【MLB】”New Oakland” アスレチックスのトッププロスペクト2選手がロッキーズ戦で躍動!

計画通りに進めば、オークランド・アスレチックスのタイラー・ソダーストロムは、長く実りのあるメジャーリーグでのキャリアを歩むだろう。さらに、ソダーストロムのスキルはアスレチックスのナンバーワンプロスペクトだけでなくリーグ全体での有望株としても39位とその期待を裏付けている。

2020年のドラフト全体26位で指名されたソダーストロムは、経験した全てのマイナーリーグの階級で素晴らしいパフォーマンスで示し、アスレチックスへ次なる道を指示するよう強要させている。そしてソダーストロムがシーズンを終えた場所がAAAのラスベガスであった事を考えれば、アスレチックスはソダーストロムの足跡が聞こえてくるかもしれない。またそれに加え現在行われているスプリングトレーニングでの機会は、ソダーストロムがいつか到着するであろうMLBへの昇格を準備させるものとして活用されるものとなっているだろう。

現地月曜日の27日にアスレチックスのスプリングトレーニングの球場であるホホカム・スタジアムで行われた対ロッキーズとの試合は明確な例であり、ソダーストロムはスタメンでキャッチャーを務め最初の5イニングを守っただけでなく、ここ3シーズンのスプリングトレーニングでソダーストロムはすでに合計16試合出場していたが、先発メンバーに初めて名を連ねた。

「タイラーにとっては大きな一日だ。先発でマスクを被るのを得る事。彼のここまでの成し遂げたことに、彼は順調に進んでいる。彼の成功と成熟がある彼を目にすることは素晴らしいことだ」監督のマーク・コッツイはそう語っている。

打撃の観点から、マイナー通算191試合で打率.279 OPS.865 ホームラン41本を含む長打数88本とあるようにソダーストロムがマイナーでこれ以上何かをアピールすることは残っていない。そうなると、最後のメジャーへのステップは長期的なポジションだろう。ソダーストロムはドラフト指名時キャッチャーであったが昨シーズンの多くはファーストであった。
ただアスレチックスは、MLB側のキャンプにソダーストロムを長く置き続ける限りキャッチャーとして起用することを優先するだろう。それに高いレベルの中でポジションの負担をより速いペースでソダーストロムを慣れさせられるという恩恵もあるかもしれない。しかしながら、アスレチックスには若く才能あふれるシェア・ランジェリアーズというキャッチャーがそのポジションを占めるものとなっている。

とはいえキャッチャーであっても、ファーストであってもソダーストロムが早く順調に進んでいるのは確かであり、アスレチックスのチーム内部、外部の者を合わせても確実に近い将来に何が起こるのか楽しみなものだ。
コッツイはまたこう語っている。「我々は昨年、彼が成長を速めたように感じている。一度ダブルAに達すれば、どんな年齢であれ君はビッグリーガーとなることは出来ないとは決して言えるものではない。全体のパフォーマンスであり、彼はそのことを理解している」

またソダーストロムにとって特別な日であったことは間違いないが、同じくアスレチックスのプロスペクトの一人ロウレンス・バトラーによって主役の座は奪われたかもしれない。アスレチックスのプロスペクトランキング17位の評価を受けるバトラーはこの試合、2打数2安打をマーク。7回のバトラーの初打席までチームはノーヒットだったがその均衡を打球初速約117マイルの二塁打で破り、その後9回にレフト方向へ逆方向のアーチを描いた。
2018年のドラフトでアスレチックスから6位で指名されたバトラーは昨年ハイーAで81試合に出場し11ホームラン、19二塁打、41打点、13盗塁、OPS.825の成績を挙げ、その後アリゾナフォールリーグにも出場。さらにこの結果を受けアスレチックスはオフシーズンにバトラーを40人枠に追加した。

「彼は楽しい。彼はツールを持っている。そのパフォーマンスを出すのに彼は時間を要した。どんな時であれ高校生から、慣れるのは時間がかかる。(バトラーはアトランタのウエストレーク高校出身) 彼はここでプレーするためのツールがある」とコッツイはバトラーについてそう述べた。

バトラー、ソダーストロムに加えアスレチックスのキャンプには、他にも何人かのトッププロスペクトが参加しておりWBCイスラエル代表に選出されているザック・ジェオフ、カナダ代表に選ばれているデンゼル・クラーク、マックス・マンシー(ドジャースにいる同姓同名の選手とは関係はない)、ダニエル・スーサックが居る。
アスレチックスは現在MLBのロスターに居る選手やコーチと触れ合う経験を得る事によって、現在進行中で行われている再建の終わりに上記の若い選手たちが大きなインパクトを残す上での機会と考えている。
バトラーはその機会を有利に活用している。「MLBの選手たちの周りに入れる事は良いことだ。彼らの何人かと話が出来ているし、マイナーリーグの中で疑問に思ったことについて彼らの助言を受けている。ここでは、多くの楽しい事がある」とバトラーは口にしている。

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https://www.mlb.com/news/a-s-prospects-tyler-soderstom-lawrence-butler-show-star-power?t=mlb-pipeline-coverage

本記事はURL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:theathletic.com

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