ゲートが開くと、みんな走って最前列をとりに行っていました。
選手も続々と集まってきて、最初に来たのはニルセンとサムたちのアメリカ組でした。
アップでみんな走ってるのですが、速いこと速いこと。
そんな感じでイベントの開始が近づいて来て、僕はライター用のメディアスペースへ向かいました。
するとこれがめっちゃ狭い。
狭いし、全然入らせてくれないし、椅子もないしという感じでした。
それで、周りの外人記者と文句を言ってたらなんかめっちゃ仲良くなれました。
ちなみにパソコンを開く必要はまったくなかったのですが、周りの記者たちが開いていてかっこよかったので僕も開いておきました笑
アップが始まると、もう大歓声です。
地元選手とカラリスとラビレニには一段と大きい声援がでます。
そこへ、大歓声がわき、現れたのはデュプランティス。
他の選手に比べてアップが極端に少なく、すぐ終わってました。
そしてイベントが始まりました。
イベントが始まって最初に思ったのは、とにかくいい意味でうるさいということです。
音楽は止まることを知らず、司会みたいな人がいるんですけど、その人が跳躍ごとに拍手を観客に煽るんです。
僕の知っている試合はそこにはなく、とにかくお祭りみたいでした。
地元選手も一人参加してたのですが、その選手が跳んだ時の大歓声はすごいものでした。
また、ラビレニがSBを更新して5m72cmを跳んだときは、地面が揺れました。
コーチ席の真横に立ってたので、目の前にサムやカーティスがきます。
コーチや選手はめっちゃ声でかいです。
ちなみに、国際映像に僕が何度か映り込んでたそうです、やったね。
試合は、とにかくテンポよく進んでいきます。
ほんとに目線をそらす時間がないくらい、ポンポン進行していきます。
試合が終わってしまった選手には、その場でインタビューです。
これもなかなかおもしろい…
僕が一番興奮したのは、サム・ケンドリクスです。
なにが良かったのかと言うと、実はこの試合、選手それぞれが登場曲のようなものを持っていて、それぞれ跳ぶ時には違う曲が流れます。
そしてサムは、『Bones』という曲をかけるのですが、なんと跳ぶ直前にDJに合図をしてて、跳ぶ時に必ずサビでくるんです。
これはまじで鳥肌です!
ほんとにかっこよかったです。
この日は向かい風が強かったこともあってみんなあまり記録がよくありませんでした。
6mを跳んだのもモンドだけでした。
一人を残して全員が競技を終え、モンドは6m15cmの大会新記録に挑戦です。
二回目には珍しく駆け抜けるなど、かなりきつそうでしたが、3回目で見事クリアしてきました。
さすがです。
かっこよすぎる。
スタンド席には彼女さんもいらっしゃって、今回もモンドの圧勝で試合は幕を下ろしました。
イベントが終わり、めちゃくちゃお腹が空いていたので一旦帰ろうとしたんですが、ミックスゾーン(取材できるとこ)に行けるかもということで、行ってみることにしてみました。
4ページ目に続く!
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