・J2第31節、水戸ホーリーホックが藤枝MYFCに2-0で勝利
・山本隼大の先制点、大森渚生がCKから直接ゴール
・エース渡邉不在も6試合ぶりの白星で首位をキープ
・SNSでは大森のスーパーゴールに絶賛の声多数
大森の一撃が光る!水戸が6試合ぶり勝利
明治安田J2リーグ第31節が9月28日に行われ、首位・水戸ホーリーホックがホームで藤枝MYFCと対戦し、2-0で快勝を収めた。水戸は5試合連続ドローと苦しい戦いが続いていたが、この試合で6試合ぶりとなる白星を手にし、勝点を58に伸ばして首位を堅持した。
チーム得点王・渡邉新太の負傷離脱、MF齋藤俊輔の不在と、攻撃の要を欠いた水戸だったが、代役たちが見事に役割を果たした。前半32分、MF加藤千尋のロングパスから右サイドを駆け上がったDF飯田貴敬がクロスを供給。これにMF山本隼大が右足で合わせて先制点をマークした。
その後も水戸はアグレッシブな姿勢を崩さず、後半30分には今節最大のハイライトが生まれる。DF大森渚生が蹴った右コーナーキックが美しい弧を描き、そのままゴールネットを揺らす直接ゴールに。ゴール前で選手たちが競り合う中、大森のシュートは誰にも触れられることなくネットに吸い込まれ、スタジアムは大歓声に包まれた。
エース不在でも主役現る
大森渚生、3点目は芸術弾
今季3得点目を記録した大森渚生のゴールは、ファンや関係者の間で大きな話題となっている。Jリーグ公式Xがゴールシーンを投稿すると、「すげぇぇ」「マジやべぇ」「スーパーゴール」といった称賛のコメントが殺到。右CKから直接ネットを揺らす一撃は、今節屈指のスーパープレーと言えるだろう。
このゴールは、勝負を決定づける「大きすぎる追加点」となり、水戸にとってはチーム全体の士気を高める重要な得点となった。
山本隼大も復活弾
もう一人の立役者が山本隼大だ。3試合ぶりのスタメン出場で今季3点目を記録。前半から積極的な動きを見せ、先制ゴールを奪ったことでチームの流れを引き寄せた。大森と山本の“伏兵コンビ”がエース不在をカバーする働きを見せ、水戸は見事に苦境を乗り越えた。
首位キープ、残り7試合で昇格なるか
J1昇格を目指す水戸は、今回の勝利で貴重な勝点3を積み上げ、2位V・ファーレン長崎との勝点差を広げた。長崎と3位・千葉がともに引き分けたこともあり、水戸にとってはこのタイミングでの勝利が非常に大きい。
また、自動昇格圏争いではベガルタ仙台が3-0で快勝し、昇格レースはさらに熾烈さを増している。水戸としては、今後も厳しい試合が続く中で、今回のようにチーム一丸となった戦いが求められる。
次節は10月5日にアウェーで愛媛FCと対戦。勢いそのままに、連勝を目指したいところだ。
まとめ
大森渚生の驚愕の直接CK弾と山本隼大の復活ゴールで、水戸ホーリーホックが6試合ぶりの白星を挙げ、J2の首位を堅持した。エースを欠く苦境の中でも、控え選手たちが輝きを放ち、チームの総合力を見せた今回の試合は、J1昇格への重要なターニングポイントとなるかもしれない。残り7試合、緊張感漂う終盤戦から目が離せない。
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