記事のポイント
・クラブW杯準々決勝、PSGがバイエルンを2-0で下す
・ドゥエが均衡破る先制弾、ATにデンベレが追加点
・PSGはパチョとリュカが退場、9人で守りきる
・バイエルンはムシアラが前半に負傷交代
・PSGは準決勝でR・マドリー対ドルトムントの勝者と対戦
ドゥエが均衡破る一撃
一進一退の攻防も守護神が奮闘
FIFAクラブワールドカップ2025準々決勝、パリ・サンジェルマン(PSG)がバイエルン・ミュンヘンとの激闘を2-0で制し、ベスト4進出を果たした。
前半から白熱した攻防が展開された。PSGはクヴァラツヘリアの切れ味鋭いドリブルやドゥエの積極的なミドルシュートで先制機を狙うも、バイエルン守護神ノイアーが度重なるビッグセーブで立ちはだかった。対するバイエルンも、オリーセのドリブルやケインのポストプレーを起点に攻勢を仕掛けたが、ドンナルンマの安定したセービングに阻まれる。
試合を揺るがすアクシデントが起きたのは前半終了間際。ムシアラがドンナルンマと接触し負傷。腓骨骨折の疑いも報じられており、担架でピッチを退いた。これによりバイエルンは予定外の選手交代を余儀なくされた。
終盤に怒涛の展開
ドゥエの技あり弾が決勝点に
試合が動いたのは後半33分。中盤でのボール奪取から素早いカウンターを展開したPSGは、ネヴェスのパスを受けたドゥエがペナルティエリア外から左足を一閃。グラウンダーのシュートがノイアーのニアを抜き、ゴールネットを揺らした。
このゴールで勢いに乗るかに思われたPSGだが、83分にパチョがゴレツカへの足裏チャレンジで一発退場。さらにアディショナルタイムには、リュカ・エルナンデスがゲレイロへの肘打ちで再びレッドカードを受け、2人退場という非常事態に陥った。
デンベレがダメ押し弾、9人で完封勝利
数的不利のPSGだったが、守備ブロックをコンパクトに保ちながら冷静に対応。バイエルンは終盤、ケインのオフサイド被弾やPK判定の取り消しなどもあり、得点には至らず。逆に90+6分、ハキミの華麗な突破からの折り返しをデンベレが流し込み、試合を決定づける追加点を奪取した。
試合はこのまま2-0で終了。9人での耐久戦を制したPSGが堂々のベスト4進出を果たし、準決勝ではレアル・マドリー対ドルトムントの勝者と激突する。
まとめ
欧州王者としての底力を見せたPSG。ドゥエとデンベレの躍動、ドンナルンマの堅守が際立ち、数的不利を跳ね返しての完封勝利は価値ある結果となった。準決勝ではさらなる強敵が待ち受けるが、逆境に強いチーム力で頂点を目指す。
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