【MLB】進行中のメッツとの契約が破談となる場合、エンゼルスがコレアを獲得する可能性は?

実質的に、カルロス・コレアは今オフだけで、25年契約を結んだと言えるものだろう。しかし正式な契約ではない。当初、ジャイアンツと13年契約を結んだコレアであったが、2014年のマイナー時代に痛めた右足首のケガの状態にジャイアンツ側は、赤信号を発し契約が破棄され、その後、コレアは今オフシーズンの主役となっているメッツと12年契約を結んだ。しかし、不幸なことにジャイアンツと同じく、身体検査で同じケガの箇所(右足首)に懸念を示し、今現在でメッツと契約合意に達する可能性が高いが、2度目の契約破棄の噂も存在している。

そうとなれば、ある重要なクエスチョンが浮かぶのではないだろうか? それは「エンゼルスが、コレアとサインする可能性があるのか」といったものだ。今オフ、今まででエンゼルスは、FAでタイラー・アンダーソン、カルロス・エステべスやユーティリティープレイヤーのブランドン・ドルーリー、トレードではジオ・アーシェラやハンター・レンフローを獲得するなど、活発であるものの、コレアが守るショートのポジションではエンゼルスは手を加えていない。それに、メッツとの契約が破断となった場合、実質的に2つの獲得候補が消えたこととなり、エンゼルスにとってはコレアが格好の的となるだろう。

またそれに加え、コレアが望んでいるであろう12年規模の契約は他のチームが締結できるとは考えにくく、数球団しか獲得に名乗りを上げられないかもしれないが、もしコレアが6~7年規模の契約に甘んじるのならば、エンゼルスはコレアの入札競争に加わる事ができるだろう。

現在のエンゼルスの算出されているペイロールは、約2億500万ドルほどで、仮にコレアと契約を結んだ場合、ぜいたく税のラインを超える事は確実であり、そうする意思がないようであればエンゼルスのフロント陣は、現在のペイロールからいくらか金額を削減する必要がある。
大きな問題は、現在のオーナー、アート・モレノが球団売却に向けて取り組んでいる中、エンゼルスにぜいたく税の超過ラインを超える意思があるのかであるが、今オフの早々GMのペリー・ミナシアンは、戦うためにはチームがぜいたく税を超える可能性がある事を明らかにしており、カブスからFAとなっていたウィルソン・コントレラスがカーディナルスと契約合意に達する前、エンゼルスはコントレラスにオファーを送ったと報じられている。

コレアのようなタレント能力であれば、つじつまがあるものであり、投資するに値するが、もしコレアが3度目のFA市場に出た場合、エンゼルスはコレアに関心を示す唯一のチームではないだろう。しかし、ショートストップのポジションは、チームにとって加える事が必要なポジションであるのに変わりない。

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https://www.si.com/mlb/angels/news/angels-news-could-the-halos-jump-in-and-poach-carlos-correa-from-the-mets-js77

本記事はURL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:fansided.com

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