【MLB】アスレチックス・ムーラー。移籍即での開幕マウンドへ!相手は大谷翔平!

新たな環境へ慣れていく中、オークランド・アスレチックスのサウスポーカイル・ムーラーはチームの先発ローテーション入りを勝ち取る為、スプリングトレーニングでパフォーマンスを発揮することをただ望んでいた。そのため、先週マーク・コッツイの監督室へ入った時、ムーラーが聞いたニュースは理解しえないものだった。
「正直に言えば、自分の前半のスピーチのすべてを忘れていた。僕は言ったんだ。”あり得ない!”ってね。超興奮したし、立ち上がってみんなとハグをした。そこから僕は満面の笑みだった」ムーラーはそうMLBドッドコムのアスレチックス番記者マーティン・ガイエゴスへそうコメントしている。

そのミーティングの中で、ムーラーは先発ローテーションで開幕を迎えるだけでなく、コッツイはアスレチックスのプロスペクトランキング5位に位置する左腕へ、現地30日の対エンゼルス戦でキャリア初の開幕投手を任せる事も伝えた。そしてルーキーの投手が今シーズン、開幕投手を務めるのはムーラーが唯一であった。

「とても大きな意味を持つものだ。みんなが成長していく中で抱く夢であり、自分は予想していなかった。だけど、僕が望んでいたものだ。これ以上嬉しいものはない」と開幕投手を務められる栄誉にムーラーはそう言葉に力を込める。

ムーラーは、今オフブレーブスにトレードで移った捕手のショーン・マーフィーの見返りでアスレチックスへ来たうちの選手の一人で、トレードが行われた当時ブレーブスのプロスペクトでナンバーワンの選手であった。そしてスプリングトレーニングを通して、93-96マイルを誇る直球、改良を加え空振りを増やすことにつながったパワースライダーを用いてアスレチックスの首脳陣を驚かせた。
それに加え、マイナー通算108登板を通して防御率3.18、541イニングで奪三振数588を誇るムーラーの実績を配慮に入れれば、アスレチックスがメジャーで通算12登板しかボールを投じていないムーラーへ開幕投手というボールを手渡したことは自信の表れと言えるだろう。それに、メジャー通算12登板という数字はアスレチックスのチーム内で開幕投手を担った投手では2014年シーズンのソニー・グレイの同じく12登板以来の最小でもあった。

コッツイはムーラーについてこう語っている。「我々の考えの中では、カイルはこのローテーションに長く居続けるだろう。彼は、今現在の地点へ達するのに精力的に取り組んでいた。我々は彼の将来に興奮しているし、私が彼に、開幕戦の先発ピッチャーだと伝えた時、彼の興奮度、エナジーそして感情の動因は、そう伝えるときに望んでいる正確なものだった」

またムーラーの開幕マウンドをさらに特別なものとするのはホームベースの後ろでマスクを被るのがシェア・ランジェリアーズだからであろう。スプリングトレーニング中のアリゾナで同じ部屋に同居していた二人は、ブレーブスではトップの有望株としてのし上がり、しばしば一緒にメジャーリーグのフィールドに立つのはどのようなものか想像していた。しかしながら、彼らのつながりがあったのはプロ入りする前からであり、ムーラー、ランジェリアーズ双方はテキサス州内の高校で抜きんでていた選手としてお互い面識があった。2016年に、ムーラーはイエズスプレパラトリースクールで投手と外野手の二刀流選手としてテキサス州ディビジョン6A年間最優秀選手、ゲーターレード全米最優秀選手をそれぞれ受賞。同じ年ランジェリアーズはアメリカ全州でのファーストチームに選ばれた。おかしなことにランジェリアーズはリリーフ投手として選出され、ムーラーが通っていたイエズスプレパラトリースクールの西に30分ほどであるケラー高校で抑え投手として素晴らしい活躍を収めていた。「二人のテキサスにいた子供が野球をプレーする、僕はとても興奮している。カイルを思うとただただうれしい」ランジェリアーズはそう口にする。

引用元:www.ajc.com

一方ムーラーは「シェアは僕が伝えた最初の人だった。なぜなら、彼らは誰一人伝えないでくれと言われていたからだ。僕たちは子供のようだった。そのことについて話している時、飛び跳ねていたし、クールなものとなるだろう」と語った。

またムーラー自身のデビュー戦と同じように、重大なものではないがムーラー本人は同じような緊張があると予測している。そして、レイズのマイナーリーグでプレーしている兄弟のクリスはその場に立ち会えることができないが、彼の両親と妹がオークランドでの開幕戦へ見に行く予定だ。

そしてムーラーに意味が通じている事は相手投手が二刀流、大谷翔平であることだろう。ムーラーはこうコメントを残している。「世界でナンバーワンの選手だ。自分のメジャーデビュー戦の相手は、ジェイコブ・デグロムだった。それもとてつもなくクールだった。一野球ファンとして、今そのことに目をやるとクールだ。しかし木曜日にフィールドに出るとき、僕たちはそのことを一から忘れ、試合に勝つことだけに努力するつもりだ」

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本記事はURL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:www.si.com

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