国枝慎吾氏・奈良くるみ氏が有明コロシアムで子どもたちと交流

ユニクロ「The Heart of LifeWear」グローバルローンチイベントをレポート

ユニクロが、難民や子ども、災害被災地などにヒートテックを寄贈する活動「The Heart of LifeWear」のグローバルローンチイベントを、10月20日有明コロシアムにて開催した。

「The Heart of LifeWear」は、全世界で100万点以上のヒートテックを難民や子ども、災害被災地へ届ける寄贈活動。本年はヒートテックの共同開発パートナーである東レ株式会社と協働して実施されるといい、東レ株式会社が特別協賛する東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントの会場である有明コロシアムにて、テニスを通じた温かな交流が広がった。

目次

“あったかい”を学び、つなぐ時間

イベントの第一部「The Heart of LifeWear “あったかい”を届けよう!」には、ユニクログローバルブランドアンバサダーの国枝慎吾氏、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント大会アンバサダーの奈良くるみ氏が登場。子どもたちとともに授業形式で寄贈活動や支援先の現状を学んだ。子どもたちは、能登支援の様子を伝える綾瀬はるかさんの映像に、真剣な表情で見入ったり、東レによる「ヒートテックの仕組み」を学ぶ実験で、水蒸気に触れた繊維が一気に温まる様子を目の当たりにし驚いたりと、普段触れる事のない内容に終始真剣に耳を傾けている様子だった。

テニスコートで広がる笑顔とエール

授業後はコートに舞台を移し、国枝氏が「みんなも、世界をヒートテックで温かくしていきましょう!」と呼びかけると、テニスアクティビティがスタート。奈良氏考案のウォーミングアップで体をほぐした後、参加者は4チームに分かれて「想いをつなぐリレー」に挑戦。
ラケットにボールを乗せ、障害物を避けながら走り、次の走者へバトンをつなぐ。国枝氏は華麗なターンで会場を沸かせ、奈良氏は子どもたちに「できそう?」「いいね!」と声をかけながら、笑顔で励ましていた。
リレーの合間に「がんばれ!」と声を送り合う姿に、スポーツの原点であるつながる楽しさがにじんだ。

最後は、「The Heart of LifeWear」のハートにちなみ、ハートのシールをパネルに貼るワークショップが実施された。子どもたちが、リレーを完走して受け取ったハート型のシールを想いを込めてボードに貼り付け、国枝氏が「世界をヒートテックであたたかく!」とメッセージとサインを添えて完成。
イベントに参加した子どもたちは「世界のいろんなことを知れてよかった」「世界がヒートテックでいっぱいになったら、いい冬になりそう」と笑顔を見せた。

奈良氏は「今日学んだことを、お友達にも伝えていってほしい」と語り、国枝氏も「人に優しくすることの大切さを伝えられたらうれしい」とイベントの第一部を締めくくった。

企業とパートナーが紡ぐ支援のバトン

第二部「The Heart of LifeWear メディア説明会」では、ファーストリテイリング取締役 グループ上席執行役員の柳井康治氏ら、寄贈活動の関係者が登壇。

まず初めに、柳井氏から活動についてプレゼンテーションが行われ、2つのチャレンジを行っていくことが発表された。一つは、50万点のヒートテックをシリアの帰還民に寒い冬の前に届けること、もう一つは、活動をより多くの方々に知っていただけるように、イベント開催や衣料支援などを続けていきたいと語った。

続いて、東レ株式会社 GO事業部長の大川倫央氏は、本寄贈活動への2億円の寄付を発表。今後は、ヒートテックが生産されている国内外の拠点地域でも、活動や発信をユニクロと共に行うと述べた。

また、UNHCR 駐日代表の柏富美子氏は、ユニクロが行っている支援について、現場のニーズに沿った支援やサポートに感謝の意を示していた。ユニクロの「The Heart of LifeWear」活動に今度も注目していきたい。

イベント概要
イベント名:「The Heart of LifeWear」グローバルローンチイベント
開催日: 2025年10月20日(月)
場所: 有明コロシアム

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