【Bリーグ】ベルテックス静岡・個人的2021-22シーズン振り返り④(完)

多くのBリーグクラブは7月から期が変わり、2022-23の新シーズンがスタートしていますが、2021-22シーズンの個人的振り返りを最後までさせてください。

私がベルテックス静岡にジョインしてから日を追うごとに強く感じていることの一つに「競技以外の活動に対する選手理解の高さ」です。手前味噌ですが、ここまで率先して競技以外の活動に理解を示してくれる選手たちが揃ったクラブはないのではないかと思うほどです。

具体的な例をいくつか。
シーズン中のホームタウン活動で、だいぶ寒くなった平日の午後、「街の中心地にある放置自転車を減らすための啓発活動」への参加協力依頼をいただきました。こう言ってはなんですが、多くのマスメディアが来るような活動ではありませんし、当然その日もチーム練習はあるので、そのような状況を考えると「参加したい」と手をあげてくれる選手はいないかなと思っていたのですが、静岡出身の選手たちが手を挙げてくれました。

コロナもある状況でいうと簡単なことではなく、すごく感心したことを覚えています。
選手たちに聞くと「まだまだベルテックス静岡というチームは知られていない。地元に浸透させるには地元出身の自分達がやらないと。コロナ禍だから参加できるイベントがあるのであればやりたいです」という、ビジネスサイドからしたら神のような返答が返ってきます。

また別の例を。
5月のシーズン終了に合わせ、パートナー企業の皆様を招いた感謝パーティーを開催しました。
コロナ渦なので、マスク着用、非接触の中での対面形式での会でした。

こういうパーティーはこれまでのクラブでも何度も開催してきていますが、会の最中に「歓談の時間」があります。「歓談の時間」は特に壇上での催しがなく、来場された方々と立ち話的にお話しをして日頃の感謝をお伝えする時間です。ここでの立ち振る舞いは選手の個性がガッツリ出るため、面白いと同時にいつも少し不安になるものです。
「歓談の時間」がはじまるや否や積極的に来場者の方に声をかけにいき、フレンドリーに話し始める選手もいれば、中には、主旨は理解しているし、その気もあるけど、どうしても普段コミュニケーションしていない方とフランクにお話しできない、苦手だという選手もいます。そういう選手は最初は気を張って頑張るのですが、だんだんと「自分が話しても相手は楽しくないのではないか。であればしゃしゃるのはやめよう」と終盤は隅の方でスマホを見ながら時間が過ぎるのを待つ、という光景を見ます。この日のパーティーでもそういう選手がいました。

次のことを後日他のスタッフから聞いて驚きました。
あの日の会が終了してからバックヤードでベテラン選手が、歓談中に隅の方で佇んでいた選手たち(何人かいたようです)を集めて、①感謝すべき相手に対して失礼であること、②パートナー企業の方とのコミュニケーションは会社のためになるだけでなく選手本人のためになること(個人的な応援者を増やす)などを熱心に話していたとのことです。
これまで、少なくとも私はこういうことを指導する選手に出会ったことがなく、本当に素晴らしい姿勢だなと思いました。

こういう姿勢の選手たちがリーダーシップを発揮してくれるため、多くの活動が実施できています。ただ、素晴らしいマインドセットの選手たちにおんぶに抱っこということになってしまってはいけません。選手たちの姿勢を見るにつけ、私たちフロントサイドのスタッフも選手たちとともに成長していけるよう努力を続けなければならないと気を引き締めています。

すでに始まった2022-23シーズンも素晴らしい仲間と一緒に、競技目標(B2昇格)、ビジネス目標(各指標については後日また)達成のために「ALL IN!」していきます。

また書きます。

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ベルテックス静岡のアバター ベルテックス静岡 男子プロバスケットボール クラブ

男子プロバスケットボールリーグB.LEAGUE3部(B3リーグ)に所属。
2019-20シーズンからB3リーグに参戦中。
「スポーツで日本一ワクワクする街へ」を合言葉に、静岡県静岡市を中心に県内各地で活動中。

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