【塩原恒夫】9月の連戦市街地はパパイヤ街道〜F1アゼルバイジャン&シンガポールGPダイジェスト実況

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新人類と世界遺産・アゼルバイジャンGP

さあでは、世界文化遺産ガイド・ツアー、スターティング・グリッドです~パワーユニット交換オコン、ハミルトンはピットからレースに加わります/予選失格、落胆のガスリー。ジョウ・グァンユー、ザウバーの行き止まり/ボッタスはそっくりさんと変わりたい。良い子のお手本ノリス、黄色は注意のうらめしや/2017年優勝リカルド、3位表彰台ストロールは、ニューウェイさんに認められたい/ヒュルケンベルグ19歳に破れたり。角田は、2か月ぶりの入賞へあとワンプッシュ/公道コースに熊の目撃情報、ベアマンだ。ドライアイス・白い煙の向こうからアルボン登場/21歳コラピント、敬老の日を明日に控えて、アロンソに最敬礼のとき/フェルスタッペン とラッセル、去年のスプリント接触&ファステスト争いの因果は巡る/バクーとシンガポールを勝った人は手を挙げて~ペレス、サインツ俺たちのダブル・ヘッダー/モンツァで優勝するはずだったのに、ピアストリ。今回も俺がトップさ、ルクレール自信満々、最前列バトルの結末は果たしてー以上20台による城塞都市攻略戦です。

世界最大の湖=カスピ海にレッドシグナルの照り返し、51周決勝スタート〜ルクレール、ピアストリのフロントロウは順位変わらず、サインツ/ペレス2列目で、ラッセル/フェルスタッペン3列目で、レッドブル逆襲。3位ペレス、5位フェルスタッペン!11番手からの角田はストロールと接触し、残念ながらイタリアGPに続いてのリタイヤとなってしまいました…15番手スタート=ノリスは、快調にポジションをアップしポイント圏内に入ります。しかも一回きりのピット戦略で、ノリスはペレス(対ピアストリ)のアンダーカットを防ぐチームプレーで抑えこみます。そしてー

20周を迎えた1コーナーで、ピアストリがルクレールの隙をつくオーバーテイク!トップに立ちました。以降は、DRS圏内でのルクレールの追撃を懸命に守り切るピアストリ。ノリスは37周終わりまでタイヤを引っ張り、15秒ほど前方のフェルスタッペンを追いかけます。ついにラスト3周で逆転、ノリス6位に。さらには、2位3位表彰台争いが激化し、ルクレール&ペレス&サインツ三つ巴。最後は、公道で結果を残すペレスとサインツが絡むストリートファイター同士のあってはならない殴り合いのようなクラッシュの結末でジ・エンド。ヴァーチャル・セイフティカーのまま、ピアストリが2勝目のチェッカーを受けました。2位には悔しさ滲ませてルクレール、ラッセル棚ぼた3位表彰台。4位浮上のノリスはファステストも獲得、5位フェルスタッペン、以下アロンソ、アルボンと続き、デビュー2戦目コラピント8位、9位ハミルトン、10位代役ベアマンはキャリア2戦異なるチームでの連続ポイント獲得となりました。コンストラクターズ・チャンピオンシップでは、マクラーレンがレッドブルを逆転して首位に立っています!

LEDが占う未来・シンガポールGP

元祖ナイトレース、15回目のスターティング・グリッドです〜ジョウ・グァンユーとボッタス、明けない夜はない/9月の低迷、我慢だガスリー&ストロール/リカルド、オコンはチームと別れの時近づいて/クリーンに復帰マグヌッセン、ペレスはQ2クリアできず/アルゼンチンの星コラピントを従えてアルボン/予選クラッシュ=サインツとタイム取り消し=ルクレール、5列目の跳ね馬/5戦ぶりQ3角田は3戦ぶりチェッカーへ8番手、アロンソが並ぶ/熊の衝撃から今週は6位の驚愕ハース・ヒュルケンベルグ、先週の主役ピアストリTOP5/ラッセルとハミルトン、メルセデスはセカンドロウから主張する/まだまだ余裕か、いやいや切迫フェルスタッペン vs 先導ノリスの照らす道〜以上20台による音速のエレクトリカル・パレードです!

中3週のブレイク前に市街地の赤信号が追い越し優先レーンへと促すときー62周決勝レース、スタート!今季5度目のポールからノリスはトップをキープ、フェルスタッペン、ハミルトンと上位はそのまま。角田は遅れました、入賞圏外となります…今回も1ストップ基本のレースはミディアム・タイヤ主流の中、ハミルトンがソフトを選択したことで先に動きます。逆に38周最後にタイヤ交換となったピアストリが、ハミルトンとラッセルを順にとらえて3位に。ルクレールも盛り返してハミルトンをかわし5位、ただラッセルには届かない。ノリスは課題だったスタートを決めた後は、フェルスタッペンに20秒以上の差をつけ堂々の3勝目をマークしました!ピアストリ3戦連続ポディウム、ラッセル、ルクレール、ハミルトン、7位サインツ、8位アロンソ、ヒュルケンベルグ、ペレス10位、コラピント11位、角田12位でした。18位リカルドは、ファイナルラップでノリスのファステストを更新し、有終(次戦からローソンが角田の同僚に)のドライバーズ・オブ・ザ・デイに輝いています。

シンガポールGP史上初、赤旗なしセーフティカーなしの夜の安全運転ショーで9月は幕。フェルスタッペン52Pリードでラスト6戦へ。ノリスは、リカルドにファステスト1Pを消されたことで、自力タイトルはなくなりました。マクラーレンとレッドブルの差は、41Pに広がっています。

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