記事のポイント
・巨人のドラフト1位ルーキー・石塚裕惺が左有鉤骨を骨折
・9日の阪神2軍戦でファウルを打った際に強い痛みを訴え、その後交代
・全治1~2カ月の見込みで、今後は故障班で調整へ
・手術の可能性もあり、今後の回復が注目される
巨人・ドラ1石塚裕惺が左有鉤骨を骨折
巨人は11日、ドラフト1位ルーキーの石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)が左有鉤(ゆうこう)骨を骨折したと発表した。9日に行われた阪神との2軍戦で負傷し、都内の病院での診断結果が明らかになった。
石塚は「8番・遊撃」でスタメン出場。5回2死二塁の場面で迎えた第3打席で、ファウルを打った際に左手首に強い痛みを感じた。その後も打席を続行し、5球目に右翼への適時二塁打を放ったが、7回の守備から交代。試合後、左手首の痛みを訴えていた。
順調な成長を見せていたルーキーに無念のアクシデント
石塚は春季キャンプを2軍でスタートし、名手・川相昌弘2軍野手総合コーチの指導のもと、守備の基礎を磨いていた。打撃でも積極的なスタイルを取り入れ、3月に行われたジャイアンツタウンスタジアムでの開業記念試合では4試合すべてにスタメン出場。全試合で安打をマークし、将来性の高さを証明していた。
10日には母校・花咲徳栄高校の卒業式に参加し、恩師の岩井隆監督から「いってらっしゃい!」と激励を受けたばかりだったが、翌11日は2軍の全体練習を欠席していた。
有鉤骨骨折の一般的な回復期間と今後の対応
有鉤骨は手のひらの下部、小指側にある小さな骨で、バットのグリップが当たる位置にあたる。打撃時の衝撃で損傷しやすく、多くのプロ野球選手が過去に同様のケガを負っている。
巨人では2020年に立岡宗一郎(現3軍外野守備兼走塁コーチ)が右手の有鉤骨を骨折し、骨片除去手術を受けた事例がある。石塚も手術を受けるかは今後の判断次第となるが、一般的には全治1~2カ月が目安とされている。
石塚にとってはプロ入り直後の痛手となったが、まずは完治を目指し、リハビリに専念することが求められる。順調に成長を遂げていただけに、早期の復帰が期待される。
まとめ
将来の巨人の主力として期待される石塚裕惺の離脱は、チームにとっても痛手となった。順調な成長を見せていたルーキーだけに、1日でも早い回復が望まれる。今後のリハビリの進捗や、復帰のタイミングに注目が集まる。
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