【水泳・競泳】界の聖地 「東京辰巳国際水泳場」のすべてをKN Swim Lab・西川が語る!!

はじめまして。

水泳のパーソナルコーチとして都内を中心に全国で個人レッスンを行っているKN Swim Labの西川公介と申します。

この度はウルトラスポーツ水泳担当のライターとしてお誘いいただきありがとうございます。

少しだけ自己紹介をさせてください。

私は体育系の専門学校である東京健康科学専門学校を卒業後、大手のフィットネスクラブで成人向けの水泳指導を10年。その後独立し、ジュニアの選手を中心にパーソナルレッスンという形で水泳の指導をやらせていただいています。

もちろん、幼児のお子様から成人初心者、マスターズスイマーの方も長年見させていただいており、水泳指導歴は26年になりました。

ウルトラスポーツのブログではこれから水泳を始めたい、お子様が水泳をしている、選手として頑張っている、マスターズで頑張っている、そんなスイマーやご父兄のために記事を投稿できればと思っていましたが、現在あまり水泳に興味のない方にもぜひ水泳に興味を持っていただきたいと思い、そういう方向けにも記事を書けたらと思っております。

自身でもブログを2つほど運営しており(水泳パーソナルレッスン・肉体改造)、そちらで好評だったものなどをわかりやすくリメイクしていくことも考えておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、それでは初投稿行ってみます!

今回は水泳にあまり興味のないみなさんに少しでも興味を持っていただこうと思い、水泳の聖地をご紹介してみたいと思います。

目次

01.水泳の聖地はここだ!

ズバリ、東京辰巳国際水泳場

野球でいえば、甲子園球場。ラグビーでいえば花園ラグビー場ってところですかね。

辰巳国際水泳場は東京都は江東区辰巳にあります。

最寄駅は有楽町線の辰巳駅。ここからは徒歩で約10分ほどなのですが、駅構内にもプールへ行くまでもお店がほぼありません。途中ポートストアが1つだけあり、大会開催時はけっこう混んでます。

また、有楽町線・京葉線・りんかい線が乗り入れている新木場からも徒歩圏内。

新木場駅は構内に飲食店も多く、練習前後や試合観戦時なんかはこっちの方がいいかもしれません。徒歩15分ぐらいですね。

02.プール場内

プール場内には3つのプールがあります。

1つ目はメインプール

水底の床は可動床で目的によって深さが変わっていますね。

普段は水深2mになていることが多いようです。

距離は縦50m横25mの長水路。

*一般的な25mは短水路っていいます

水泳は長水路、短水路、それぞれで国際大会があるのでどちらの大会もこの辰巳国際水泳場で開催可能ってわけです。

こちらが実際の画像です。

そうそう、第5レーンは日本人選手が2名、世界記録を出したレーンとして有名なのですが、スタート台の下には北島康介さん、渡辺一平さんの名前が刻まれたプレートもあります。

一般開放時はこの第5レーンでも泳げます!

2つ目はダイビングプール

こちらは飛び込み競技を行うプールですね。

水深は5m縦横25mの正方形プールです。

飛び込み競技の他にアーティスティックスイミング(シンクロ)競技の大会も開催されています。

また、一般開放時はスキューバダイビングの方が多くいらっしゃいますね。

3つ目はサブプール

サブプールは地下にありますが、こちらも縦は50mの長水路です。

横は15mで公式大会は開催できませんが、大会時にはアップ用のプールとして利用されることが多いですね。

一般開放時は学校単位やチーム単位で借りて練習している方や個人での利用も可能です。

この他にジャグジーもあり、体が冷えたり、練習した帰りなどにはありがたいですね。

03.一般開放

水泳をやられていない方ですと、あまり知らないかもしれませんが、辰巳国際水泳場は一般開放もしています。

実際、私も選手と一緒に行ったり、マスターズチームでコースをお借りして練習しています。

入場料は一般成人600円/1日 中学生以下260円/1日

2時間制のプールが多い中で1日っていうのは珍しいのですが、それだけ本気で練習しにくる人が多いんです。

土日祝日は大会が開催されていることが多く一般利用できる日は限られてしまうのですが、平日はけっこう利用できる日も多いですよ。

また、バリバリ練習するスイマーだけでなく、地元の高齢の方など多くいらしてますので決して敷居が高いわけではありません。

04.聖地のこれから

たくさんの記録、たくさんの国際大会、そしてジュニアの選手の思い出が詰まった東京辰巳国際水泳場。

東京オリンピック時に立たれたアクアティクスセンターに聖地としての場所を譲ることになるようです。

東京都の発表では令和5年3月31日に閉館。

私も週に3~4回行っていますが、まだまだとても綺麗でぜんぜん使えるのになと。そしてやはりあの外観、雰囲気、教え子たちが大活躍した思い出。こういう観点から水泳場として残してもらいたいって気持ちがいっぱいです。

それでもすぐ近くに立派なアクアティクスセンターができましたからね。

また、気持ちを切り替えてそちらでお世話になろうと考えています。

05.まとめ

というわけで、みなさん!

聖地東京辰巳国際水泳場は来年3月で閉館です。

水泳初心者でも敷居が高いプールではありません。

さらに運がよければ有名選手もたくさん練習しています。

練習終わりなどは本当に気さくに話してくださる選手ばかりです。

最後に一度行ってみてはいかがですか!?

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この記事を書いた人

西川 公介のアバター 西川 公介 スイムパーソナルコーチ

・大手フィットネスクラブを退職後、独立。水泳指導歴26年
・ジュニアトップスイマーのフォーム形成に従事し、2015年から2022年までジュニアオリンピック金メダリストのパーソナルレッスンを担当
・ジュニアのトップスイマーを中心に、幼児、学童、一般成人まで幅広くレッスンを実施
・主な指導実績:ジュニアオリンピック優勝者、ジュニアパンパシ日本代表、日本選手権・ジャパンオープン決勝進出者、インターハイ、国体入賞者のフォーム形成に従事

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