【高校野球・埼玉】優勝候補筆頭・浦和学院、まさかの3回戦敗退

記事のポイント

・第107回埼玉大会3回戦で浦和学院が滑川総合に1-4で敗戦
・プロ注目選手を擁する優勝候補が11年ぶりに3回戦で姿を消す
・滑川総合は5回に一挙4点を奪いジャイアントキリングを達成

目次

“本命”浦和学院がまさかの敗退

第107回全国高校野球選手権埼玉大会3回戦、注目のカードとなった浦和学院対滑川総合の一戦は、波乱の展開となった。今大会優勝候補筆頭と目されていた浦和学院が、県立の滑川総合に1-4で敗れ、3回戦で姿を消す結果となった。

今春の埼玉大会で優勝、関東大会でもベスト8に進出し、センバツ優勝校・横浜相手にも互角の戦いを見せた浦和学院。タレント揃いの“アーロン・ジャッジ”こと4番・藤井健翔や、3番・垣内凌らを擁し、頂点への期待は高まっていた。

滑川総合が5回に一挙4得点

試合は投手戦で始まり、4回までは両校無得点の膠着状態が続いた。流れが大きく動いたのは5回表。滑川総合は9番・細野啓仁の中越え三塁打を皮切りに、1番・篠崎陽輝の内野安打などで一挙4点を奪うビッグイニングを演出した。

浦和学院はその裏に1点を返し、なおも得点圏に走者を置いたものの、あと一本が出なかった。左投手攻略が課題だった浦和学院は、滑川総合先発・石井健大郎の緩急ある投球に翻弄され、11安打を放ちながらも1得点に終わった。

森監督と選手たちに涙

敗戦後、浦和学院・森大監督は「先制点が痛かった。打撃練習は積んできたが、左投手の攻略ができなかった。この学年の課題として残った」と語り、悔しさをにじませた。

また、主将の西田瞬は「悔しいというより、申し訳ない気持ち。夏が終わったんだなと実感した」と涙ながらにコメント。森監督と抱き合って涙を流す姿は、スタンドの保護者や応援団の心を打った。

滑川総合、25年ぶりの“恩返し勝利”

滑川総合にとっては、浦和学院との夏の公式戦では3度目の対戦にして初勝利。1998年夏の甲子園出場時に指揮を執っていた滝島達也監督が、再び金星を演出した。98年当時と同様、捕手がリリーフとして登板し、勝利に貢献するという“再現ドラマ”のような展開となった。

滑川総合は19日の4回戦で、センバツ4強の浦和実と激突する。旋風を巻き起こす存在となるのか、注目が集まる。

まとめ

浦和学院のまさかの3回戦敗退は、今大会最大級の波乱として全国に衝撃を与えた。滑川総合の快進撃とともに、高校野球の一戦一戦の重みを改めて感じさせられる試合となった。次なるステージに進む滑川総合の戦いに注目したい。

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