レアル・マドリードをはじめとする世界的スポーツチームのヘッドドクターらが集う「Sports Doctors Network」が誕生!2025年には日本でのカンファレンスも決定!

2024年10月8日に、レアル・マドリードメディアカルアドバイザーを務める Niko Mihic(ニコ・ミヒッチ氏)を CEO とし、世界的スポーツチームのヘッドドクターらを集め、「Sports Doctors Network」(以下SDN)がスペインにて設立した。さらに 2025 年 6 月に、アジア圏で初のカンファレンスを日本で開催することも決定。

SDN は世界最高峰のクラブチームやナショナルチームで絶大な実績を持つ医師たちが集結し、アスリートのパフォーマンス最適化から一般医療への応用に至るまで幅広く支援を行うことを目的として設立されたもので、エリートアスリートだけでなく、一般の方々の健康促進にも貢献するため、医療提言、健康長寿、環境、テック等の取り組みを行なっていくとのこと。

これまでも、レアル・マドリード、ロサンゼルス レイカーズ、ニューヨーク・ヤンキースなど、多くの世界的なチームのドクターが協力し、選手とチーム、企業向け等の医療コンサルティングを提供してきているSDN。6 月には、ハーバード・メディカルスクールで開催されたカンファレンスにて、エリートアスリートケアの活用法や睡眠とパフォーマンスの関連性など広範囲のテーマを発表している。

組織設立後の 10 月に英国の House of Lords(貴族院)で開催された会合では、エリートスポーツ医学医師による、一般公衆衛生へのギャップを埋めるためのエクスクルーシブな洞察をテーマに議論も行なった。

さらに 2025 年 6 月に日本でのカンファレンス初開催が決定。今後は、カンファレンス、コンサルティングの他、企業との共同研究や商品の開発、SDN 独自のコンシェルジュサービスの開発など、アスリート向けの研究に加えて一般向けのサービスの開発等も推進していく予定だ。

目次

■Sports Doctors Network とは

SDN は、国境、スポーツ種目などを超え、世界中のトップドクターたちとのネットワークを活用し、選手ケアのあらゆる側面を最適化することを目的として設立された。

エリートアスリートケアを一般活用できる環境を促進して、医療全般、健康長寿、環境、テック、宇宙環境等への貢献を目指している。具体的には、東洋医学と西洋医学の融合に関する総合研究等を推進し、人体の可能性を最大限に活かせるトップアスリートを支えるチームドクター達から、メンタルヘルス、栄養学、トレーニング、チームビルディング、ストレス・リリース、睡眠改善、ウェルビーイング、女性の産後復帰の知見等を幅広く共有し、それを促すためのプロダクト共同開発や、アドバイス、コンサルティングなどを行っている。

アスリートだけでなく、エリートスポーツ医学の知見を社会全体に還元するため、一般の健康増進や福祉に寄与することも目指している。

■2025 年 6 月アジア圏で初のカンファレンスを日本で開催

ノーベル財団会長やハーバード大学医学部教授、さらにはレアル・マドリード、ロサンゼルス レイカーズ、ニューヨーク・ヤンキースの主治医を海外から招聘し、日本政府および日本の大学関係者とともに、東京大学にて「医療×スポーツ×食」をテーマとしたカンファレンスを 2025 年 6 月に開催が決定。

詳細に関しては下記 URL にて、随時更新されるとの事なので是非チェックを。

株式会社 PROJECT G HP:https://www.projectGmanagement.com/
問い合わせ先:Info@projectGmanagement.com

■Sports Doctors Network 役員メンバー

resident and CEO (代表) Niko Mihic(ニコ・ミヒッチ氏)

レアル・マドリードのチーフ・メディカル・アドバイザー。その他にもマドリード病院のエグゼクティブ・ヘルス・プログラムのディレクター、イギリス空軍とアメリカ支部 NATO の医師、エールフランス航空と KLM オランダ航空のメディカル・アドバイザーなども務めている。以前は、欧州宇宙機関のメディカル・アドバイザーを務めていた。最近では、フォーブス誌の「スペインの医療影響者トップ 25」に選出された。スペインとカナダで 30 年以上医療に携わっている。

Compliance Officer (コンプライアンス・オフィサー)
Carl-Henrik Heldin(カール・ヘンリック・ヘルディン氏)

2003-2023 まで 20 年間ノーベル賞会長、現在ノーベル財団理事長を務める。1986 年よりルートヴィヒ癌研究ウプサラ支部長、1992 年よりウプサラ大学医学部分子細胞生物学教授。また、2011 年からは欧州研究評議会の副会長を務めている。パトラス大学、ヘルシンキ大学、トゥルク大学、ハイデルベルク大学の名誉博士。400 以上の研究論文と 200 以上の総説を発表し、Pezcoller-American Association for Cancer ResearchAward(2002 年)、Anders Jahre ́s Large Medical Prize(2019 年)などの科学賞を受賞。

COO/ Head of Asia-Pacific (COO/アジア代表) Sakiko Yamada(山田早輝子氏)

国際ガストロノミーアカデミー日本代表。株式会社フードロスバンクの代表取締役社⻑、Splendent Media 代表を務めている。また内閣府クールジャパンプロデューサー/審査員や東京都、各県の委員など、多くの役職を兼任し、国連 WFF のマスタークラスにもフィーチャーされロサンゼルス市庁 SDG5 戦略上席アドバイザーなども務める。スペイン王国国王フェリペ 6 世からイサベル・ラ・カトリカ勲章コマンダー章を授与されたほか、LVMH ヴーヴクリコ「影響力のある女性賞」、Japan Times「Sustainable JapanESG 部門 審査員特別賞」など多数受賞。

■Sports Doctors Network の今後の活動について

今後の活動として、2025 年 5 月には、University of Children’s Hospital, ZURICH と共同で FIFA、スイスサッカー選手協会とパートナーを組み、FIFA 本部にて脳震盪の治療法を開発・支援することを目的としたチャリティマッチを行う予定。
さらに 2025 年秋以降、アメリカのナショナル・フットボールリーグとのカンファレンスやハーバード大学マサチューセッツ総合病院でのカンファレンスも決定している。

また、世界各国の研究機関や医療機関、スポーツ関連企業とのパートナーシップを拡充することで、医療だけで
なくアスリート向けの新技術、一般向けの健康関連製品の開発を推進する。現在アスリートのパフォーマンス向上を目指し、ハーバード大学医学部教授と共同研究した睡眠とパフォーマンスを最適化するためのスリープウェアをメイド・イン・ジャパンの技術で行う共同開発や、日本の特許を生かした体や環境に害を与えない紫外線対策のための日焼け止めの研究も進めているとの事。

さらに、SDN 独自のサービスとして、一般向けにコンシェルジュサービスの開発も行っており、本サービスはSDN に参加しているスポーツドクターが直接、医療アドバイスを提供するもので、スポーツ選手や健康に関心を持つ一般の方々に幅広く利用される予定だ。

医療活動の開発・支援、アスリート向け技術開発に加えて、一般向け医療アドバイスサービスの提供も行うとの事で、SDNの今後の活動から目が離せない。

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