・ドジャースが敵地で3-1勝利しシリーズ成績を3勝3敗に
・山本由伸が6回1失点の力投でPS通算6勝目を挙げる
・佐々木朗希が9回に無死二・三塁の大ピンチ招くも、グラスノーの“神救援”で試合を締める
・ブルージェイズは痛恨の走塁ミスで試合終了、勢いはドジャースへ
・第7戦はスクランブル登板の可能性も…大谷翔平の先発起用に注目
山本由伸、圧巻の快投でド軍を救う
ブルージェイズのホーム、ロジャース・センターで行われたワールドシリーズ第6戦。連覇に望みを繋ぎたいドジャースは、山本由伸の力投と打線の集中打、そして終盤の守備力でブルージェイズに競り勝ち、対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込んだ。
先発の山本は、初回に味方のエラーでピンチを迎えるも、ゲレーロJr.を三併殺に仕留め無失点スタート。6回96球を投げて5安打1失点、6奪三振と粘投し、ポストシーズン通算6勝目をマーク。ワールドシリーズ2勝目も手にし、チームに“逆王手”をもたらした。
3回の猛攻が試合を決定づける
試合を動かしたのは3回表。1死からエドマンが二塁打で出塁すると、ブルージェイズは大谷翔平を申告敬遠で歩かせ、2死一・二塁の局面に。ここでスミスが先制の左翼線二塁打を放ち1点を先取。続くベッツも2点適時打を放ち、ドジャースが一気に3点を奪った。
直後の3回裏、ブルージェイズも反撃。バーガーの二塁打からスプリンガーのタイムリーで1点を返すが、山本が踏ん張って追加点を許さなかった。
朗希が招いた最大のピンチ、救世主グラスノーが救う
終盤は継投勝負に。ドジャースは7回にロブレスキ、8回からは佐々木朗希をマウンドに送った。佐々木は8回を無失点で切り抜けたものの、9回に死球とエンタイトルツーベースで無死二・三塁の大ピンチを招き降板。ここで急遽登板したのは、翌第7戦の先発候補だったグラスノーだった。
グラスノーはクレメントをファーストフライ、続くヒメネスの浅い左飛で2死を奪うと、飛び出していた二塁走者バーガーを併殺で刺してゲームセット。劇的な幕切れで勝利を守った。
試合の明暗を分けた走塁ミス
9回の幕切れは、ブルージェイズにとってまさに“悪夢”だった。浅い左飛にも関わらず二塁ランナーのバーガーが大きく飛び出し、帰塁できず併殺となったこのプレーは、NHK解説・田口壮氏も「絶対にアウトになってはいけない」と断じた。流れは完全にドジャースに傾いた。
第7戦は総力戦、大谷翔平登板も浮上
第7戦は11月1日(日本時間11月2日)に開催される。ロバーツ監督は「山本を除く全員が登板可能」と語り、大谷翔平の“中3日”先発案にも含みを持たせた。グラスノーは第6戦に登板したが、コンディション次第では再び先発の可能性もあり、まさにスクランブル態勢。ブルージェイズはシャーザーを先発に予定しており、全てをかけた死闘が展開される。
まとめ
ドジャースが土壇場で粘りを見せ、ワールドシリーズを第7戦へと持ち込んだ。山本由伸の圧巻の投球とグラスノーの神リリーフ、そしてブルージェイズの痛恨の走塁ミス。運命の最終戦は11月1日(日本時間2日)午前9時開始予定。歴史を作るのはどちらか、注目の一戦から目が離せない。
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