・ドジャース大谷翔平がナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で3本塁打&10奪三振の“歴史的快挙”を達成
・ポストシーズンで投手として出場しながら1試合3本塁打はMLB史上初
・地元LA紙も「別世界」と大谷のパフォーマンスを大絶賛
・ドジャースはブルワーズに勝利し、2年連続のワールドシリーズ進出決定
二刀流が導いた歴史的勝利
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、再びMLBの歴史を塗り替えた。現地時間10月17日(日本時間18日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦、ミルウォーキー・ブルワーズとの一戦で、「1番・DH兼投手」として出場。打っては3本塁打、投げては7回途中まで10奪三振・無失点と、誰もが目を疑う“ショウヘイ・ショー”を繰り広げた。試合は5-1でドジャースが勝利し、2年連続となるワールドシリーズ進出を決めた。
観客を総立ちにした1試合3発
第1打席で大谷は、ブルワーズ先発キンターナのスラーブを完璧に捉え、右翼最上段へ運ぶ先頭打者ホームラン。続く第3打席では、飛距離469フィート(約142.9メートル)という超特大弾を場外へ叩き込み、スタジアムの空気を一変させた。そして7回、MVPコールが響く中で放った3本目のアーチは中堅左へ。打球速度182.8km/h、飛距離130.1メートルと圧巻の一撃だった。スタジアムの観客は立ち上がり、歓喜の渦に包まれた。
ポストシーズンでの1試合3本塁打はMLB史上12人目で、日本人選手としては史上初。さらに投手として出場しながらの3本塁打は、メジャーリーグ100年超の歴史で“前代未聞”の快挙である。
投球でもMLB史に名を刻む
この日、大谷は打撃だけでなく、投球でも異次元のパフォーマンスを披露。先頭打者に四球を許したものの、そこから3者連続三振で立ち上がりを締めた。7球種を使い分けながら、ブルワーズ打線を6回0/3までわずか2安打・無失点・10奪三振に抑える見事な内容。投手としての球数は100球で、そのうち66球がストライク。最速161.4km/hを計測したフォーシームをはじめ、スイーパーやスプリット、シンカーなど多彩な球種で相手を翻弄した。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ポストシーズンの1試合で「3本塁打&10奪三振」を記録したのは、メジャー史上で大谷が初めてだという。
地元紙も称賛「別世界」「真の名パフォーマンス」
この歴史的パフォーマンスは、翌日のロサンゼルスの地元紙各紙でも大々的に報じられた。「ロサンゼルス・タイムズ」はスポーツ面のトップに大谷の写真を掲載し、「別世界」と見出しに掲げた。「デイリー・ニュース」も「真の名パフォーマンス」との見出しで特集を展開。ファンからは「これは現実なのか?」「この新聞が欲しい」といった声も多く寄せられている。
試合後、チームメイトのグラスノーも「口あんぐりだよ」「あれは狂ってる。見ていて楽しい」とコメントするなど、選手たちからも賞賛の嵐が巻き起こった。
まとめ:歴史の中心に立つ「ショウヘイ・オオタニ」
ポストシーズンという最も重要な舞台で、投打の両面からチームを勝利に導いた大谷翔平。そのパフォーマンスは、単なる“二刀流”を超え、MLBの歴史を変える存在として語り継がれるだろう。ドジャースはこれでワールドシリーズ進出を決め、悲願の連覇に向けて大きな一歩を踏み出した。大谷の“伝説”は、まだ始まったばかりだ。
ウルトラスポーツ速報編集部
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