアの年平均の年俸は3,200万ドルとなり、それに加えメッツが90%のぜいたく税を負うため、実質的にメッツがコレアとサインした場合は、6,080万ドルをコレアに投じることになる。

もちろん、報道でもあった通りチームには、フランシスコ・リンドーアという選手がショートのポジションにおり、コレアがサードにスライドする必要がある為、取り分け必然性がある補強ではなかった。メッツの三塁手は、スター選手がポジションを占めてはいなく、今シーズン主に守ったエデュアルド・エスコバーが平均的なシーズンを送り、プロスペクトのブレット・ベイティーはメジャーデビューを果たしたがまだMLBレベルでは、ポテンシャルを発揮していない。エスコバーとベイティーにサードを任せるのは悪いわけではないが、コレアを加え、リンドーア、ナ・リーグ首位打者を獲得したジェフ・マクニール、今シーズン40ホームラン100打点のピート・アロンソが占めればオールスターレベルの4選手が、メッツの内野陣を固めたことになったかもしれない。

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https://www.si.com/mlb/mets/news/new-york-mets-interested-in-superstar-carlos-correa-mlb-free-agency

この記事は上記URLを元に翻訳、書き加えたものです。

https://www.mlbtraderumors.com/2022/12/mets-interested-in-carlos-correa.html

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引用元:climbingtalshil.com


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