【バスケットボール】Hi-Five The League Season3 〜第2節編〜

東京を中心に大人初心者・ブランク向けにバスケットボールサークルを開催するHi-Five Basketball。

2023年5月と6月にサークル内リーグ戦「The League Season2」が行われ、チーム継続とした続編「The League Season3」が2023年9月〜11月で開催された。

私が属するチームLITは連覇を狙う。1節目はSWAGとの対戦において4Qで追い上げられるも3点差で勝利。
5戦中2戦目となる第2節はFREAKとの対戦となる。


※文中に出てくるバスケットボールのコートやライン等の名称について事前の補足説明です。まだバスケットボールに慣れていない方は参照しながらご覧ください。

【参考】バスケットボールの各種名称
目次

第1節を終えてLITの掲示板

第1節を終えた翌週のLIT掲示板は振り返りで盛り上がっていた。

「練習していたスタックが思うようにできなかった」
「ボールまわしはすごくよかった!」など、振り返りから話題が膨らむ。

「LITはフロントコートでのパス回しがトータル99回とチームでTOP、アシスト数もTOP」と、スタッツにもない内容を共有してくれるメンバーもいて、各チームの特徴や傾向も伝えてくれた。

リーグ戦スタッツ紹介

FREAKの対策に話しが移る。

FREAKには、Season2ではSWAGに所属していた強烈アタッカーが移籍している。さらに新規参加の男性選手にはフィジカル強めのガードと、同じく新規参加で胸板厚めの体格に恵まれた男性選手もいて、屈強なラインナップとなっていた。

それら選手へのマッチアップについて、LITは第1節は欠場していた#1.男性選手が指名される。
彼は体格よく、いつも体を張ってくれるからだ。

「3人とも任せた!」という流れになると本人から・・・
「飲んでるビールを吹き出した!」とコメント。
彼ならやってくれる。

振り返りにおいて”悪かったプレー”というネガティブなワードは使うことなく、”良くなかったプレー”や”修正が必要なプレー”という表現で修正案や改善案を出し合う。自分で良い案が思いつかないなら、誰かに意見を求める。
試合前までに分析結果や意見を出し合い、そこにそれぞれがコメントを入れて次の試合の方向性を見出す。
そんなやりとりが自然とできるのがLITの強みである。

LITはSeason2で3-2ゾーンを駆使して各チームのOFを止めてきたこともあり、LITといえば3-2ゾーンという印象を与えている。
FREAK戦ではゾーンも有効かな、という意見もありつつ3-2ゾーンへの対策も考慮し、ゾーン陣形を変えようといった意見、OFは引き続きいろいろと試していこう、と話し合う。
セットOFが思うようにいかなくても全員の適応力もアップしているので、どう転んでも大丈夫!という思いがあった。

和やかな雰囲気で第2節を迎える。

Game1 SWAG × DOPE

第2節のGAME1は、SWAG対DOPE。

SWAGは高身長の選手が事情により選手交代。ほぼ同じ身長と体格の選手が新たに参加することになった。
そして第1節では欠場だった男性ガードも出場となり、9名フルメンバーでの出場となる。

DOPEは第1節の1Qだけで7点を取る活躍をした男性選手が怪我のため欠場。
8名での戦いとなる。

1Qスタート

ジャンプボールによるファーストポゼッション(攻撃権)はSWAG。早々に1発目のシュートを外角から放つも外れるが、思い切りの良いスタートを切る。

DOPEの1発目のOF。男性選手がドライブをしかけレイアップシュート。が、外れる。そのボールに両チームのセンターが飛びつく。

SWAGの#69.とDOPEの#41.の二人は、共にセンターポジションで身長も同じくらいで、このゴール下のマッチアップが見物となっていた。

リバウンドを制したのはDOPE#41.センター。そのままシュートするがファールをもらいフリースロー。
2本とも外してしまったが、先にリバウンドを勝ち取ったのは心情的には大きかったと思われる。

最初のゴールはSWAG#35.男性選手のバックカットからのレイアップシュートだった。
パスを受けるため、内側から3Pラインまで移動するなか、自分につくDFの動きをみてバックカット。
パサーもそれに合わせてパスを出し得点を演出した。

DOPE#44.男性選手がディープスリーを狙うが落ちる。
シュートフォームがいつもと異なり、チェストパスのような両手打ちだった。
どうやら右手を痛めているようだが、攻め気は落ちない。シュートも惜しい外れ方であった。

ゴール下のリバウンドがお互いに激しくなり、SWAGのOF時に倒れた選手にリバウンダーが重なり転倒。
会場が一瞬、凍り付く。そのアクシデントで転倒したDOPE#20.男性選手がいったんベンチに下がる。

仕切り直して試合再開。

SWAGのポゼッション、第1節からガード起用の#18.女性選手が大きな声で「セット!セット!」と声を張る。ボールがまわりゴール下でチャンスを作るが、DOPE#41.センターがブロック!
DOPEのポゼッションではしっかりゴールを決めた。

1Q交代時間 SWAG 2-2 DOPE

1Q8分。4分で交代時間が設置されている。その交代時間。
怪我が心配されたDOPE#20.男性選手がコートに戻る。

1Q前半で両手打ちとなったDOPE#44.の男性選手は、キレのよいドライブを持つアタッカー。ドライブして右手でフィニッシュしようとするも外してしまう。うまく手首を使えていないように見え、やはり手首を痛めているようだ。

両チーム、3Pやドライブと激しく攻めるも惜しいところでゴールが決まらない。
その中で爆発した選手がいた。

SWAG#13.女性選手である。
味方がリバウンドを取ると左コーナーに向かって走り、ロングパスでボールを受け取った先行していた味方からハンドオフでボールを渡されると3Pを放ち決める!
次のSWAGポゼッションでは、左コーナーから3Pラインにそって上がりながらハンドオフでボールを受け取ると、ゴール向かってドリブルしてDFを振り切るとジャンプシュート、ボードにあてるバンクショットでゴールを決めた!
さらに残り45秒を切ったSWAGのOFで、味方が右ウイングからネイルへのドライブにあわせ、左コーナーからダイブ!ゴール下でパスを受け取りるとシュートを決め、一人で7点を取る大活躍をした!

この大活躍にSWAGベンチはもちろん会場が沸きまくる。
実況が「オン・ファイヤー!オン・ファイヤー!」と叫ぶ!

SWAG 9-4 DOPE

2Qスタート

DOPEボールでスタートするも、SWAGがパスカット。カットした選手が自らボールを拾うとDFを振り切ってゴールを決めた。
SWAGは1Q終了時の勢いを途切れさせないプレーでチームが盛り上がる。

しかし、その後のDOPEは味方でカバーしあい、SWAGを抑えながら追いかける。
少しペースが乱れたSWAG。今度はDOPEがスキをついてパスをカットして得点をする。

流れを掴みかけているDOPE。
右手を痛めている#44.選手が3Pを放つが、やはり落ちてしまう。しかし、次のDFでSWAGのOFを自ら止めるとバックコートの右コーナーから猛烈にドリブルをすると、誰にも追いつかせることなくトップスピードのまま痛めている右手でレイアップシュートを決めた!気迫のプレーをSWAGと会場に見せつける!

DOPE#44.の気迫のOFは続く。TOPからディープスリーを放つがボードに当たりボールが跳ね返る。落ちたボールが誰かに当たり、それが#44.に向かってTOPまでボールが戻ってくると、キャッチした勢いのまま大きなストライドでゴールに向かい、一瞬右手でレイアップシュートを放ちかけるが、左手に持ち替えてフィニッシュ!

このプレーでDOPEが逆転。

2Q交代時間 SWAG 11-12 DOPE

SWAGのエンドスローからスタート。PG起用の#18.女性選手がボールを運ぶ。
その選手をDFで待ち構えていたのはDOPE#27.女性選手。中学以来のバスケという長期ブランク選手で器用さがあるわけではないが、Hi-Fiveのメンバーは彼女がバスケが好きで一生懸命に練習に参加していることを知っている。
その彼女が意を決したように、しっかり股関節をたたんだ低い姿勢をつくり、センターライン近くでSWAG#18.を待ち構える。

その気迫が呼び寄せたのか、ボールを運ぶSWAGにエラーが発生しDOPEがボールを奪うとゴール下まで移動していた#27.にパスが渡り、ゴール下でシュートチャンス!
だが、チャンスに焦ったかシュートを外してしまった。会場が「惜しい~!」と叫ぶ。
ゴールチャンスは逃すも、DOPEにさらに勢いをもたらすナイスプレー!

残り2分21秒、SWAGが交代のためにあえてファールをして時間を止める。
交代で出場したのは#3.男性選手。第1節(対LIT戦)では欠場していたガード選手だ。

SWAGのDFからスタート。出場した#3.がマークにつくのは、DOPE#20.のボールをコントロールをしながら常にアタックを狙うハンドラー。スクリーンを使い、DFを振り切ろうとするが、ムービングスクリーンでSWAGにポゼッションが移る。

SWAG#3.とDOPE#20.のバチバチ感が漂い試合を盛り上げる。
お互いにボールをコントロールしながら激しくぶつかりあい、フリースローによるDOPEの1点があったものの点が両チームとも点が動かない。

ここでいったんボールをコントロールしたのはDOPE#78.の女性選手。DOPEには、#20.と#44.の男性選手がアタックを得意としているが、#78.の彼女も鋭いドライブを武器にしアタックを仕掛けてくる。
DOPEのOFで彼女がTOPでボールを持つと、右に2回ドリブルをつくのにあわせて味方がDFにスクリーンをかける。
マークマンが一瞬、スクリーン側に重心が寄ったのを見ると、すかさずリジェクト(スクリーンを使う動きと逆の動きをすること)で左にドリブルをしてDFをぶっちぎると、ヘルプで出てきた男性選手にまったくひるまず浮かせたシュートを放ちゴールを決めた!

彼女はSeason2でも、LITセンターにまったくひるまず切り込んでシュートを決めるなど、かなり高いドリブル力と決定力を持っている。さらに3Pもあるので、とにかくやっかいな選手だ。

残り10秒、SWAGのOFを守り切ったDOPEによるOF。ボールを託されたのは、またも#78.女性選手。
高い位置のTOPでドリブルをつきながら味方のスクリーンを待つ。
味方のスクリーンにあわせ急加速でドライブ。SWAGはスイッチで対応し#78.を守るのは#3.男性ガード選手。
抜かせまいと、がっつり守りターンオーバーを誘発してSWAGがサイドスローを得る。
しかし、時間が足りずボールをスローイン後、すぐに第2Qが終了した。

SWAG 11-15 DOPE

3Qスタート

SWAGのOFからスタート。しばらく点が取れていない状態が続いていて、3QスタートのOFではリバウンドをとりながら3度シュートを放つが決めきれない。

DOPEも3Q最初のOFは決めきれずにDFに回ると、ゾーンでSWAGのOFに対応。前衛に女性2名を置いた2-1-2ゾーンの布陣だ。
SWAGはゾーンDFと認識すると、ベンチから「ゾーンだよ!ゾーン!」とコート上の選手に呼びかけられ、しっかりボールを回しミドルシュートで久々の得点。

DOPEのOF、#78.女性選手に男性がファール。ただし、シュートファールのため加点はなく、フリースロー2本が与えられた(ローカルルールで男性から女性へのファールは1点加点、ただしシュートファールを除く)。

1本目のフリースローを外すと「うぉ~~~~!」と雄叫び。
よっぽど悔しかったのか、その大きな声に会場が大笑い。
2本目はしっかりと決めた。(SWAG 13-16 DOPE)

DOPEはゾーンを継続。ボールをカットすると、アタッカーである#20.と#78.のツーメン速攻。とにかく速い。2人ともトップスピードのまま、最後は#20.から#78.へのバウンズパスでフィニッシュ。
DOPEは前を走る2人を追いかけるように、さらに2人の選手もダッシュで走っていた。そしてシュートが決まると4人がダッシュで戻りゾーン陣形を作る。DOPEの機動力の高さを物語る速攻だった。

バスケットボールのリーグ戦DOPEの猛烈速攻

SWAGも負けじとボールをまわし、ゾーンDFを乱して得点。

DOPEもSWAGのマンツーマンDFに対して動いてボールをまわし、#78.女性選手にボールが渡ると今度は3Pを放ってネットを揺らした。

対してSWAGも#3.男性ガード選手が3Pを放ちゴールを決めたのだった。

3Q交代時間 SWAG 18-21 DOPE

DOPEのOFでスタート。点が決まらず何度が攻防が切り替わるが、交代せず継続出場のSWAG#3.男性ガードがTOPでボールを持つと味方がスクリーン、DFの動きを見てリジェクトで横スライドのステップすると3Pを放ちゴール。SWAGが同点とした。

SWAG#3.の連続スリーに対して、流れを切るためDOPEがタイムアウト。
DOPEのOFで再開するがゴールは決めれずSWAGのOFとなると、DFをマンツーマンに変更。
しかし、SWAG#3.がまたも3Pを放つ。
リングに当たり外れるもSWAGがリバウンドを制してそのままフィニッシュ。
SWAGがついにリード。(SWAG 23-21 DOPE)

しかし、DOPE#33.男性選手が3Pを放ち決めて再度リード。
3Pを決めた選手はアタッカーが多いDOPEにおいて、それら選手にあわせた動きが上手いうえ、リバウンドへの飛び込みや、要所での3Pなど、かなりバランスが良い選手である。

さらにDOPEが攻める。ゴール下のセンター同士のマッチアップ。ローポストでボールを得たDOPE#41.が上手く体をぶつけてSWAG#69.を押し込むとゴール下のシュートを決めた。
残り6秒でSWAGがOFのチャンス。
今度はSWAG#69.が3Q終了間際にゴール下のシュートをきっちり決め1点差とした。

SWAG 25-26 DOPE

4Qスタート

DOPEのOFで試合再開。いきなりDOPE#44.がナイスドライブを見せる。

左ウイングでボールを受け取ると目の前のDFをフェイント無しで一気にベースラインドライブ。
痛めているであろう右手はテーピングでしっかり固定されていた。
左手でドリブルしヘルプに来たDFにもひるまず、レイアップシュートの体勢。
フィニッシュだけ右手を使う。(SWAG 25-28 DOPE)

続くSWAGのOFを止めるとDOPEが得点を離しにかかる。味方を壁に使い上手くDFと距離を取った#11.女性選手にパスが入るとミドルシュートを決めた。
(SWAG 25-30 DOPE)

DOPEが畳みかける。
SWAGのOFをパスカットでボールを奪うと速攻で得点。(SWAG 25-32 DOPE)

残り7分でSWAGがタイムアウトをとる。1分で一気に7点差が開いた(Q=8分で行われている)。

立て直しを図るSWAG。が、DOPEはOFの手を緩めない。
またもDOPE#44.が、今度は右ウイングから左手でミドルラインドライブ。DFはしっかりついていたが、押し込むようにしてオーバーハンドレイアップを決める。(SWAG 25-34 DOPE)

対してSWAGは、シュートは放つものの決めきれない苦しい時間が続く。

SWAGはボールをまわしつつチャンスを作ろうとする。
DOPE男性選手が、パスカットを狙い勢い余ってSWAG女性選手にファール。ローカルルールによる男性から女性へのファールで1点が加点。(SWAG 26-34 DOPE)

DOPEのOFの波がここでいったん落ち着く。

SWAGはボールを動かしてチャンスを狙う。SWAG#18.女性選手にボールを渡るとドライブ。マークマンを抜くと、ヘルプの男性選手が寄ってくる。ゴール近くの狭いところだったが、味方男性選手にパスをすると、上手く受け取りそのままフィニッシュ。シュートを決めた選手がパサーに指をさし、パサーは笑顔を返し互いにプレーを讃えあった。

久々の自力得点に会場が「よーし!」と盛り上がる。
と、ここで4分交代時間となる。

4Q交代時間 SWAG 28-34 DOPE

残り4分6点差だが、忘れてはいけないのはSWAGというチームは土俵際に強いということ。Season2では4Q逆転劇を生み、先日のLIT戦でも4Qに追い上げ、あわや逆転というところまで詰めていた。

交代によりSWAGの#3.アグレッシブなガード選手が出場。DOPEもその#3.選手に対してしつこいDFを展開し、#3.に向けたパスをDOPEがカットすると速攻。

DOPEが追加点か?と思う展開も全力で戻ったSWAG#25.女性選手が足止めし、その間に戻った#69.センターが、完璧なタイミングのブロックで得点を阻止!
会場が「おぉ~!」と盛り上がる。

アウトオブバウンズでDOPEボールで継続。勢いのままDOPEを抑えたいSWAG。
だがしかし、DOPEは屈しない。

DOPE#78.女性アタッカーに右ウイングでボールが入ると、彼女のドライブを警戒したSWAG男性選手がワンアームで詰め寄る。対して姿勢を低くしつつボールを守りながらも顔を前に向かせ、一瞬でたDFの右手ハンドチェックを払うようにして、ボールをムービングしながら左ドライブをすると、狙ったかのようにファールを勝ち取った。ローカルルールにより1点が加点。

SWAG 28-35 DOPE

DOPEのOFが続き、さらに点差を広げようと激しく攻めるがSWAGがしのぎ、落ちたシュートのリバウンドをSWAGがとると#3.男性ガードにボールが渡る。
右レーンをドリブルで突き進みDFと1対1状態、そのままベースラインドライブをしかける。
DFを抜き切ることはできていないが体を当て押し込みながらステップを踏むと、その動きにあわせて飛び込んできた味方にパスを出し、しっかりゴールがされた。

SWAG 30-35 DOPE

残り1分40秒。じりじりとSWAGがDOPEに詰め寄ってくる。

DOPEは時間を使ってハーフコートオフェンスを展開。
24秒オーバータイム間際に3Pを放つが外れる。
しかしボールはDOPE選手のいる位置に跳ね返りボールを得ると、再度時間を使ったオフェンスを展開する。
もう一度オーバータイム間際のシュートとなり外れると、今度はSWAGがボールを確保した。

残り57秒。

SWAG#3.男性ガードが右ウイングでボールを受け取るがDFが警戒をしている。
左ウイングにパスでボールを展開すると、受け取った選手が3Pライン沿いにトップオブザキーに向かってドリブル、その動きにあわせて旋回してきた#35.男性選手がハンドオフでボールを受け取ると3Pシュートを放った。
放ったシュートの放物線を見て実況が「入った」と呟くと、ボールが「スパッ」と大きな音をたててネットを揺らし会場が大いに沸いた!

SWAG 33-35 DOPE 残り45秒

SWAGはバックコートからボールを奪うためにDFを仕掛ける。しかし、ボールはDOPE#78.女性選手が運ぶ。
ローカルルールに「バックコートで男子が女子に手を出したらファール」があるため、男性選手は手が出せずセンターラインまでDFラインを下げざるを得ない。

DOPE#78.女性選手はボールハンドリングに長けているため、男性選手が本気のDFもボールを奪うことができない。あまり詰め寄り過ぎると鋭いドライブで抜かれてしまうこともあるうえ、ファールをすると1点加点のルールもあり一定の距離を保つ必要がある。

時間をフルに使った後、味方のスクリーンを利用して#78.がドライブを仕掛ける。
が、ヘルプDFに阻まれ放ったレイアップシュートは外れる。
外れたボールはSWAG#3.男性ガードの手元に落ちると、すぐさまゴールに向かってドリブルを開始するも、すぐさまDOPEがファールをして速攻を止めた。

SWAG 33-35 DOPE 残り16秒

ボールを受けてコントロールしたのは、SWAG#31.男性選手。何度も逆転を演出してきた選手だった。
DOPEのDFを振り切り、TOPからネイルまで侵入すると、寄って来たDFの動きをみて右コーナーに位置をとっていた先ほど3Pを決めた#35.男性選手にパス。
その選手にDFが引き寄せられる。
と、右45度でフリーとなった#25.女性選手にパスで展開すると3Pシュート。

その手から放たれた3Pシュートの行方を会場が見守る。
実況は「こい!こい!」と叫ぶ。

ボールはネットを抜けて見事にゴール!
SWAG 36-35 DOPE SWAGが土俵際で逆転。

バスケットボールSWAGの逆転スリー

DOPEがタイムアウト。残り5秒。

DOPEによるフロントコートのスローインラインからスタート。
誰で決めるのか。
だが、スローインでエラーが発生し、動きが噛み合わず出されたパスは誰の手にも渡らずコートを抜けてしまった。

SWAGボール。会場はDOPEに「前から仕掛けろ!」と攻めのDFを呼びかける。
DOPEはファールで止めるも、チームファール数が少なかったためファールゲームに持ち込めず、そのまま試合終了。

SWAG 36-35 DOPE SWAGの大逆転で試合は幕を下ろした。

この試合のあまりの熱戦と展開から、観戦していた私はつい思ってしまった。
「こんな試合のあとにやりたくないな~」

Game2 FREAK × LIT

LITは9人揃ってのゲームとなる。いろいろと試してみようと話したことが、どこまで通用するかチャレンジとなる。

FREAKも9人揃っての試合。前節の試合を通じてチーム力が上がっているはず。

1Qスタート

ジャンプボールはLIT#34.センターにより危なげなくマイボールとなる。
すぐさまLITセンターがローポストに入りボールを入れると高さを生かしてゴール。

FREAKは#6.男性ガードがゆっくりとボールを運ぶと、味方のスクリーンをうまく使い、落ち着いてジャンプシュートを放つと決めた。前節のような固さは見られなかった。

スターティングメンバーとして出ていた私がボールを運ぶ。
LITホーンズをコールするが、マッチアップや味方の位置をみてLITホーンズをキャンセルしてドライブ。
その動きにあわせてくれた#1.男性選手がフリー状態になったのでパスすると、シュートファールをもらいフリースローを得るとしっかり2本を決めた。
ただ、本当は私がドライブをした時にレイアップまで行けたのをボールをポロリしてしまいパスに変更。
何か自分の調子がおかしい。

FREAKはボールを運ぶガードが「1-4」とコールすると、FREAK選手全員が動きスクリーンも利用してパスやハンドオフでボールを回し#18.ミドルシュートを得意とする男性選手にエルボーでボールが入ると綺麗なジャンプシュートを決めた。

次のLITのOFもセットプレーをコール。
「いろいろ試そう!」と話していたのを実戦でトライする。
スターティングメンバーとして出場していたLIT#77.シューターに3Pを打つチャンスを作るセットだ。
少し予定とちがう形になったがそれもOK。シュートは外れたものの、#77.に3Pシュートを打たせることができた

FREAKのOFを抑え、LITのポゼッション。左レーンで私がボールを運ぶなか、私のDFにはFREAK女性選手がついていた。背後にスペースが空いていたのもあり、ドライブで抜くとほぼノーマーク。
が、左手で放ったレイアップシュートはリングの上を素通りしてしまう。
LITセンターがそのボールを取ってくれたが、すかさずLITセンターをSWAGのDFが囲い込みシュートまでいけず、LITボールとなるアウトオブバウンズとなる。
やはり自分の調子が何かおかしい。

と、LITセンターから私に「緊張してる(笑)?」と声をかけてくれた。
動画撮影実況班も「緊張しているの~(笑)?」とのってくる。
これは認めざるを得ない。「間違いなく緊張しているね~(笑)」と私がこたえる。

LITのエンドスローで試合再開。#77.にボールを渡るように仕掛けようと思うも、べったりとDFがついている。そのため私がボールを右コーナー付近でパスで受け取り、ベースラインドライブから反対側の#1.男性選手にパス。
すぐに#1.にヘルプDFがつくと、空いた#73.ワンハンドシュートを放つ女性選手にパス。
放たれたミドルシュートは惜しくも外れたが、#1.が体を張ってゴール下でリバウンドを取るとポンプフェイクし、DFのブロックのタイミングをずらしてシュートを放つとフリースローをゲットした。
2本のシュートは外れたものの、ゴール下はLITセンターだけではない、と示すことができたプレーだった。

FREAKのOF。右45度の3Pラインよりやや内側の狭いところだったが、ボールを保持する女性選手に対してフリースローサークルから旋回してきた#18.がハンドオフでボールを受け取ると、女性選手がそのままスクリーナーとなり、#18.についていたLITセンターを剥がすことに成功すると、2回ドリブルしてジャンプシュートを放つ。
スクリーンを迂回したLITセンターが全力で跳ぶが、高い弧を描いたシュートがブロックをかわしゴールに吸い込まれた。

直後、右45度まで私がボールを運ぶと、そのままドライブ。ヘルプDFに入ってきた女性選手に気を取られ、またもゴール近くからのシュートを外してしまう。

FREAKは#18.選手の調子が良く、ボールを得てゴール下までドライブするとLITセンターからシュートファールを獲得した。

ここで4分交代時間のブザーが鳴った。

1Q交代時間 FREAK 6-4 LIT

FREAK#18.が2本のフリースローをしっかり決め試合再開。(FREAK 8-4 LIT)

LITは#7.ハンドラーが出場しボール回りが早くなる。残ったLITセンターと連携し、交代して出場した#17.女性選手にパスが回ると3Pを放つも外れる。
FREAKのOFも早いタイミングで3Pを放つも外れるがリバウンドを取ると、すぐさま3Pを得意とする#7.男性選手にボールをまわすと3Pシュートが放たれゴール。
試合展開が早くなり会場が盛り上がってくる。

LITのポゼッション。素早くミドルポストに位置をとったLITセンターにボールが入ると背中でDFを押し込み、左に振り向きながらジャンプシュートを放つと見事にゴール。実況から「うまい!あれは止められない!」と。

FREAKもすぐに仕掛ける。またも#18.にボールが入るとゴール下でシュート。しかし、今度はLITセンターがしっかりチェックに入っておりゴールは外れる。
しかし、3Pライン際まで跳ね落ちたボールを拾ったのはFREAK#3.女性選手。手に取ったボールをそのままドリブルしてゴール近くまで行くとジャンプシュート。
近くにLIT男性選手がいるもジャンプしてシュートチェックには行けない(女性のシュートモーションに男性がジャンプしたらシュートファール扱い)。放たれたシュートはしっかりゴール。

続くLITのOFはパスエラーが発生し、FREAKの速攻もボールファンブルでピンチを脱する。

その後もお互い試合のペースが早い展開が続いたが、両チームともシュートを決めることができず1Qが終了。

FREAK 13-6 LIT

2Qスタート

FREAKのOFでスタート。LITは2-3ゾーンで対応し、シュートは放たれるが危なげなく抑える。

LITのOF。#7.ハンドラー、#34.センター、#77.シューターが揃って出場のため火力が増すメンバー構成。
セットOFから#77.シューターにボールを持たせ3Pを狙う。
しかし、FREAK#17.男性選手がべったりとDFについて離れず、#77.にボールが渡るもシュートに行けない。

ボールが止まってしまったが、LITハンドラーにパスでボールをつなぐと、DFを左のワンドリブルで下がらせるとジャンプシュートを放ちゴール。

LITは2-3ゾーン継続も、FREAKガードにTOPからフリースローサークルの中まで侵入されると中心にいたLITセンターを引き出し、空いた背後にあわせて入ったFREAK#18.にパスを入れられゴール下を決められてしまう。

FREAKのLITへのDFは激しさを増していた。LITセンターにつくFREAK#18.がかなり体を張って守り、ポジション取りを思うようにさせず常にプレッシャーを与える。LITシューターには、#17.がスッポンDFで仕事をさせない。#17.によるDFファールも発生するも、FREAKとしてはナイスDFの結果であった。

LITセンターがゴール近くでボールをもらうも、厳しい囲い込みからシュートに行けないがLIT#1.がゴール下の空いたスペースに滑り込むとパスを受けシュート、と思わせポンプフェイクしてからシュート。
しかし今回はブロックされてしまい、ファールコールもなくボールを失ってしまう。

奪ったボールをFREAKはそのまま速攻につなげると、シュートファールをえてフリースロー。
きっちり2本を沈めた。

続くLITのOFも、#77.シューターへのパスを、スッポンDFを続けるFREAK#17.がカット。

勢いにのるFREAK。LITの2-3ゾーンをパスで崩しながらシュートを打つが外れるも、FREAK#18.がリバウンドに絡んでマイボールを維持。もう一度、シュートが放たれ外れるも、#18.が落ちたボールをゴール下でもぎ取るとLITセンターのシュートチェックをかわして得点を決めた。
この闘志溢れるプレーに会場が沸いた!

しかし、この展開にLITハンドラーが静かに闘志を燃やす。直後にLITセンターのスクリーンも利用してドリブルでDFを剥がすとジャンプシュート。DFはファールで止めるも、得たフリースローを2本ともきっちりと決めた。

FREAKのOFはシュートは外れるも、しっかりゾーン対策を立てていたようで、ガードがしっかり指示を出しながらボールが回っていた。

LITボールになると早めに展開。LITハンドラーがボールを素早くボールをフロントコートまで運ぶと、自陣のゴール下からダッシュで上がってきたLITセンターにパス。
フリースローサークル内でボールを受け取ったLITセンターは、目の前のDFを大股のドライブとステップでかわし、体勢が崩れながらも放ったレイアップシュートをゴールに沈めた。

ここで交代のブザーが鳴った。

2Q交代時間 FREAK 19-12 LIT

LITシューターを残して交代。私も出場。LITはセンターが下がったためDFをゾーンからマンツーマンに変更。

私がDFにつくのは、Season2ではSWAGに在籍していた強烈アタッカーの#14。
体の当て方が上手いうえにパワーが強く、気を緩めれば一気に押し込まれてしまう。
だが、彼との1対1は楽しくて仕方がないのが本音である。

さっそく彼との1対1シチュエーション。事前に、一人では止めることが難しいためヘルプとその後のローテーションが重要だということはチーム内で話している。だがしかし、簡単に抜かれるわけにはいかない。

右ウイングからドリブルをつきながらじりじりと詰めてくる。
彼は3Pもあるので間合いを広げすぎてもいけない。しかし3Pラインを越えたらミドルでのジャンプシュートをしてくる確率は低くなり、一気に力押しでゴール下にアタックしてくる。
迫りくる様子を見て3Pをわずかに超えた時点で「来る」と直感。鋭い右ドライブが来るが、正面に入る。
勝負はここからが本番。彼の持ち味である体を当ててくる衝撃に備える。
しっかりトルソー(胴体)で受ける体制をつくり肚に力をこめる。次の瞬間に「ドンッ」と体中に衝撃が走る。
衝撃には耐えられたが、それだけでは駄目で、彼はどんなに強く当たっても強力な脚力で今度は縦の動き(ジャンプ)をしてゴールを決めにかかる。

やはり受けた衝撃で体が一瞬、宙に浮いてしまい十分にシュートチェックまでは行けない。
あとはこちらが耐えた衝撃で彼に少しでもバランスを崩させたか、それがシュートの行方になる。
胸に受けた衝撃が残ったままボールの行方を追う。
運よくボールはゴールから外れ、リバウンドを取りあう中でFREAK選手の手にあたりアウトオブバウンズとなった。
「何とかしのげた」と安堵しつつ「次も絶対に楽には打たせない」と改めて誓うのだった。

と、誓ったすぐそばから再度FREAK#14.アタッカーが攻めてくる。

LITのオフェンスはシュートが外れ、FREAKボールになると#14.が右コーナーから大きく旋回してTOPでボールを受け取ると、ゴールに向かってドライブ。ほぼ正面にいた私をかわすため、今度はロールしながらシュートを放つ。
十分な体勢ではなかったのと軌道から「シュートは外れる」という直感はあったが、これで終わった気になってはいけないことを知っていた。彼は必ず自分からリバウンドを取りに来る。そしてそのリバウンドを取りに来るときのパワーも強力だという事を知っていたからだ。
案の定、自らリバウンドを取りにかかり、それを体を張って全力で阻止しようとするもパワーで吹っ飛ばされてしまいボールを取られる。
取ったボールをドリブルしながら左コーナーに移るとシュート体勢。慌ててシュートチェックに入るも3Pが放たれてしまう。
少しシュートを打つテンポが早かったのか、シュートは外れるとLITがリバウンドを取った。

LITも点が取れていない状況。OFのリズムが掴めずにいた。
#77.シューターから3Pシュートが放たれるが、シュートは外れリバウンドを取るも攻めきれずオーバータイム。

FREAKはボールがまわり、またも#14.にボールが入るが今度はゴール下にはいった味方にパスを入れると、その選手がゴール下でファールを得てフリースロー。
フリースローの1本目は外れる。
2本目のフリースロー。私はリバウンドに備え、ゴールに近いハッシュマーク位置に入る。
隣には#14.がいる。もしシュートが外れリバウンド合戦になった時、がっちりと彼をスクリーンアウトをしていなければパワー負けして取られることは目に見えていた。そのため、私はシューターではなく、彼を見ることでリバウンドに備えた。彼が動き出した瞬間、まず的確に彼をスクリーンアウトすることに専念した。
放たれた2本目のシュートはゴールに決まったため、リバウンド合戦になることはなかったが、まさに一瞬たりとも気が抜けない状態だった。

LITのOF、ボールを運ぶ役割は私。LIT#77.シューターが右ウイングに先行。遠目から彼にまだDFがついていないことにチャンスを感じてパスを出す。
#77.にパスは通ったが3Pを放つ前にDFが戻り距離をすぐに詰める。その状況を逆手に取り右にベースラインドライブ。ヘルプDFが出てくるがファールをされるもレイアップシュートを決めバスカン!フリースローも決め3点プレイ。ようやくLITに点が入った。
(FREAK 20-15 LIT)

続くFREAKのOF。私がマークするFREAK#14.は右ウイングにいたが、コートの左サイド側でボールが展開すると、左コーナーからシュートが放たれた。シュートが放たれた瞬間「(彼が)絶対に飛び込みでリバウンドに絡んでくる」と思い、ボールが向かってくる方向に体を向かせつつ、肩越しで彼の飛び込むコースを確認し体を寄せる。
ボールはリングに当たり、こちら側に飛んできた。
直後、ものすごいパワーを背中に感じて体制を崩し「しまった!取られる!」と思いつつ、強引にボールに飛びつくと審判の笛が鳴った。
「くそ、ファールでしか止められなかった」と自分のファールと思ったが、そのコールは#14.に対するファールだった。どうやらリバウンドの飛び込みで私への接触角度が良くなかったらしい。

残り25秒。第2Q、最後になるかもしれないオフェンスはLITのポゼッション。
ゆっくり私がボールを運び時間を見てドライブを仕掛けるも目の前のDFを抜けきれない。
あわやボールを奪われそうになるも味方にパス。さらにパスが展開されたがカットされてしまう。
そのままFREAKがボールを取ればゴールされてしまう、というシーンだったがカットボールはアウトオブバウンズでLITのサイドスローとなる。

残り11.5秒。バックコートからLITのサイドスロー。

ボールを私が出すことになったが、ここで痛恨のパスミス。出したパスが目の前のDFの手に当てられてしまい軌道が反れたのだ。

ボールを奪ったFREAK。すぐさまボールを展開して3Pが放たれた。
放たれたシュートは・・・リングとボードに間に綺麗に挟まったのだった。
試合中にはなかなか見られないことに会場から笑いと拍手が起こる。

残り4秒。

LITボールでエンドスローとなり、すぐさま私がボールを得てフロントコートに向かう。
左サイドレーンで平行して走る#77.シューターからパスを求める声がする!
#77.にバウンズパスを出し、そのボールを彼が受け取るとキャッチと同時にセンターラインからシュート。
高い放物線を描いたボールはボードに当たるとリングに収まり、ブザービーターの3Pシュートが決まった!
会場が大きく沸いて、実況が「彼は持っているね!」とシューターの意地を感じさせるシュートを讃えた。

彼の活躍で一気に点差を縮めることに成功したLIT。後半に向け波を掴みかける。
チームの盛り上がりとは半面、私はというと残り25秒からの自分のプレーに怒りを感じていた。
ボールを預けられたにもかかわらずチャンスを作るどころかピンチを招いたこと、パスミス含めピンチを2度もだ。

FREAK 20-18 LIT

3Qスタート

自分のプレーに腹を立てていた私だが、その感情をチームに伝達させてはいけないし、腹をたてようが悔もうが過ぎてしまったので、気持ちを切り替える。ただ、リズムを崩している今日の自分は要注意だ、と自分で自分を受け入れる。自分のプレーはどうあれ、2Qはチームに勢いをもたらす良い終わり方だった。
なら、自分の今できる確実なことは大きな声を出すこと。

円陣を組んで拳を中心に集める。
大きく息を吸って私が叫ぶ「ワン・ツー・スリー!」そして全員で「リッ ゴー!」
拳を天井に向かって振り上げた。

FREAKボールで後半スタート。
FREAKは女性2名がオンコート。LITは女性1名がオンコート。そのためLIT男性が女性選手にマークをつく組み合わせができる。しかし、それにもひるまず男性マークがつく女性選手が1対1を仕掛ける姿勢をみせるなど、アグレッシブに攻める。

FREAKのOFを抑えLITのポゼッション。左ミドルポストでボールを受け取ったLIT#34.センター。右手でドリブルしながらマークマンを押し込みつつDFの動きをみて、左ターンから左手でシュートするとファールも得てバスカン!

フリースローラインに立ったLITセンター。
審判から「ワンスロー」と告げられると「えっ!入りました?」と。
左手でシュートを放ったあとファールの影響もあってか、大きく体勢を崩していたので、自分の放ったシュートが入ったことに気が付いていなかったようだ。
会場が笑いに包まれる。

放ったフリースローは外れるが、LIT#1.男性選手がリバウンドをとってチャンスを広げる。
いったんTOPにボールが戻したあと、左のローポストと左コーナーの中間あたりで#34.センターにボールが入ると、今度はミドルシュートを放ち見事に決めた。(FREAK 20-22 LIT)

さらにLITセンターは次のFREAKに対するDFで、TOPからのドリブルについていきターンオーバーを誘発するナイスDFも見せた。

これ以上、LITセンターにやられたくないFREAK。センターへのDFが厳しくなる。
センターへのパスがカットされると、そのままカットした選手がワンマン速攻を決める。

LITセンターへのDFを緩めない。センターにボールが入ると周囲のDFも警戒。
しかし、それによって収縮したところでLITセンターから、右ウイングに位置取りしていた#73.ワンハンドシュートを放つ女性選手にパスを供給すると3Pが放たれた。
放った後までリングに向かって残された指先、その指先のリングをボールが通り抜けゴール。
そのゴールにLITベンチも会場も大きく沸いた!
練習熱心で知られる彼女がシュートを打ち込んでいることを、誰もが知っていただけに歓喜の声が大きかった。

FREAKも魅せる。左ウイングでボールを得た#6.女性選手、DFはLIT男性選手。
いったんドリブルしながらリトリート(後ろに下がる)すると、ドライブを仕掛ける素振りもみせながら味方に右手でスクリーンを要求。そのスクリーンで援護を受けながら、3Pラインに沿ってコーナー側にドリブルをすると、ストップして3Pを放つとリングに吸い込まれた。
両チーム女性選手による3Pの活躍に会場も盛り上がる。(FREAK 25-25 LIT)

両チーム勢いがつくなかLITのOFは抑えられるが、FREAKのOFもLITセンターがブロックで抑える!

ブロックで抑えた直後のOF、LIT#7.ハンドラーが味方のスクリーンを利用してDFを剥がしてノーマークとなり放った3Pがリングを射抜いた。ゴールと同時に4分交代時間。

バスケットボールリーグ戦3人の3Pシュート

3Q交代時間 FREAK 25-28 LIT

この交代で私も出場。LITセンターがベンチに下がるので耐えの時間になると感じつつ、自分のマッチアップを確認。2QでDFについた強烈アタッカーのFREAK#14.にマンツーマンで再度つくことに。

LITボールからスタートだったがシュートは外れFREAKのポゼッション。
#14.の彼との最初の対峙。右ウイングでボールを得るとスクリーンを利用してベースラインドライブ。スクリーンが邪魔でコースに入るのが遅れる。彼の押し込みへの準備が遅れ、体の接触と共に押し込まれるとシュートに対してファールをしてしまい、バスカンとなる。フリースローもしっかり決められ3点プレーとなる。

続くLITのOFもパスをカットされると速攻を受け、速攻のOFは抑えるも戻ってきたFREAK#14.がリバウンドを取るとゴール下のシュートを決めた。
さらにLITのOFも攻めきれずパスカットをされるとファールで止める状態。

続くFREAKのOFは止めることができたが、嫌なムードを何とかしたいLIT。
こんな時に仕事をしてくれるのが、LIT#20.男性選手である。
ショートコーナーに位置取ると、TOPでボールをコントロールしていたLITハンドラーがドライブでDFを抜き去ると、上手くあわせてパスを受け取りしっかりゴール下でシュートを決めてくれた。

その後のFREAKのOFも抑え、リバウンドを私が取り前線に走る味方にロングパスを狙う。
この時、目の前の光景(各選手の位置)から「あっ、このパスは通らん」とパスを出す直前に頭によぎるも体が止まらずパスを出す腕が動いてしまう。
そのよぎりもあってパスの勢いがなくなり、パスはカットされそしてすぐに3Pを放たれ決められてしまった(カットされるより勢いよく投げ暴投してのアウトオブバウンズのほうがまだマシである)。
自分のプレーで最悪の流れにしてしまった。実況が「もったいなかった!」と。まさにその通りであった。

残り50秒。

この時間に出場していたLIT#77.シューターにまだシュートを打たせることができていない。
LITハンドラーの指示で位置取りして、#77.についていたDFを剥がすためにスクリーンを展開する。
かろうじて#77.にボールが渡るが3Pを放つことはできない。しかしドライブに切り替えミドルシュートを放つ。
ゴールならずも自らリバウンドを取り、ゴール下シュートを放つ。
しかし、FREAKもヘルプDFが寄って簡単には打たせない。ゴール下シュートが外れる。
だがもう一度、自らリバウンドを取りシュート。
それも外れるが、もう一度跳んでボールを得るとゴールをねじ込んだ。

残り30秒。FREAKのOFはパスミスでLITボールとなる。

残り22秒。時間を使いつつ、再度#77.にボールを持たせるスクリーンプレー。
FREAKもそれがわかっているため、ボールを持たせないよう激しくDF。
それにより得たファールでサイドスロー。もう一度、スクリーンを掛け合い、最後に#77.が3Pを放つことができたがゴールならず3Q終了。

FREAK 33-32 LIT

4Qスタート

3Qで逆転したもののそのリードを維持することはできず再逆転されたが、もちろん勝つ気は満々のLITベンチ。
円陣を組んで拳を中心に集める。
「ワン・ツー・スリー リッ ゴー!」会場に響く声を上げると拳を天井に振りあげた。

スタートに私も出場。自分のリズムの悪さにベンチ休憩となるLITハンドラーに、「マズいと思ったら早めに自分と交代お願い!」と声をかける。が、そんなことになりたくない気持ちもあり、コートに向かいながら「集中!」と小声で自分に言うと同時に「もっと素直にチームメイトに頼ろう」とも思う。

LITボールでスタートし、TOPで私がボールを受け取る。
LITセンターがスクリーンをかけてくれ左にドライブもDFを抜き切れず、背後にホップしたセンターにパスしたいがタイミングを逃しドライブを止めたところで、ボールをもらいにきたセンターに渡すとDFがスイッチ。
私についていたDFがLITセンターにつくことになるのでポジションでの差が出る。センターが落ち着いて、周囲からヘルプDFが来る前にジャンプシュートを放つとゴール。(FREAK 33-34 LIT)

FREAKのOFは、LITがパスカット。速攻のチャンスだがファールが発生しサイドスロー。
ボールを運ぶ私に対してFREAKガードが厳しくDF。一度カットされるも、カットボールを持ち直すとドライブ。レイアップシュートまでいくがヘルプDFに阻まれゴールはならず。

続くFREAKのOFも通ればゴールに結びつくパスだったが、上手く通らずアウトオブバウンズ。

LITのOF、ミスが続いているが私にボール運びをさせてくれている。自分が点を取ろうと遮二無二になるのではなくチームで点を取ることが大切、そう思いコールして陣形をつくる。
エルボーに入ったLIT#1.男性選手にボールを入れると彼が仕掛けた。彼についていたDFと体格のミスマッチがあったのと、彼は自身のバスケ経歴の中で上背はないもののゴール下のプレーもこなしてきた経験があると話していた。
ボールをもらった瞬間に背中でDFを押し込みながらターンをしてゴール下まで侵入するとシュート。するとファールも得てバスカン!(FREAK 33-36 LIT)

フリースローのシュートは外れるが、LITがリバウンドを取る。再度チャンスを得るがシュートは決まらない。それでも、コートに出ているLIT選手全員がリバウンドなどに絡むナイスプレーで活躍する。

両チーム、トランジッション(攻守の切り替わり)が早くなるもシュートが決まらない。

落ち着いて攻めたい中、LIT#1.男性選手がボールをコントロール。彼はアウトサイドからのドリブルアタックもできる選手。右ウイングからベースラインドライブを仕掛ける。DFはぴったりついてきたが、左にロールすると、ぴったりついていた分DFが置き去りになり、ロールの勢いそのままシュートを放つとゴール!
(FREAK 33-38 LIT)

私はチームメイトが点を重ねてくれる頼もしさを感じていた。
LITのDF、FREAKの動きを読んで私がパスカットし、そのままドリブルで左サイドレーンからゴールを目指す速攻となる。
大活躍の#1.と#34.センターも走る、DFの戻りを見ながら#34.にバウンズパス。
パスが遅れたがLITセンターの長い腕でうまく取ってくれるとゴール下シュートを決めてくれた。
ここでも仲間に助けられたことに感謝の気持ちでいた。

FREAKのOF、ボールをコントロールする私のマークマンとは距離を取ってDF。その選手にぴったりDFにつくと抜かれてしまうが、距離をとったとしてもボールコントロールが優先されるので、よほどノーマークにならないと3Pシュートは打たないことをプレシーズンマッチの時の手合わせで感じていた。
落ち着いてDFをして、彼が味方にパスを出すとその先へヘルプDFに入り、放たれたゴールは外れリバウンドも取ることができた。

LITがボールを保持すると4分交代時間のブザーが鳴った。

4Q交代時間 FREAK 33-40 LIT

この交代のタイミングでLITはタイムアウトを要求。厳しいDFにあっているLITセンターが4Qはフルタイムで出場する算段でいたため休憩が目的であった。
LITベンチは#1.男性選手の大活躍とDFが非常に良くノーゴールに抑えたことに大盛り上がりしていた。

4Q前半に、3Qに味方と連携をして3Pを決めたFREAK#6.女性選手に対し、LIT#47.ビギナー寄りのブランク男性選手がしっかりと彼女を守り切っていたこと。同じく4Q前半にFREAK#8.女性選手も出場していたが彼女はインサイドプレーもできる選手であったのに対し、マークについていたLIT#73.ワンハンドシュートの女性選手はポジションで劣るにもかかわらず、しつこいDFでしっかりと抑えていた。この影の活躍があってDFが有効に機能していたのだ。

差を広げることはできたが油断は禁物も、この勢いで押し切りたいし必ず押し切れるとも信じている。
とにかく大きな声でチームを盛り上げ全員で雄叫びを上げ、さらに円陣を組んで拳を中心に集め・・・
「ワン・ツー・スリー リッ ゴー!」この日一番の大きな声を全員で上げて拳を天井に振りあげた!

LITボールで試合再開。

LIT#7.ハンドラーがボールを運ぶ。左側コートを使ってLITセンターと攻めの陣形。
センターがスクリーンをセットすると、それを利用して左にドライブ。
ファイトオーバーでDFが上手く対応しドライブを止めると、すぐにLITハンドラーからセンターにパス。
パスと同時にハンドオフでボールをもらいに行く。
この動作にDF2人が釣られハンドラーに寄るのに対して、センターがハンドパスと見せかけてドライブ。
ゴールまで突っ切るとそのままゴール。(FREAK 33-42 LIT)

FREAKのOF、外角からのシュートが外れるとリバウンドをとったLIT選手に、FREAK#18.男性選手がカットに入るもファールとなる。
このファールで#18.選手が5ファールで退場・・・という雰囲気に会場がなったが、まだ5ファールではなくセーフ。
LITセンターに対して激しいDFをしていたため、ファールが多かった印象があったためだった。
FREAKとしては彼がLITセンターを抑える要であり、高確率のミドルシュートを持つ選手なので、戦線離脱となると大きな痛手になるところだった。

再度、左コートを使ったLITハンドラーとセンターの攻撃の布陣。先ほどと同様にスクリーンを利用して左にドライブするも、DFがファイトオーバーでついてくる。ドライブを右に切り替えゴールに向かうと、その動きにあわせたLIT#20.男性選手が飛び込むとパスが入りシュート。シュートは外れるもファールを得る。
フリースローは2本とも外れるが、LITのOFのリズムがよい証拠だった。

外れたシュートをFREAKが取ると、交代で入ったFREAKガード選手がボールを運び、パスを出す雰囲気をかもしだしつつDFが寄ってこない状況を見てジャンプシュートを放つとゴール。(FREAK 35-42 LIT)

LITセンターがゴール下で#17.女性選手とオフボールスクリーンをかけ連携すると、彼女が中継役になりボールをつなぐ。シュートは外れるも、LITは24秒をほぼフルで使ったOFを展開。

直後FREAKのOFで、3Pがある選手をノーマークにしてしまいシュートが放たれるが落ちる。

今度のLITのOFは、左コートを使ったLIT#7.ハンドラーと#77.シューターの布陣。この2人はシュート確率が高いため、どちらにも打たせなくないFREAK。2人で軽快にパスを出し合うとLITハンドラーがシュート。
放ったシュートはやや短くリングに当たったボールが跳ね返り、再度ハンドラーの手に渡ると3Pラインで待ち構えるシューターにパス。
シュートフェイント入れると、それに反応したDFをかわすと3Pを放ち、しっかりゴールを決めた。
(FREAK 35-45 LIT)

残り1分50秒となるとFREAKがタイムアウト。

FREAKは3Pを積極的に放つ、LITは時間を使い対処。
幾度が攻守が入れ替わるが両チームともゴールは生まれずそのまま試合は終了。

FREAK 35-45 LIT

前半はFREAKが試合を制した展開。FREAKの選手がそれぞれにしっかりと役割を持ち、連携したことでチーム力が高まり、第一節とは別チームと思えるほどの成長を遂げていた。
しかし、LITが底力を発揮し試合を制したのだった。

まさかの事態

試合後、LITは集まれるメンバーで打ち上げをしていた。
もちろん話題は試合の振り返り。

試合中の私自身の心境を話すとともに、メンバーにたくさんフォローしてもらい助けてもらった感謝の気持ちを伝えていた。
色々と試すという事に対して、成功させねば、勝たねば、と気負い過ぎていた。
会話の中でも「あれ?まだ緊張してる?」といじってくれるのが有難い。

反省点としてセットオフェンスにこだわりすぎてボールが止まってしまった時間もあり、どう修正をしていくかという話題や、もっと個々の持ち味を生かすプレーについて話すなど、すでに気持ちは次の試合に向かっていた。

翌日も、早速アップされた試合動画を観た感想や1節・2節が終わっての勝敗や得失点差の状況を共有をしあった。
会場となる体育館スケジュールの関係で、第3節は3週間後と時間があく(通常は2週間おきに行われる)。
チームとして次戦への準備も、個人の課題を少しでも埋めるための練習時間も取れるだろう。

と、第2節から1週間ほどたったある日、#73.ワンハンドでシュートを放つ女性選手からLIT掲示板に連絡が入る。
別の試合に出場した際に、対戦相手との接触で膝を痛めてしまい今後のリーグ出場が難しくなってしまった、と。

どうする?どうなる?LIT。

第3節編に続く >>

Hi-Five Basketball Season3 .To be continued.

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