【体操】人の名前がついた技について

こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?

体操競技も男女共にオリンピック代表が決まり、パリオリンピックに向けて、体操ファンの熱が上がってきていることかと思います。

そして体操と言えば人の名前がついた技が数多く存在します。
どのような経緯で技に人の名前がつくのか気になった方もいるのではないでしょうか?

今回は技に名前がつくまでの流れと、名前がついた技にどのようなものがあるのかを紹介していきます!

目次

1.どうすれば技に名前がつくの?

体操選手にとって夢の1つともいえるのが、自分の名前がついた技を残すことです。

まず、新たな技(オリジナル技)として認定してもらいたいのであれば、主要な国際大会に出場し、事前に申請をした上で、実際にその技を成功させる必要があります。

しかし、多くの技がどんどん発表されており、似たような技は同じ技として扱われてしまったり、危険性が高い技は削除されてしまう場合もあるので、全てが認定されるわけではありません。

2.どんなオリジナル技があるの?

有名な技だと、鉄棒の後方伸身2回宙返り1回ひねり懸垂【カッシーナ】に、ゆかの後方伸身宙返り4回ひねり【シライ/キムヒフン】などがあると思いますが、皆様はどんな技を思い浮かべたでしょうか?

そして、なんと我がチームteam YAGIのメンバーにもオリジナル技を実施する選手がいます!

2023年マスターズ大会 M.RYOJIのゆか

体操マスターズ界でゆかの十字倒立といえばこの人でしょう!
この選手がゆかで行った後転ひねり十字倒立はおそらく他に実施している選手はいない技だと思います。
更に2023年マスターズ大会では、それだけにとどまらず、その後も2回十字倒立を実施しています。

十字倒立は通常の倒立よりも手と手の幅を大きく広げて行うため力が必要となる技です。
その十字倒立を3回も演技に入れているのは驚異的としか言いようがありません!!

2022年マスターズ S.TAKAYUKIのつり輪

続いて紹介するのはこの選手のつり輪の終末技です!
逆さまに懸垂した状態から一気に体を前に回転させる技なのですが、懸垂振動(スイング)を使っていないので勢いがつけづらく、見た目以上の難しさがある技と言えるでしょう!

そしてこの技は、海外の選手にユニークなスキルとして動画が拡散された珍技でもあります↓

https://youtube.com/shorts/M05x3fx5xdk?si=4Wjp4pRK0MM3CKlB

このような独創的な技や動きがみたい人は是非マスターズ大会を一度ご覧になってほしいと思います。

3.最後に

体操の技は数えきれないほど多くありますが、その中で好きな技を一つみつけることは、試合を観るうえで楽しさが増すと思います。
あまりにも技の数が多い為、名前まで覚えられないという方は、なんとなく「この動きが好きだな、面白いな」という見方ができてもいいと思います。

そして我々team YAGIも体操界を盛り上げるためにメンバーそれぞれが懸命に練習しています。

今年も魅せる演技をお届けしますので応援よろしくお願いいたします!!

team YAGI 2024 PV

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この記事を書いた人

team YAGIのアバター team YAGI 社会人体操競技チーム

関西を拠点に活動する社会人体操競技チームです!主に関西のローカル大会や、全日本マスターズ体操競技選手権大会に出場しています!メンバーは20代~50代まで幅広く、「体操が大好き」という気持ちを強く持ち、休日や仕事終わりに体操を続ける(練習する)体操愛好家集団です!YouTubeやInstagramで体操の魅力と面白さを伝える活動を行っています!小さな子どもから大人の方まで多くの方に体操を楽しんでいただきたいと考えています!また、体操を生涯スポーツとして考え、社会人(マスターズ)ならではの楽しみ方もお伝えできればと思っています!

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