【高校野球】次年度の主役に⁉︎ 2024年夏の甲子園で輝いた2年生投手

第106回全国高校野球選手権大会は、京都国際の初優勝で幕を閉じました。

大社旋風が巻き起こり、大いに盛り上がった大会で注目されるのがドラフト候補選手。今年も将来が楽しみな選手たちが躍動しました。

その中で、最も輝いていたのが2年生投手。来年の甲子園は、今年以上の盛り上がりをみせる可能性があります。

目次

石垣元気投手(健大高崎)はドラフトの目玉に

2年生とは思えない投球をみせたのは、石垣元気投手(健大高崎)と福田拓翔投手(東海大相模)の両右腕。

春の甲子園優勝に貢献した石垣投手は、速球派右腕として今大会も躍動。同学年でエースの佐藤龍月投手が故障したことで、エースナンバーを背負って甲子園に帰ってきました。

今大会の最速は153キロ。2回戦で智弁学園(奈良)に敗れたものの、球速だけをみれば今すぐプロ入りできます。

名前の通り元気溢れる投球が魅力で、加えて春より粘り強さが増していた石垣投手。今大会は2試合に登板しましたが、いずれも得点圏に走者を背負った場面で登板。ともに無失点で切り抜けました。

先発、リリーフのどちらでも活躍することができそうな石垣投手。来年のドラフトの目玉となりそうです。

三振が奪える福田拓翔投手(東海大相模)

福田投手は、今大会注目の左腕で同校のエース・藤田琉生投手の後を受けて2試合に登板しました。

初戦の富山商戦では、いきなり149キロを記録する力強い投球を披露。右打者の外角に逃げるスライダーも効果的で、他にカーブ、フォークを低めに集めるレベルの高い投球をみせました。

今大会は2回2/3しか投げておらず、まだまだ底が見えない本格派右腕。

地方大会では藤田投手より少ないイニング数にも関わらず、チームトップの奪三振数を記録した福田投手。

三振が奪える投手として注目を浴びそうです。

大型右腕の可能性

将来的に大型右腕になる可能性があると感じたのが、宮内渉吾投手(中京大中京)と川端勝利投手(木更津総合)。

宮内投手は身長193センチという強烈な個性を持ち、投げる姿を見るだけでワクワクさせてくれます。

今大会は1回0/3しか投げず、本塁打を浴びるなどほろ苦いマウンドとなりましたが、最速は147キロを計測。大型右腕の素質をみせました。

川端投手はチームが初戦で敗れたこともあり、わずか1イニングだけの登板。しかし、最速148キロと強烈な個性を残しました。

変化球を見極められている点は気になりましたが、それ以上に直球の威力が抜群。世代トップクラスの投手になる可能性を秘めています。

変化球が活きてくるようになれば、ドラフト戦線を盛り上がる投手となりそうです。

大豊作の年に!?

他にも、オリックス・吉田輝星投手の弟で今大会最速146キロをマークした吉田大輝投手(金足農)、優勝に貢献した京都国際の左腕・西村一毅投手、大阪桐蔭の森陽樹投手と中野大虎投手など、楽しみな2年生投手がたくさんいました。

これからどのような成長を遂げ、甲子園に帰ってくるのか。

野球ファンをワクワクさせ、スカウトも嬉しい悩みを抱えることになりそうな、大豊作の年がやって来るかもしれません。

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