【日本シリーズ】ソフトバンクホークス、阪神タイガースを破り5年ぶり日本一!!

・ソフトバンクが第2戦以降4連勝で5年ぶり12度目の日本一
・柳田悠岐が8回に石井から逆方向への同点2ラン
・延長11回、野村勇が勝ち越しソロ弾を放つ
・小久保監督の積極采配と投手起用が冴えた
・阪神は勝ちパターン崩れ涙、石井・村上が被弾

目次

起死回生の一撃、柳田悠岐がチーム救う

福岡ソフトバンクホークスが、10月30日に甲子園球場で行われた「SMBC日本シリーズ2025」第5戦で阪神タイガースを3-2で破り、5年ぶり12度目の日本一に輝いた。第1戦こそ落としたものの、敵地で怒涛の4連勝を飾り、シリーズを制覇した。

劇的な逆転劇の口火を切ったのは、37歳の主砲・柳田悠岐だった。0-2の8回1死一塁、相手は今季50試合連続無失点、ポストシーズンでも無失点を続けていた“鉄壁のリリーバー”石井大智。柳田は初球150キロの外角直球を逆方向のレフトスタンドへ運び、同点の2ランを放った。

打った瞬間、甲子園は悲鳴に包まれ、マウンド上の石井は膝に手をつき崩れ落ちた。今季怪我で20試合しか出場できなかった柳田だったが、ポストシーズンでは打率.455と驚異の集中力を見せつけた。

延長戦の勝負を決めた野村勇の一発

試合はそのまま延長に突入。11回表、阪神のエース・村上頌樹が登板したが、先頭・野村勇がカウント2-2から148キロの直球を右翼スタンドへ運ぶソロアーチ。これが決勝点となり、ソフトバンクが頂点に立った。

野村は兵庫県出身。地元・甲子園で放ったこの一発は、日本シリーズ通算800号という節目の記録でもあり、自身にとっても“最高の結果”となった。

小久保裕紀監督は「最後の最後まで中継ぎ陣が頑張ってくれた」と語り、藤井・松本・杉山の“樹木トリオ”の奮闘を称えた。杉山は2イニングを無失点で締め、日本一を決めたマウンドに立った。

勝負を分けた采配とチーム力の差

小久保監督の積極的な采配も光った。5戦中4試合に登板した勝ちパターン陣を惜しみなく投入し、スタメンから外れた主力にも代打で的確に役割を与えた。特に、牧原に代えて近藤を送るなど、首位打者さえ代える大胆な決断力は勝利を引き寄せる要因となった。

一方の阪神は、終盤の継投で流れを失った。石井、村上といった実績ある投手が被弾し、チーム全体が動揺した様子も見られた。セ・リーグを圧倒的に制覇しながら、短期決戦では一発に泣いた形だ。

打線も5試合でわずか7得点。佐藤輝明が5戦連続打点の日本シリーズ新記録を樹立したものの、大山や森下ら中軸の不調が響いた。

組織力で掴んだ頂点

ソフトバンクは、CSファイナルでは日本ハムに追い詰められ、日本シリーズも主力離脱が相次ぐ中、組織全体で戦い抜いた。海野や嶺井ら捕手陣が投手陣を巧みにリードし、柳田、山川、野村らが一発で試合を決めた。

特に今季から定着した“投球の総合設計”を担った海野は、配球の妙で阪神打線を完全に封じ込め、シリーズ通じて「サトテル以外打率.036」に抑える圧巻のリードを見せた。

まとめ

2025年の日本シリーズは、ソフトバンクの組織力と采配力が際立った短期決戦となった。ベテランと若手が融合し、攻守にわたる地力を発揮。逆境を乗り越えたその姿は、まさに“王者の風格”を感じさせるものであった。

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