【J1昇格プレーオフ】ジェフ千葉がRB大宮アルディージャに大逆転勝利で決勝進出!!

12月7日に行われたJ1昇格プレーオフ準決勝、ジェフユナイテッド千葉が0-3の絶望的な状況から4-3でRB大宮アルディージャを撃破し、決勝進出を果たした。勝利の立役者は、プロ初出場となった17歳・姫野誠。試合終盤、フクダ電子アリーナが生んだ”奇跡”の舞台には、J1昇格を願う千葉サポーターの声援と、クラブの未来を背負う新星の一撃が刻まれた。

  • 千葉が16分間で4ゴールを奪い、0-3から4-3の大逆転
  • 17歳の姫野誠がデビュー戦で同点弾を決め、チームを救う
  • 終盤には河野貴志が逆転ヘッドを決め、千葉が決勝進出
  • フクアリが生んだ「第二の奇跡」、17年ぶりJ1復帰に王手
  • 大宮はセットプレーから3得点も、後半に失速し昇格を逃す
目次

フクアリで起きた“第二の奇跡”

絶望からの16分間

J1昇格プレーオフ準決勝、3位千葉はホーム・フクダ電子アリーナで6位のRB大宮と対戦。前半20分、泉柊椰のゴールで先制されると、32分には関口凱心、後半3分にはアルトゥール・シルバに決められ、48分時点で0-3と崖っぷちに立たされた。

しかし、千葉はここから驚異的な反撃を見せる。60分、小林慶行監督はデビュー戦となる17歳の姫野誠をピッチに送り出す大胆采配。すると71分、エドゥアルドの浮き球にカルリーニョス・ジュニオが反応し、強烈な右足ボレーで1点を返した。

交代選手が流れを変える

流れを掴んだ千葉は、73分に米倉恒貴、呉屋大翔らを投入し攻勢を強める。77分にはエドゥアルドがこぼれ球を強烈に叩き込み2-3。さらに83分には、米倉の浮き球パスに抜け出した姫野が冷静にループシュートを決めて同点。プロ初出場、しかも17歳という背景がこの一撃をドラマチックに演出した。

87分、CKから河野貴志が逆転ヘッドを突き刺し、千葉はついに試合をひっくり返した。試合終了の笛が鳴った瞬間、フクアリのスタジアムは歓喜と熱狂に包まれた。

姫野誠、伝説の始まり

アカデミー育ちの希望の星

この日一躍ヒーローとなった姫野は、千葉のアカデミー出身。U-17W杯を終えたばかりの17歳は、「自分の特長であるドリブルやシュートを出そうと思った」と語る。冷静なループシュートは狙いではなかったというが、それでも「決められてよかった」と笑顔を見せた。

「アカデミーの時からずっとJ2で、フクアリでJ1の試合をやってほしいと思っていた」と語る姫野。2008年生まれの彼にとって、千葉がJ1を戦っていた時代は記憶にない。それでも、この一撃でチームをJ1昇格の決勝へ導いた。

崩れた大宮、3試合連続逆転負け

宮沢監督「流れを止められなかった」

一方、3点のリードを守り切れなかった大宮は、今季の課題が露呈した形に。71分の失点から流れを取り戻せず、計4失点。これでリーグ最終節から3試合連続で逆転負けを喫した。

宮沢悠生監督は「流れを切る、ゲームをコントロールする部分で自分の采配を含めて相手に持っていかれた」と反省。試合後にはキャプテン・市原吏音も「J1にふさわしくなかった。全てにおいて足りなかった」と悔しさをにじませた。

まとめ

17歳の新星が起こした奇跡、37歳のベテランが導いた逆転劇。そして、フクアリのスタジアム全体が後押しした勝利。ジェフユナイテッド千葉は、17年ぶりのJ1昇格にあと一歩と迫った。12月13日、決勝の相手は徳島ヴォルティス。クラブの未来を懸けた一戦で、再びフクアリの魔法は起こるのか。千葉の挑戦は続く。

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