【MLB】フィリーズの次なる延長契約のターゲットとの契約はどうなるのか?

次なる延長契約は、投手の主軸アーロン・ノラとなるのだろうか?

フィラデルフィア・フィリーズは現地金曜日、サウスポーのリリーバーホセ・アルバラードと2026年のクラブオプション付きの3年の延長契約を結んだ。関係者が伝えたものによれば、アルバラードは今シーズン約345万ドルが支払われ、24、25年はそれぞれ900万ドル。そして26年のオプションも同じく900万ドルで50万ドルのバイアウトも付いてくる。この延長契約が締結されなかった場合、アルバラードは今オフにFAとなっていた。

ここ数日、フィリーズはファンの人などを含めハッピーな気持ちにさせており、木曜日に当たる現地16日にはリリーフのセランソニー・ドミンゲスと2年総額725万ドルでアルバラードと同じく延長契約にサインしている。それゆえ、フィリーズが投手陣の軸であるアーロン・ノラとも延長契約を結びたいというのは何も疑いがあるものではなく、現地金曜日にジ・アスレチックのマット・ジェルブによればフィリーズとノラの代理人との間で延長契約に関しての話が行われていたとの報道もあった。またジェルブは、双方が形式的にそれぞれの提案を交わしており、契約が合意に達する可能性について楽観的であると示唆した。

もちろん、ノラとの延長契約は高額なものとなるだろう。今オフFAの投手が契約した例では、フィリーズが4年7200万ドルでサインしたタイワン・ウォーカーの平均年俸は約1800万ドルとノラの平均年俸より200万ドル高く、今オフFAの目玉投手だったカルロス・ロドンはヤンキースと6年総額1億6200万ドルで平均年俸は2700万ドル。またブルージェイズとサインしたクリス・バシットは3年6300万ドルで平均年俸2100万ドル、ジェイムソン・タイオンはカブスで4年6800万ドルを受け取り、平均年俸は1700万ドルとなっている。

オフシーズン前に延長契約を勝ち取った投手では、パドレスのジョー・マスグローブで5年1億ドルで平均2000万ドル、マリナーズのルイス・カスティーヨはトレードでシアトルに移籍後、5年1億800万ドル、平均年俸2160万ドルを手に入れている。

ただノラは前述の投手たちよりも若く、パフォーマンス面でも上回っており、最近5年の期間で871回1/3を投げたノラはトータルでカスティーヨ(768回1/3)よりも100イニングほど多く、同じ期間内でのWAR、23.9はカスティーヨ(16.7)、ロドン(12.1)、バシット(12)、マスグローブ(10.2)タイオン(8.5)、ウォーカー(4.7)より優れている。

現時点でノラに加えドジャースのフリオ・ウリアス、エンゼルスの二刀流大谷翔平が来オフFAの投手市場でトップ級と考えられており、ノラが仮に延長契約できずにフリーエージェントとなった場合、キャリアで初めてのFAとなる。ノラは、MLBでのキャリアはすべてフィリーズで過ごし19年から20年のオフシーズンに総額4500万ドルで延長契約にサイン。またこの契約は2023年に1600万ドルの球団オプションがあったため、昨年32登板で205回を投げ防御率3.25、三振率29%、四球率3.5%のパフォーマンスを示したノラに迷わずフィリーズは、オプションを行使した。

フィラデルフィアとの新たな延長契約であれ、フリーエージェントで他球団とであれ現時点でもノラがより多くの大金を手にする状態にあり、まだ30歳という年齢を考えても長期契約を得られるラインであることも明確だろう。それに通算での成績、年齢、耐久性のコンビネーションは、ここ数シーズンの中でトップフリーエージェントの投手の一人となる可能性は高い。

最近では、メッツからFAとなっていたジェイコブ・デグロムが5年1億8500万ドルを手に入れ、デグロムはリーグ全体でベスト投手であるが、35歳のシーズンへと向かっていく中でおととしと昨年でケガに関して問題があった。さらに最近でも、キャンプが開かれる数日前のブルペンセッションで体の左側に張りを感じるものがあったとも報じられていた。しかし、重大なものではなくレンジャーズのGMクリス・ヤングは予防的なものとしている。そのことから、MLBトレードルーマーズではより適切な比較対象として、ヤンキースと6年契約を結んだカルロス・ロドンの名を挙げた。

ロドンの今オフでの年齢は、来オフの時のノラの年齢より数か月若かったが、その差は大きくはない。ロドンは今オフシーズンにヤンキースとサインする前、ホワイトソックスとジャイアンツの2年間で防御率2.64、三振率34%と圧倒し、球速などでも勝るが、耐久性といった面ではノラに軍配が上がり、通算で200イニングを3度達成している。一方ロドンは2018年から20年にかけて、肘や肩のケガで多くの欠場があり、昨年まで1シーズン178イニングを超える事はなかった。

ただ、ノラサイドにはロドンの契約した時よりも上回れる主張もできる。そこでトレードルーマーズがもう一人比較対象に挙げた選手は、2019年から20年のオフにナショナルズと7年2億4500万ドルで再契約を結ぶ前の3シーズンのスティーブン・ストラスバーグであった。最近3シーズン、ノラは457イニングで防御率3.80、三振率30.4%、四球率4.9%に対し、7年の再契約を結ぶに至るまでの3シーズンでストラスバーグは514回1/3を投げ防御率3.15、三振率29.3%、6.8%をマークしている。

ストラスバーグはナショナルズが球団創設初めて世界一に輝き、自身もワールドシリーズMVPを受賞した後に続いてMLBの歴史上投手では2番目に高い高額契約を勝ち取ったが、ノラの場合は延長契約を進むに向けて、似たような”勢い”といったものはなく、ノラがFAまであと一年を残している中でフィリーズがストラスバーグが交わした規模の契約と同等かは考えるのが難しいものとなっている。とはいえ、もしノラがいつものパフォーマンスを示しFA市場に出た際、ノラと同レベルでの優秀な投手がフリーエージェントで掴み得るものを示したものと考えらえるだろう。

もし、フィリーズがノラと延長契約を結べれば、トレイ・ターナー(2033年)、ブライス・ハーパー(2031年)、ニック・カステヤノス(2026年)、ウォーカー(2026年)、アルバラード(2025年)、JT・リアルミュート(2025年) カイル・シュワーバー(2025年) ドミンゲス(2024年) マット・ストローム(2024年) ザック・ウィーラー(2024年)に次いで来シーズンか更なる年に契約が確約されている選手のトータルが、11人となるだろう。

現地金曜日にその10人目の選手となったアルバラードは、2021年を前にタンパベイ・レイズからトレードで獲得した選手で、球速のスピードは速かったものの、ストライクゾーンに入れられず、さらに肘や肩のケガを患らい、レイズのチーム内では信頼を失った。2021年は55回2/3イニングを投げ68奪三振、47四球、防御率4.20の成績に終わり、昨年も5月にAAAリーハイバレーに降格するまでの最初の17登板で防御率7.62であった。
しかし、6月に入りフィリーズに戻るとリーグ全体でも屈指のリリーバーとなり、最終42登板で防御率1.66、奪三振64、四球はわずか14だった。打者の多くはアルバラードのカッターにバットが空を切り、whiff%55.7%はリリーバーで最低50球投じられた中で、9番目に高い空振りを誇った。

「野球は簡単なものじゃない。自分の精神面に準備をしていなかったら、戦うために毎日ここへ来ていないのだったら、ユニフォームに敬意を払わなないのなら、それは間違ったことだ。自分は、鏡に向かって言うんだ、”諦めるな”と」アルバラードはそう述べる。

またノラが2021年に防御率4.63 ERA+90から昨年、再起を遂げたようにアルバラードもワールドシリーズ第6戦でアストロズの世界一を決定づけてしまったヨルダン・アルバレスの決勝ホームランを許してしまった2022年シーズン最後の記憶から立ち直ることを誓っている。「その場面は目撃したよ。それが要するに野球というものだ。もし何も投げなければ、プレーしなければ、誰も打つことは出来ない」

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https://www.mlb.com/phillies/news/jose-alvarado-signs-extension-with-phillies

本記事はURL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。

https://www.mlbtraderumors.com/2023/02/phillies-aaron-nola-have-recently-exchanged-extension-offers.html

本記事はURL元の記事を元に翻訳、書き加えたものです。
引用元:USA TODAY Sports

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