記事のポイント
・高知中央が3対2で明徳義塾を破り、2年ぶり2度目の甲子園出場
・先発・堅田徠可投手(2年)が最速151キロで明徳打線を完投で封じる
・神村風汰の8回の決勝打が勝利を呼び込む
・明徳義塾は守備の乱れで流れを失い、終盤に逆転負け
2年ぶり2度目の快挙
激戦の高知大会決勝を制す
第107回全国高校野球選手権高知大会の決勝が7月26日、県立春野球場で行われ、高知中央高校が明徳義塾高校を3対2で破り、2年ぶり2回目の夏の甲子園出場を決めた。決勝は昨夏王者・明徳義塾と、一昨年覇者の高知中央による因縁の一戦。先制と追加点を許した高知中央だったが、粘り強い攻撃と堅実な守備で試合をひっくり返し、歓喜の瞬間を迎えた。
堅田が急きょの先発で快投
高知中央の先発を任されたのは、本来のエース松浦の負傷により急きょマウンドに立った2年生・堅田徠可投手。立ち上がりこそ明徳に連打を浴びたが、最速151キロのストレートを武器に徐々にリズムを取り戻し、明徳打線を9回2失点に抑える力投を見せた。堂々の完投で、勝利の立役者となった。
明徳義塾の壁を打ち破る
明徳は5失策と守備に課題
初回に4番・野本謙心のタイムリーで先制し、3回にも追加点を挙げた明徳義塾だったが、中盤以降は守備の乱れが響いた。特に5回には押し出し死球で同点に追いつかれ、8回には2死から勝ち越しを許すなど、粘り切れなかった。9回もチャンスは作ったが、あと一本が出なかった。
勝利を決めた神村の一打
同点で迎えた8回、高知中央は2死からヒットと四球で一・二塁とし、2番・神村風汰がセンター前に決勝打を放った。この一打で3対2と逆転に成功し、試合の流れを完全に引き寄せた。チームを代表する粘り強さが、最終盤で勝負を分けた。
まとめ
高知中央が、甲子園最多出場記録を持つ名門・明徳義塾を接戦の末に破り、2年ぶり2度目の甲子園出場を勝ち取った。堅田徠可の力投と、終盤の神村風汰の勝負強さが光った一戦だった。キャプテン・高山大和が語った「最後まで諦めない姿勢」を胸に、甲子園の大舞台でもその戦いぶりに注目が集まる。
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