・ドジャースが球団史上初のワールドシリーズ2連覇を達成
・山本由伸が中0日の緊急登板で2回2/3を無失点の神リリーフ
・延長11回、スミスのソロ本塁打で激闘に決着
・大谷翔平は3ラン被弾で途中降板も打撃で貢献
・山本がシリーズ3勝で日本人初の投手MV
延長11回の死闘制し悲願の連覇達成
MLBワールドシリーズ第7戦が11月1日(日本時間2日)、カナダ・トロントのロジャース・センターで行われ、ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズを5対4で下し、球団史上初のワールドシリーズ連覇を達成した。試合は延長11回にまで及ぶ歴史的な激闘となり、世界中のファンの心を揺さぶった。
中0日登板の山本由伸が勝利の立役者に
この試合の最大のドラマは、山本由伸の登板だった。前日に第6戦を先発して96球を投じた山本は、この第7戦で9回1死一、二塁のサヨナラのピンチでマウンドへ。死球で満塁としながらも、バックの好守にも助けられて無失点で切り抜けた。
10回は三者凡退、11回は一死一、三塁の大ピンチをスプリットで併殺打に仕留めて試合終了。2回2/3を投げて1安打無失点と圧巻のピッチングを披露した。山本は今シリーズ3勝目を挙げ、日本人投手として初のワールドシリーズMVPに輝いた。
9回の同点劇と11回の決勝弾
ドジャースは3点ビハインドでスタートしたが、犠牲フライやソロ本塁打で着実に追い上げ、9回1死から36歳のロハスが劇的な同点ソロ本塁打を放ち試合を振り出しに戻す。
その裏、サヨナラのピンチを山本が防ぎ、延長11回にはスミスがレフトスタンドに決勝の一発を放つ。この試合で初めてドジャースがリードを奪うと、最後は山本がブルージェイズ打線を封じて試合を締めくくった。
大谷翔平は苦しいマウンドも打撃で貢献
中3日で登板した大谷翔平は、3回途中にビシェットに3ランを浴びるなど3失点でマウンドを降りた。打者としては2安打1四球と気を吐いたが、マウンド上では悔しい結果に。しかしその後を託されたチームメイトたちが逆転劇を演出し、連覇を実現させた。
世界が称賛、SNSで溢れた“ヤマモト”コール
試合後、SNSでは「神様仏様山本様」「この連覇は山本なしにはなかった」とファンの声が相次ぎ、MLB公式や地元メディアも山本のパフォーマンスを「歴史的」「野球史に残る」と絶賛。山本は「気づいたらマウンドにいた。野球少年に戻ったような気持ちでした」と語り、感極まって涙を流す場面もあった。
チームメイトのフリーマンやベッツ、大谷らも山本の登板志願やその精神力に驚嘆。監督のロバーツも「GOAT(史上最高)」と最大級の賛辞を贈った。
まとめ
ドジャースが延長戦の末に激闘を制し、25年ぶりのMLB連覇という歴史的偉業を達成した。山本由伸が日本人初の投手MVPという快挙を成し遂げ、ワールドシリーズは“ヤマモトの伝説”として語り継がれるだろう。大谷翔平、ロハス、スミス、そしてチーム全員の執念が結実した奇跡の夜だった。
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